悠久の機甲歩兵

竹氏

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ユライア王国と記憶の欠片

第78話 天海恭一攻略作戦会議

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 宵の口を過ぎた頃、王都中の酒場は最も賑わう時間である。
 にもかかわらず、宿兼酒場の夜鳴鳥亭は全ての客を帰らせ、ふわりと静かに明かりを落とした。
 これはハイスラーが子煩悩かつ愛妻家であることが主な原因だが、このところ王都にコレクタが少なく、客入りが落ち込んでいることもまた理由の1つである。何せ今日の宿泊客は、玉匣一行5名のみだったのだから。
 ハイスラーとてこのままではよくないとは思うのだが、さりとていい解決策は浮かばない。しかも彼は楽天家であり、愛する妻と娘の寝顔を眺めれば、そんな悩みなどすぐにどうでもよくなってしまうのだ。
 そんな些細な幸せを思いながら、宿の支配人がクローズ作業を終えて腰を伸ばしていれば、突如頭上からドタドタと足音が響き渡った。

「おぉ、今日も凄いなぁ……そうは見えなかったが、アマミさんは結構激しいタイプなのかな?」

 ハイスラーは黒髪の青年を身持ちが固そうだと思っていたが、どうにもそうではないらしいと首を捻る。
 しかしシューニャの接する態度を思い出して、あの初心な少女を惚れさせるような相手なのだから、ただ品行方正というだけであるはずもないかと1人勝手に納得した。
 宿屋とは食事と眠るだけの場所にあらず。そこで自ら進んで2部屋貸してくれと言い出すということは、つまりそういうことなのだろう。
 若いっていいなぁと笑いながら、ハイスラーは自分の想像に自信を持って扉の向こうへ消えていく。
 それが誤解だとは気づかないままで。


 ■


 蝋燭が揺らめいている。
 鎧戸まできっちり閉じられた部屋の中、小さな明かりに浮かび上がる影が3つ。
 そのうちの1つは、空間の不気味さを打ち払うように勢いよく手を挙げると、小さく抑えた声で宣言する。

「これより、を開催します!」

 呆れたようにため息をつくシューニャと、ぱちぱちと小さな拍手を響かせるファティマ。その隣には何故か天井から髑髏しゃれこうべがぶら下げられている。つまりは俺だ。

「今から寝入ろうというときに起こされて、この茶番は何?」

「ボクは面白いと思いますけど」

 迷惑千万を訴えるシューニャは眠そうに目を擦るが、ファティマは何が始まるのかと楽しそうだ。主催がアポロニアだということも別に気にならないらしい。

「今回は特別顧問アドバイザーとしてダマルさんにも参加してもらってるッス」

 役者の紹介と言わんばかりに犬娘がビシッとぶら下がった俺を指さす。
 先ほどシューニャが文句を呟いていたが、それを言いたいのは俺の方だ。部屋で今日買ってきた鎧一式の調整とカスタムに精を出していたら、突如背後から頭蓋骨だけを拉致され、麻縄でぶら下げられるという監禁状態にあるのだから。最早返事をしてやろうという気力も起きない。
 だがそんな俺の呆れかえった様子は、アポロニアどころかシューニャもファティマも気にしていないらしい。お前ら全員呪われろ。

「それで犬、何をするんですか?」

「名前の通りッス!」

 キョトンとした表情を浮かべるファティマに対してアポロニアはグッと拳を握りしめる。その様まるで何かを悔しがるが如し、なんなら瞑った目端に涙を溜めて以前は英雄譚を語ったであろう役者っぷりを発揮した。

「今日のご主人の発言ではっきりしたッスよ……自分たちは、女だと見られて無いッス!」

 押し殺された叫びが部屋に轟けば、ファティマの尾が一気に膨らみシューニャもカッと目を見開いた。互いにそんな馬鹿なと言った表情だ。俺としては今更気づいたのかと思うのだが、生娘共には衝撃だったらしい。
 現代の結婚適齢期に関してはよく知らないが、シューニャやファティマはともかくアポロニアは20歳なんだからそろそろだろう。

