悠久の機甲歩兵

竹氏

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激動の今を生きる

第320話 答え合わせは地下ラヂヲから

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 何度同じ個体を切り刻み、どれほどの白い体液が流れ、どれだけの弾丸を消耗しただろう。
 考える分の酸素すら惜しい。荒い呼吸に胸と喉が焼け、全身の熱を持った筋肉が、痛みという形の悲鳴を上げていた。
 だが、まだこの程度と唾を飲下す。動きを止めれば近付く死神の影に、レーザーの刃を突き立てて斬り払いながら。
 追い込まれていく感覚。だが、1分でも1秒でも遅らせてやると抗って、どれくらいの時間が流れたか。
 僕に数える術はない。ただただ、誰も傷を負っていないことだけを支えとして走る。
 そんな最中、世界の変化は唐突に訪れた。

「ひゃぁ!? なに、なになになに!?」

 ズシンと下から突き上げるような強い振動に、ポラリスが驚いてしゃがみこむ。
 天井の照明が消え、一瞬のうちに視界は非常灯に照らされた赤黒い空間へと生まれ変わった。
 幼い少女が混乱するのは当然。保護者たる面々も、自然と各々の距離を詰めて密集陣形をとった。

「ポーちゃん! は、離れちゃダメッスよ!」

「落ち着きなさい。単に光が赤色になっただけよ……多分」

 太い尻尾を体に巻き込んだアポロニアは、片手で自動小銃を構えつつポラリスを抱き寄せる。そんな2人をマオリィネは庇うように前へ出たが、頬には一筋の冷や汗が流れており、琥珀色の瞳はキョロキョロと忙しなく動いていた。
 当然、大きな音を苦手とすらファティマも例外ではない。長い尻尾は倍以上の太さに膨らみ、耳の短い毛まで立ち上がらせながら、ムッと眉を寄せていた。

「びっくりさせられた上に、見えにくくなるとか十分最悪だと思います――けど?」

 しっかり毒を吐ききる前に、彼女は大きく首を傾げたらしい。合わせて橙色の三つ編みがフワリと揺れ、僅かな光を反射する金の瞳が、パチパチと何度も瞬かれた。

『エクシアンが――』

「止まった、ッスか?」

 視線の先を追いかけたアランとアポロニアが、示し合わせたかのような呟きを零す。
 武器は下ろさない。視線も敵から外さない。だが、それでも視界を染める赤が、非常灯の類から発されているのはわかった。

『……賭けは、僕らの勝ちかな』

 照明が落ちた瞬間、確信していたと言うべきだろうか。
 フッと口の端から笑みが零れ、それを見計らったように天井のスピーカーから、場の空気に似合わないやかましい声が流れ出た。

『よーぉかわい子ちゃんたちぃ、聞こえてるかぁい? 大人気パーソナリティのスペシャルな骸骨様が、非常放送設備を使って生放送でお届けするぜぇ!』

 似合わない、という表現では、少々手ぬるかったかもしれない。あの骨は一体何をしているのだろう。
 一瞬で掻き乱された思考と感情は、腹の中で化学反応を引き起こす。その結果、口元まで込み上げてきたのは、説明のつかない笑いだった。

『ハ、ハハハッ! 演技派は敵だけだと思ってたんだが――随分待たせてくれたじゃないか、なぁラフィンスカル君?』

『いや悪ぃ悪ぃ。どっかの馬鹿野郎が、動力制御室のセキュリティを弄り回してやがったみたいでよぉ。突破に難儀したぜ』

 敵に傍受される可能性から、封鎖していた無線を再起動して語りかければ、スピーカー側からカタカタと顎の鳴る音がノイズのように走る。
 別働隊に託した任務は2つ。施設についての情報収集と、施設にエネルギーを供給しているであろう非常用発電施設の確保である。
 骸骨の堂々たる声を聞く限り、当初の目標は達成されたのだろう。それに自分たちが勝手に期待し、命まで預けていたなどとは、夢にも思っていないだろうが。
 自然と少し力が抜けて、翡翠の装甲ごと肩が下がる。
 一方、同じスピーカーから吐き出されるもう1つの声は、鋭く冷静でありながら、何故か感情の揺れ動きを孕んでいるように感じられた。

『質問に答えたまえ。君は何者だ。どうやって動力制御室に――』

『あぁ、アンタが天才だってことなら俺が認めてやるよ。閉鎖された環境遮断型防護隔壁に、わざわざパスワードまでオリジナルで設定するなんざ、この時代の人間としちゃ大したもんだ。これがシェルターゲートなら、俺でも諦めてたとこだぜ』

