流浪の魔導師

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4章 ドワーフの兵器編 第2部 刺客乱舞

255. 覚醒

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(何……これ!)

 ロナは不思議な感覚に包まれていた。どうやら自分の考えている事が筒抜けになってしまっている様だ。それは本来ならば恐らく不快で、戸惑うべき状況のはずだ。しかし今はそんな状況にこの上ない安心感を感じている。こうしたい、こうしようと考えそう動くと、その行動にピッタリの展開が訪れるのだ。
 例えば目の前オーク。狙いを定めたその直後、ほんの一瞬ではあるがまるで棒立ちになってその動きを止めた。ほんの一瞬。しかしそれで充分。それだけの時間があれば、あとは剣をじ込める鎧の隙間を探してそこを斬ったり突いたりするだけで良い。なんと簡単な作業だろうか。背後? 気にする必要はない。背後から攻撃される事はない。何故なぜならば……

 パーーーーン!!

 この音だ。乾いた轟音、そして周りが激しく光る。この音と光がある限り背後は無視して構わない。ほぼ一対多というこの状況において自身の背後を気にしなくて良いというのは、剣士にとってはとてつもなく大きなアドバンテージだ。

(何これ……スゴイ!)

 街が襲撃を受けている。大きな被害が出ている。そんな最中さなかに不謹慎な話ではあるが、これがこの時のロナのいつわらざる気持ち。自在に動け、自在に斬れる。ロナはこの戦いに心おどっていた。

(けど私を援護しながら自分も攻撃って……器用だな……)

 と、そう考えたその時、ロナは気付いてしまった。

(これひょっとして……私が援護してるんじゃ……)

 敵の目前で派手に立ち回る。いやが上にも敵の注意を引くだろう。それは後方から魔法を放つ魔導師にとっては、実に都合の良い状況ではないか。

(フハッ……私はおとりかァ!)

 剣を振りながらロナは思わず笑ってしまった。援護してくれと自分から言って飛び出した。しかしどうだ、実は知らずに自らおとり役を買って出ていたのだ。だが不快感はない。相変わらず心地良い。それだけ気持ち良く戦えているという事だ。だったら囮でも何でも構わない。

(フフ、本当スゴい……)

 身近で良く知る魔導師は姉であるミゼッタくらいだった。姉妹であればお互い何を考えているかなどある程度は予想出来る。ゆえにミゼッタとの連携はやりやすい。しかし今はそれ以上、実の姉以上にストレスなく立ち回れる。これだけ相性が良い……いや、自分を上手く使える魔導師がいるとは思わなかった。楽しいはずだ。ロナはそう思い、そう思ったら再び笑ってしまった。だがそろそろ終わりだ。終わらせなければ。あまり時間は掛けられない。彼もそう考えている様だ。仕上げの攻撃を放つ準備をしている。




(スゴイな……)

 俺は大いに感心した。ロナの的確な動きにだ。援護してくれと告げてオークへ向かい走ったロナ。俺は先頭のオークの眼前へと魔弾まだんを放つ。魔弾まだんがオークの顔面へ着弾したのと同時に、くるりと回転しながらロナはオークの右脇腹、鎧の隙間へと剣を一突き。続けざま、俺はその左右のオークに魔弾を放つ。ロナはオークの脇腹から剣を引き抜くと左のオークに狙いを定めその左膝に剣を突き刺す。そして更にその左のオークへ。俺は慌ててロナの向かうオークに目くらましの魔弾を一発。

(左か……)

 どうやらロナは向かって左側のオーク達に狙いを絞った様だ。ならば俺のやる事は単純、ロナが攻撃を仕掛けそうなオークの動きを止める。それは魔弾一発分、ほんの一瞬の時間で良い。たったそれだけで、あとはロナの剣がオークの身体へと真っ直ぐに飛んでゆく。

(本当スゴイな……)

 魔弾が着弾したオークにロナは確実に剣を突き刺す。一体、二体、三体と、それは流れる様によどみなく、オークは次々その場に崩れる。そして気付いた。ロナが左に片寄って立ち回っている理由に。

 パーーーーン!

