新 或る実験の記録

フロイライン

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ファイン製薬潜入編

tough boy

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「乃亜、またしたくなってきたんだけど。」

涼音は今二回も射精したのに、もう回復して、ワタシのおっぱいを揉んできた。


「ちょっと、涼音

アンタ大丈夫?

そんなに短時間に連発して体おかしくならないの?」


「あ、全然平気だよ。」


「あまり射精しすぎると、腎虚っていうのになって、死んじゃうって聞いたことあるよ。」


「ウソーっ!」


「ウソじゃないって、マジだから。」


「わかったよ。

どうせヤッテもすぐイクだけだしなあ。」


「そんなのは気にしないで。

ワタシ、涼音に会えてすごく嬉しいの。

こうやって一緒にいられるだけで幸せよ。」


「うん…

そうだね。」


涼音はあんまり嬉しそうじゃなかった。


これが男脳と女脳の違いか。


もう、ヤル事しか考えてないんだから。

イヤになっちゃう。

男ってみんなこんな感じかなあ。



「なあ、乃亜

俺とお前はここでしばらく暮らす感じになるのかなあ。」


「涼音、実はね

ワタシ、今、このセンターにはほとんどいないのよ。

実は、センターの女子棟の吉岡先生とある事件を調べてて。」


「えっ、事件?」


「そうなの。

あまり大きな声では言えないんだけど、ワタシ達性転換者にまつわる事。」


「何それ?

ヤバそうだな。」



「うん、かなりね。」


「でも、俺も退屈だし、一緒に参加させてもらおうかな。」


「えーっ、大丈夫かなあ、涼音で。」


「今は乃亜より強いよ。」


涼音はそう言って、上腕筋に筋肉を作って見せつけてきた。

「わあ、スゴイっ

ワタシなんて小学生並みの筋力に落ちちゃってるから、憧れちゃうわ。

ちょっと触らせて。」


そう言って、涼音の腕を触ると、カッチカチだった。

「ホントだ!

かたーいっ!」


「あんまり触んなって。

それと硬いとか言うな。
またヤリたくなっちゃうじゃん。」


涼音は顔を真っ赤にして、ワタシの手を振り解いた。


「中学生かよ」


「それは言えてる」

ワタシのツッコミを、涼音は甘んじて受け入れた。
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