 環境遮断型防護隔壁は本来、化学事故や災害が発生した際、外への被害の拡大を防ぐために設置されるもので、人の出入りを制限するという目的には全くそぐわない。だが、現代人にとって開けられない扉であることに変わりなく、そこにセキュリティまで乗せていたことに対し、骸骨はよくもここまで、とわざとらしいため息をついてみせた。

『よく聞けよ拗れケモナー野郎。こいつぁ防犯に対する教訓だぜ? 防災設備ってのには大概、電力喪失を想定した手動動作機構が備えられてる上、動作警報も現場操作盤で試験用に切断できる奴も多い。モーター動作にだけセキュリティをかけたところで、結果はご覧の通りってことさ。ここの発電設備は、窓の向こうで絶賛爆発炎上中。不活性ガス消火設備の作動でそのうち鎮火するだろうが、どう足掻いたところで電力は戻らねぇよ』

 骸骨の言葉に加え、そのバックミュージックとして聞こえる爆発音が与えるものは、果たして恐怖か感動か。
 ルイスは暫しの沈黙を挟んだ後、微かに震える声をマイクに通した。

『何たる、何たる奇跡か。マキナを操る者が2人居たという報告は、以前モーガルより受けておりましたが、どちらかは我らと同じ学びを持った者とばかり』

『操縦が下手で悪かったなクソが。こちとら生粋の機械屋で、パイロットじゃねぇんだよ。それともなにか? お前は800年前の人間が、うちのスケコマシみてぇなバーサーカーばっかりだとでも思ってんのかよ?』

 呼吸をするかの如き悪口のオンパレードに、誰が色魔の狂戦士か、と口から出かかった言葉をグッと飲み込む。少なくとも、前者に関して自分の行動は説得力がない気がしたことも含めて。
 自分が口を開かなければ、誰もスピーカー越しの会話には入れない。それも自らの視野の狭さを指摘されてか、ルイスがむうと唸って言葉に詰まれば、ダマルはここぞ好機とばかりに勢いを増して畳みかけた。

『あぁ、言い忘れるとこだったぜ。お前な、サーバー上に研究データを置くなら、アクセス制限くらいかけとけよ。スタンドアロンの端末以外なら、どっからでも自由に閲覧できちまうぞ』

『おぉ、まさか……!? この短時間で、私の研究資料にまで辿り着いたとまで仰られるのか?』

 ルイスが驚きの声を上げるのは当然。僕にとっても予想だにしなかった戦果報告であり、その内容はブツという音を境に切り替わった涼し気な声が語ってくれた。

『現代語で書かれたエクシアンの研究資料なら、ざっと目を通させてもらった。全てを理解できた訳じゃないけれど、エクシアンはキメラリアがミクスチャに変異していく過程の存在であるということと、神代の機械によって無理にその不安定な状態を維持させていることがわかれば十分』

『空間エーテル濃度を常時一定に保つことができれば、エクシアンの変異は進行しない上、取り込んだエーテルを物質化して、肉体を再生できる。見事な研究成果じゃねぇか。実際、この施設内における空間エーテル濃度は、液化エーテル燃料を換気装置使って散布するなんていう、頭の悪ぃ力技で一定に保たれてたしな』

 ダマルとシューニャの連携に、僕は小さく息をのむ。
 アランと共同で描き出してもらった地図による誘導と、現代知識によるダマルの補佐。その両面において、彼女は想像以上の働きをしてくれたらしい。
 スピーカー越しだと一層感情のわかりにくい声ではあったものの、それでも平坦な音の裏に、シューニャの確かな自信が感じられた。

『でも、力技は失われた。今から始まるのが、その証明』

 バキリ、と何かが折れるような音が部屋に響き渡る。
 関節や骨の形を無視して曲がった白い身体。泡を吹きだす口と、ただギョロギョロと動いているだけの目。銃口の向いた先に見えたそれは、アルキエルモで煙の中に見えた光景と似通っていた。
 貫かれたヴァミリオン・ガンマの姿が、一瞬脳裏を過る。

『後退! 敵から距離をとれ!』

 何が飛んできても迎撃できるよう意識を張り詰めつつ後ずされば、その背後に生身の皆が転がり込み、ノルフェンが脇を固めるように回り込む。
 変異が始まったのは、その直後だった。
 まるで蛹を割って羽化する昆虫のように表皮を破り、あるいは口から溢れた腫瘍のような肉が肉体を包み込み、エクシアンは白い液体をまき散らしながら人の形を失っていく。
 それは攻撃によって潰され、また修復して襲いかかってくる姿を見ていた自分たちでさえ、目耳を覆い口を押えたくなるような光景だった。