 雷撃が命中したのはロナの背後に回ろうとするオーク。ロナは自身の背後を全く気にしていない様子で剣を振り続けていた。背後、つまり右側にいるオークはお前に任せたと、そういうロナからのメッセージ。俺は二発、三発と雷撃を放つ。ロナはまたたく間に左のオークを狩った。残すは右に固まる七体程か。そろそろだ。

「ロナ!」

 そう呼び掛けるとロナはすぐに反応し俺の側まで駆け寄って来る。俺が何をするつもりなのか、すでに理解出来ている様だ。

 パーーーーン!

 夜の闇を斬り裂く様に走る複数の青白い光。通りに現れたオークの集団は地にせた。俺の腕をポンと叩き「お見事」と笑うロナ。

「いや、それはそっちでしょ。よくあれだけ正確に立ち回れるもんだよ。本当、お見事」

 俺がそう返すとロナは「ヘヘ……そう?」と照れた様子ではにかんだ。しかしすぐに表情を戻し「これってあの、あちこちで起きてるオークの襲撃ってヤツだよね。コウも何度か遭遇してるって……」と剣を納めながらオークの死体を見る。

「ああ、間違いないね……」

 俺はそう答えながら辺りを見回す。地面に横たわる黒い影。オークが放った魔法、その炎に巻かれた人だ。火はすでに消えている。しかし生きてはいないだろう。燃える建物はバチバチと音を鳴らし、次いでガタンガラガラと何かが崩れる音。建物の内部が焼けて崩壊したのだ。相変わらず風は強く吹いている。その風に乗ってどこからか聞こえてくるのは怒号や悲鳴。そしてドドド……と響いてくる振動。恐らくまたどこか建物が崩れ……いや、崩されたのだろう。きっとオークはまだそこら中にいる。

「行こう、ロナ。宮殿が心配だ」

「……うん」

 宮殿へ向い大通りを走る。ポツッとほおに当たる感触。ポツポツポツとそれは徐々に強くなる。雨が降ってきた。


 ◇◇◇


「申し上げます! 北地区で多数の火災発生! また、建物の崩落も多数あり!」

「ひ、東側被害甚大! 敵の勢いが……止まりません!」

「ご報告致します! 北地区の敵は徐々に南下! このままでは城に……!」

 次々と訪れる伝令兵。その報告のたびに広げられた大きな地図には印が書き込まれる。

「何だ……一体何がどうなっている!」

 地図を睨む様に見ていた将の一人が怒鳴った。デルカルはチラリとその将を見て「陛下の御前ごぜんだ、つつしめ」とたしなめる。ハッと我に返った様子の将は「あ……これは……ご無礼致しました!」とマベットに向け敬礼する。しかしマベットは無言だった。

(とうとうこの北の地に……)

 世間を騒がせているオークの襲撃事件。それがついにこの北方で起きた。しかも自国でだ。マベットはただ静かに地図を見て、そして次々と訪れる伝令兵の報告を聞いていた。

 怒濤どとうごとく軍基地に寄せられる王都の異変を知らせる報告の数々。事の重大性を重く見たデルカルは、国王マベットに軍基地内ではなくレクリア城内に対策本部を置く事を進言した。王都が敵の攻撃を受けるなど前代未聞、この異常事態の対応には過分かぶんに王の判断が必要になると考えたのだ。マベットは即座にその進言を了承し広間の一つを開放、そこにデルカルを始め軍の上級将官や内務、外務両省の役職者、更には王都にきょを構える有力貴族などが集結した。普段は静かなレクリア城内は物々しい空気に包まれ、その物騒な雰囲気に飲まれた使用人達を中心に不安や焦りの色が広がっていた。

「北と東に五十ずつ送れ……いや、北の方が敵の足が速いのだったな……北には七十だ」

 デルカルの指示に「はっ!」と答えた伝令兵が広間を飛び出してゆく。デルカルはジッと地図を眺めた。

(この分では西側と南側もすぐに敵が攻め寄せて来るか……)

 兵をどの様に配置するか。西と南は敵戦力を確認しない事には追加の人員を回せない。城や宮殿の守備にも当然兵が必要だ。が、どう考えても人員が足りない。

(確かオーク相手には兵三人が妥当だったか……)