「ご主人は昼間に、家族というのは言葉の綾だと言ったッス……これはつまり、自分たちのことを実の娘みたいに温かく見守ってる感じッスよ!」

 実に的確な指摘である。何度も言うが、今更過ぎる話ではあったが。
 おかげで自分の口から危うく、そんなで大丈夫なのか、と言葉が零れそうになって慌てて飲み込んだ。こんな状況でいらぬことを口走れば、どんな目に遭うかわかったものではない。
 しかし自分が何も言わなければ、アポロニアは一層勢いづいて感情を吐露した。

「自分は見てくれはちっこいッスけど、胸だけは結構自信があったのにぃ――あまつさえ! それにすら無反応とは! 本気で男色家疑惑すら浮上するッス!!」

 改めて拳を握り直して力説する犬娘。途中からは愚痴か悪口だったが、その衝撃は大きかったのか聞き入る2人も自分の胸へと視線を落としている。特に普段からポンチョのせいでボディラインが外からほとんど見えないシューニャに至っては、今薄着で露わとなっている平野な胸をポンポンと叩いてため息をつく有様だ。
 だが彼女の言い分は俺にもよく分かる。とにかく相棒には色気づいた感じが一切ない。せっかく最強の英雄様と祭り上げられているのだから、女にうつつを抜かすぐらいすればいいものを、色恋にはまったくの無反応なのだ。宗教的理由でもあるのか、あるいはとんでもない禁欲主義者でもない限り、男色疑惑を拭えないレベルである。

「じゃあ、ボクを撫でてくれてたのももしかして……」

「そうそれッス!」

 オノマトペが見えそうな勢いで、ビシッとファティマを指をさすアポロニア。

「結構無遠慮にご主人は頭撫でてくれるッスよね? 自分もこないだ初めて撫でてもらってちょっとふわふわした気持ちになったッスけど――」

 うねうねと腰を振る犬。いきなり惚気かとため息をつきそうになったがそれも束の間、ぎゅっと身体を立て直すと目を見開いた。

「あれは完全に子供をいい子いい子してる感じッス!」

 だろうなぁと思ったのは俺だけだったらしい。特にファティマは落雷が直撃したかの如く、今まで見たことの無いような驚愕の表情で硬直した。
 恭一は最初、2人を教師と見ている節が強かったように思う。それは俺も同じだったので間違いないだろうが、コレクタユニオンで無謀な祭りに飛び込んでから明らかに見方が変わっていった。途中まではただの保護対象、現在に至っては完全に父親と化している。

「おにーさんが、おとーさんに……それはちょっと嫌ですね。考えたら気持ち悪くなってきました」

 太くなったままの尻尾を激しく振り回し、挙句身体をわなわなと震わせる猫娘。
 彼女は相変わらず凄まじい切れ味の毒を吐く。俺が恭一の立場だったらショックで枕を濡らすことだろう。
 しかし普段なら周囲が微妙な顔をしそうなその発言も、今日この場所では肯定的に受け入れられていた。

「そうでしょ!? この際だからハッキリ言うッスけど、自分は女として見て欲しいッス! 欲しいのは保護者じゃなくて伴侶ッスよ!」

 半泣きになりながら声を殺して叫ぶアポロニア。その爆発にも似た心情の吐露に、2人はうっと言葉に詰まっていた。
 俺としては犬娘の惚れ込み方が予想以上だったことに驚きつつ、心中は穏やかでない。それどころかわかりやすい殺意の炎を燃やしている。

 ――なぁんで俺が、あいつの甘ったるいハーレム現象を見せられにゃならんのだ。 

 せめて誰か1人くらい自分のこと見てくれてもいいではないか。それが骸骨姿であるために難しいことはわかるが、改めて突き付けられる途轍もないハンデに俺はギリギリと奥歯を鳴らす。
 しかしやはり俺のことは眼中にないのか、アポロニアはいよいよとシューニャに詰め寄った。

