これは恋じゃなくて愛。

 君が、誰かに傍に居て欲しいと思った時に一番に浮かんでくれたらいい。
 時間なんて考えないで、呼び出して。
 誰かに居てほしかったと言われるだけでいい。
 これ以上の距離は望まないから。
 ただそういう存在でありたいと、我が儘をいってもいいですか。

* * * * *

高校時代に知り合った須田夏撫は、相川紘美の友人だ。
彼は紘美に自身の気持ちを告白した。
けれど世間一般のように付き合いたい訳ではないという。

どういう訳なのか全くわからないまま、紘美はずるずると都合の良い友人として過ごしてきたが……?

6話でひとまず完結です。
(カクヨム、ノベマ!にもあります)
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