「うぇっ……きもちわるいぃ」

『なぁにビビるこたぁねぇよ。空間エーテル濃度が自然の揺らぎを取り戻したせいで、エクシアンのままじゃ居られなくなっちまったってだけさ。わかるだろ?』

 ポラリスの苦情に、骸骨はカタカタと下顎骨を鳴らすのみ。
 何も間違ってはいない。だからこそ、ダマルの説明にマオリィネも頷いて見せるのだが、その表情はやはり引き攣っていた。

「た、倒せるようになるというなら、どんな形であれ喜ぶべきなのでしょうけど……それにしたって、これは」

「ちょっと見てらんないッス。うぷ……」

「……ボク、我慢できそうにありません」

 アポロニアは空いた手で口を押えながら顔を背け、ファティマはフーと大きく息を吐いて天井を見上げる。
 噴水のようになるのでは、そんな不安が一瞬過ぎった。
 しかし、彼女の我慢できないという言葉は、どうにも僕の思っていた間欠泉的な状態を指してはいなかったらしい。
 大きな刃が1振り床を撫で、火花を散らして溝を刻む。

「今すぐキレイにしちゃいましょう! 今、すぐっ!」

 僕が呆気に取られた一瞬で、ファティマは姿勢を低く、真正面のクシュモドキだった肉塊目掛け、弾丸のように飛び出していた。
 遅れること1拍。彼女の背は、伸びた手の先端からはるか遠く、もはや止まらない。

『あっ、こら1人で! 総員、ファティを援護! 他の連中を近づかせるな!』

「んぇっ!? い、いきなりそんなこと言われても――」

『了解、左の奴は任される』

 キョロキョロしているアポロニアの声をかき消して、突撃銃が咆哮を放つ。それを合図に、アランは手足だけを繋ぎ合わせたような姿となった元ファアルモドキ目掛け、プラズマトーチを輝かせながら突進した。

「なら私たちは右ね。ポラリス、足止めよろしく」

「あしがどれかわかんないけどりょーかい!」

 マオリィネの投擲した氷剣は、目玉の集合体を頭とする蛇のようになった元シシモドキの体へと吸い込まれ、鱗の隙間へまっすぐ突き刺さる。
 たちまち、ポラリスの纏う白い冷気が床を駆け、氷剣だったものは床面と一体化した氷柱と化し、更にマオリィネの手にはまた新たな剣が生み出されていた。

『アポロ!』

「ぬぇぇい! 爆発に巻き込まれても知らないッスよぉ!」

「あはっ! 心配しなくても大丈夫ですって! ちゃーんと、合わせてあげますから!」

 残されたアポロニアの躊躇いは、人型相手でなくなったことから、より不規則に動き回るファティマにあったのだろう。
 僕が蠢く肉塊と貸した元クシュモドキに斬りかかれば、半ば破れかぶれの叫びとともに対戦車誘導弾発射器の照準装置を覗き込む。一方、当のファティマは、しなやかな身体を捻らせて宙を舞いながら、楽しそうに笑ってみせた。

 ――不死身でないなら、徹甲弾や収束レーザーが貫ける相手なら、そんなもの。

 どこが頭で、どこが腕足か。見た目に分からなくとも、体の一部なら関係ない。
 伸びてくる腫瘍を収束波《レーザーフラ》光長剣《ンベルジュ》で切り伏せ、その傷口目掛けて高速徹甲弾を叩き込めば、元クシュモドキはブチブチと声を立てながら崩れていく。
 切り離され潰された部分が、元通りになることは最早無い。幾らか腑分けを続ける内、元クシュモドキは次第に動かなくなり、残された肉塊の中心にレーザーの刃を突き立てれば、全体を大きく痙攣させてから、ベシャリと床に広がって動きを止めた。
 動体反応の消失は、ほぼ同時だったと思う。僕が収束波光長剣を引き抜いて振り返れば、ファティマはミカヅキを血振りし、アポロニアは対戦車誘導弾発射器を背中へ担ぎ、マオリィネとポラリスは氷の剣が消えるのを見届け、アランは突撃銃のマガジンを入れ替えてこちらを見返してきた。

『エクシアンは全滅……これで』

 ノルフェンからの確認するような呟きに、誰もがゆっくりと、先に口を開けている通路へ視線を向ける。
 エーテル機関の甲高い音が響く。通路へのスキャンが走る。全てのセンサーに反応は認められない。
 1歩。青い走行に覆われた足で、僕は体液や肉で汚れた床を踏みしめた。

『行こう。幕引きの時間だ』
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