「シューニャはどうッスか? ご主人が保護者面でいいッスか!?」

「わ、私には、その……こ、恋というのがよくわからない、から」

 小娘はわかりやすい反応でうろたえる。
 17歳で初恋がまだというのは珍しいと思うが、頭でっかちな彼女であれば不思議でもない。青い果実というにはうってつけの逸材だが、果たしてそれが恭一の女の趣味に合うかと言われれば疑問が残る。

 ――思えば、そもそもアイツの女の趣味がわからんわ。

 だが相棒の好き嫌いは別として、少なくともシューニャは十分恋する乙女で間違いない。アポロニアに少し詰め寄られただけで、いつもの毅然とした態度からは信じられないように視線を泳がせ、その上頬までリンゴのように染めているのだから、これを恋と呼ばずになんと呼ぶ。
 しかし犬娘は煮え切らない反応が気に入らなかったのか、挑発するようにふぅんと鼻を鳴らした。

「じゃあ自分が貰ってもいいッスよね? 前と違って、今回は本気ッスよ」

「う……そ、れは」

 真剣な口調と瞳を向けられて、シューニャは明らかに動揺した。
 しかし生娘だからこそ譲れぬ部分があったのだろう。一度ギュッと固く目を瞑ると、炎が宿りそうな強い眼差しでアポロニアを見返した。

「彼に好意を感じていることは嘘じゃない。これが恋だと言うなら――譲るつもりは、ない」

 下顎骨が落ちるかと思った。まるで出来の悪い恋愛映画を見せられているかのようだ。ハードボイルドを自称する俺としては拷問に等しく、手足が接続されていれば体中を掻きむしっていたかもしれないくらいには照れ臭いシーンだ。
 だが、犬娘はそれに対して満足したように笑顔を作る。

「これで公認のライバルッスね。あるいは共闘して重婚に持ち込むってのでもいいッスよ?」

「……ん、負けない」

 何かを吹っ切ったようなシューニャは、無表情だというのにやけに清々しく、それを見たアポロニアも満足げに頷く。
 逆に俺の方は凄まじい憎悪の炎に身を焼き尽くされそうである。許さん、絶対に許さんぞ天海恭一。ティーンの小娘になんという恋をさせるのだ。翡翠の自爆装置を玉匣から操作できるように改造して、いつか敵地のど真ん中で蒸発させてくれる。
 想像の世界で相棒を軽く爆散させ、現実では藁人形の材料と金釘を集めようかと一層歯ぎしりを大きくした。
 しかし自分はやはり居ない者としてカウントされているらしく、アポロニアはこちらを無視してファティマへと向き直る。

「さて、そんじゃ猫はどうするッスか?」

「犬に言われるまでもないですよ。ボクはおにーさんのこと好きですもん、ボクの初恋ですよ?」

 金の瞳を凛と光らせてファティマは堂々と言い放つ。この間の発情事件に関しては詳細を聞いていたが、どうにもその辺りから大きな心境変化があったらしい。
 今までは懐いているという程度だったが、最近ではそこそこ積極的なアタックが見えるのだ。しかもこれで初恋が2人目であり、あのスケコマシはこの世に生まれ出でたことを悔いて謝るべきであろう。できる事なら陽電子砲ビームカノンで灰にしてやりたい。
 だがこのダマル、人のできた骸骨だと自負している以上、男への憎悪より女の幸せを強く願うことなど造作もない。だからこそ、俺はここで声を上げねばならなかった。

「カカッ、これで公認ハーレムが出来上がったわけだ」

 今は玉匣3人娘の恋愛成就に手を貸そうではないか。たとえ乾いた我が身が、相棒に対する底知れぬ憎悪と殺意で満たされようとも。
 そこではじめて全員の視線が、麻縄でぶら下げられたままの俺に集中する。