 北方にオークはいない。ゆえにオークに対しては聞きかじった程度の知識しかなく、ましてやどの様に戦うのが効率的かなど考えた事もなかった。

(クソッ……)

 各地で起きているオーク襲撃事件、話には聞いていた。しかしよもや自国がそのターゲットになるとは……デルカルはギリッと奥歯をむ。この最悪の事態を想定すらしていなかった己の不明を恥じた。

外縁がいえん警備隊とは連絡がつかんか?」

 終始無言だったマベットが口を開いた。「いえ、いまだ……」と答えるデルカル。しかし同時にこう思う。さすがは陛下か、と。デルカルも気になっていたのだ、外縁がいえん警備隊の動向が。彼らは現状を打破しうる存在であると。

 外縁警備隊とは王都マンヴェントの治安維持を請け負う第三大隊、いわゆる衛兵隊より派生的に誕生した組織である。王都へと入る各門と王都周辺の哨戒しょうかい、警備を行う部隊だ。

「外縁部隊は……すでに壊滅したのではないか?」

 ボソリと貴族の一人が呟いた。すると隣の貴族も「そうだ……でなければあの豚共が街中にいる説明がつかん」と同意する。普通に考えればそうだろう。連中は王都を囲う城壁を突破して王都内へ侵入した。つまり外縁警備隊を退けたという事だ。しかしマベットは否定する。

いな。聞いた事がある。オークは飛んでくるのだそうだ、転移の魔法石とやらを使ってな。以前コウが……ジェスタの側近の一人がそう話していた。の者はオーク襲撃事件と遭遇した経験がある」

「では……連中は湧いて出るが如く突如街中に現れたと……?」

 貴族の問い掛けにマベットはうなずいて答える。

「今回の騒動も同じ経緯を辿っているのなら、外縁警備隊は無傷で存在する……そうであろう、デルカル?」

「は。仰る通りにございます」

 まさにデルカルもマベットと同じ事を考えていた。オークは突如現れる、それ故その接近に気付かないのだと。あくまで噂レベルではあるがそう耳にした事があった。しかし経験者が語っているのなら、その信憑性は増すというもの。

「外縁部隊が残っているのなら……挟撃出来る!」
「そうだ! 尻から豚共を削ってやれば良い!」
「もう一度伝令を送った方が……!」

 にわかに差し込んだ反撃の光に広間は活気付いた。と、そこへ伝令兵が飛び込んできた。

「申し上げます! 東と南の外縁警備隊より報告! 異変を察知せり! 状況の説明と指示を求む、と!」

「「「 おぉぉ!! 」」」

 一同から歓声が上がる。デルカルはすかさず指示を出した。

「伝令! 返答だ! 王都は敵の侵攻を受けている! ただちに王都内へ突入し敵を……オーク共を攻撃せよ! 北と西の警備隊にもそう伝えろ!」

 伝令兵が広間を飛び出すとマベットは「ふぅ」と安堵あんどのため息をき、「これでいくらか状況は改善するか?」とデルカルに問い掛けた。デルカルは「は。無論油断は出来ませぬが……」と答える。と、

「失礼致します」

 思わぬ人物が広間を訪れた。マベットは驚いて声を上げる。

「ジェスタ!? どうしたのだ?」

 ジェスタはマベットの前まで進み出ると「陛下、火急の事態であると伺いました。我らも微力ながら王都の防衛にきたいと……任をお与え下さい」と申し出た。しかしマベットは「ならぬ! ならぬぞジェスタ!」とその申し出を断った。

何故なにゆえ! 少ないながらもイオンザよりついて参った我らの兵も……」

 食い下がるジェスタにマベットは「そなたは言わば客人だ。客人を危険にさらすなど……スマド王家の名がすたるというもの」とさとす。

「しかし……」

「そなたはデバンノ宮殿にってくれ、ベルカと共にな」

「ベルカと……」

「左様。連中の目的がこの城……つまり私であるならば、ここは最も危険な場所であるという事。そなたにはベルカを守ってほしいと思う。どうか?」

「……は。うけたまりました」

 渋々ではあるが了承したジェスタ。広間を出ようしたその時、「失礼致します!」と大声で広間へ入る者の姿があった。イベールだ。

「イベールか……どこにいた?」

 デルカルがそう問うとイベールは「は! 遅くなりまして申し訳ございません!」と敬礼し、続けて「ご報告があります!」と声を上げた。

「私は南大通りにおりました! 街中には多数のオークが出現し建造物を破壊、炎上させております! オークは身の丈の倍はあろうかという巨体、更にはその膂力りょりょくも凄まじく人を片手で掴み軽々放り投げる程にございます! 只今は衛兵達が奮闘しオークを何とか押さえ込んでいる所ではございますが……」

「南も厳しいか?」

 南も、と言う事は他もそうなのだろう。デルカルの問いからそう悟ったイベールは「……は。ギリギリの所で踏み止まっている状況にて……」と絞り出す様に答えた。

「故にデルカル様! どうか私に……私に一隊をお与え下さい!」

「何……? 隊を与えてどうすると?」

「無論! 街に出て防衛に当たります!」

 デルカルは驚いた。入隊以来事務方一筋だったこの男から、よもや部隊を指揮して戦うなどという勇ましい言葉を聞くとは思わなかった。そもそもイベールを内勤として配属させたのはデルカルである。それにはとある事情があった。イベールの母に頼み込まれたのだ。
 イベールの父は特務隊隊長のディル・ザガー、魔女の実験で命を散らした。そんな父と同じ軍人の道を進もうとする息子を、母は只々ただただ心配していた。夫に続き息子まで失いかねないと。そこで母はデルカルを訪ねた。そして頼んだのだ、イベールを安全な基地内での仕事に従事じゅうじさせてほしいと。
 当然本来ならばそんな便宜べんぎなど図れるはずがない。親族の心情に配慮し配属先を決めるなどあり得ない事だ。しかしデルカルには負い目があった。新薬レゾナブルに侵食された特務隊とディルの事情、そしてそれらを闇に葬り去った魔女の実験、その真相を知っていたからだ。
 本来ならばあり得ない事だ。しかしせめてもの罪滅ぼしにと、デルカルはイベールの母の頼みを聞いた。無論イベール本人には伏せてある。

「…………」

 デルカルはジッとイベールの顔を見る。その顔は昼に見たものとはまるで別人だった。

「何があった?」

「は。現在南大通りにてジェスタルゲイン殿下の従士じゅうしのお二人がオークの集団と交戦中であります」

 イベールの報告を聞いたマベットは「何!?」と驚きの声を上げる。

「それは誰だ!?」

「は! コウ……サエグサ殿と……ロナ・ハートバーグ殿であります」

「何と! すぐに救援を……!」

 そう指示を出そうとするマベットに「いえ陛下、ご心配には及びません」とジェスタは笑顔で答えた。

「あの二人は強い、オーク如きに遅れは取りません。そうだね、イベール殿?」

「は! 殿下の仰る通りにございます! 今頃は敵を殲滅せんめつしている事でしょう。それでその……彼らに任されました。基地に行き軍を動かせ、王都が灰になると……それと途中、衛兵達と共闘しました。彼らは弱音などおくびにも出さずに、実に果敢にオークと戦っておりました。そして彼らとも約束したのです、すぐに援軍を寄越すと……ですのでデルカル様! 何卒なにとぞ私に……私に兵を……!」

(やはり貴方の子だ、ディル隊長……)

 決意に満ちた目。引き締まった表情。間違いなくディル・ザガーの血を引いている。イベールはまさに軍人として覚醒した。

「……分かった。イベールよ、百名与える。衛兵らと協力し南地区のオークの足止め、及び住民らの避難を支援せよ。ただし無理はするな、押し込まれたら退いても構わん。城に取りつかせさえしなければそれで良い。じきに外縁警備隊が王都内へ突入する。そうすれば形勢も逆転するだろう」

「はっ!」

 力強く敬礼するとイベールは広間をあとにする。王都を守る、その道筋がわずかに見えた。しかしこの混乱に乗じようとする者達がいる事に、彼らはまだ気付いていない。
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