「やーっぱり聞いてたッスね……でも、ダマルさんを呼んだのは他でもない、ご主人の異性の趣味を教えて欲しいからッス!」

 アポロニアの両手が俺の側頭部を掴む。それもアステリオンがどうとかいう割に結構な怪力で。
 しかし残念なことに俺は相棒の趣味を一切知らず、必死で思い当たる節を探してみても、普段から下世話な会話をすることが少ないせいで何も出てこない。

「わりぃな俺もよくしらな――」

 正直に言い切ろうとして、しかし俺にはできなかった。
 蝋燭の明かりにキラキラ光る瞳。それはそれは無垢なる期待の光で、内容は不純であってもアンデッドたる髑髏には驚くほど眩しかったのだ。
 知らないと言い切るのは簡単だ。だがそれでは自分は言葉を喋らぬ白骨死体と変わらない。特別な骸骨としての矜持を貫くならば、女どもの期待に応えられて然るべきなのだ。

「アー……そ、そうだな……何かと小柄な女を気にかけてるような」

 小柄勢のアポロニアとシューニャの表情が明るくなり、平均的な体格のファティマが沈む。

「あぁ、でも甘えられてるときは結構鼻の下伸びてる気がするぜ!」

 今度は花の咲いたように猫娘の表情が明るくなる。まったくわかりやすいことこの上ない。
 しかし始めてしまえば意外と面白いもので、あーでもないこーでもないと意見を交わせば、徐々に攻勢の陣が出来上がっていく。
 特に白熱したのは服装や装飾だ。恭一の趣味など何一つわからない以上、一般的に男受けする格好にすればどうかと言えば、全員が姿勢を正して俺の意見を傾聴してくれた。

「ダマル、質問がある」

「よーし言ってみろ!」

 鋭く手を挙げるのはシューニャだ。ちゃんと授業を聞く生徒を教師が贔屓したくなる気持ちがわかる。

「このお仕着せメイド服とは、一般的には作業着だと思う。これが本当に情欲をそそる?」

「馬鹿野郎! コスプレじゃねぇメイド服ってのはな、800年前じゃ絶滅危惧種だったんだぞ! 正統派萌え要素だ! 巨乳によし貧乳によし、万能型戦闘衣装と言える! あの堅物もそんな格好で、ご奉仕いたしますぅ、と迫られれば落ちること疑いなしだ!」

「な、なるほど……」

 モエ? と首を傾げこそしたが、力説が効いたのかシューニャは熱心に頷いて見せる。自分の趣味が多分に含まれることはこの際スルーしよう。

「えーっと……ミズギって何ッスか?」

「なんだ知らねぇのか? 海水浴などの際に着る衣装であり、ボディーラインを強調できる素敵アイテムのこ、と、だッ! ビキニやパレオもいいが個人的にはレオタード型がグッとくるな! とにかくアポロニアは身体活かしてセクシー路線で行こうぜ!」

「りょ、了解ッス」

 セクシーと小さく呟きながらアポロニアが僅かに頬を赤らめる。本人は満更でもなさそうだが、知らないまま着せるのは禍根を残しそうなので、後で絵を描いてやろうと思う。
 それにしても初々しい反応は実によい。個人的には満点だ。毎度こういう姿を目にする度、隣室でスヤスヤ眠っている相棒にデスサイスを突きつけたくなる。感謝しやがれスケコマシ。

「ダマルさん、男物ワイシャツって書いてますけど、これはどういう意味ですか?」

「カーッ! わかんねぇかな!? ロマンだよロマン!! 明らかにデカいサイズのワイシャツをダボっと女が着る姿がそそられるんだって! 特にお前みてぇなのがやればあの朴念仁もイチコロよ!」

「ほぉほぉイチコロですか……いいことを聞きました」

 これは完全に俺が見たいと思った内容だ。だが紳士なれば誰しも、猫耳猫尻尾が生えた美少女が男物ワイシャツを着て立っていたら興奮するものであろう。俺はこれに異論を認めない。
 こんな白熱する議論と講義を繰り返し夜は更けていく。結局俺たちが眠ったのは空が白らんできた頃だった。
 しかし全員がその胸中に、作戦決行を望んだことに間違いはない。
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