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心酔
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女装封印解除をしたワタシだったけど、さすがに仕事では男モードで働かなくちゃいけないし、いつもと変わらない姿で出勤した。
出勤するとすぐに、直属の上司である大石係長が声をかけてきた。
「おはよう。西村君」
「おはようございます。」
「あのさあ、来週の金曜日なんだけど、何か予定ある?」
「えっ、仕事が終わってからって事ですか?
特には…」
「そうか。
それはよかった。
実は西村君の歓迎会をしたいも思っててね。」
「えっ
僕の…ですか」
「うん。
最近の若い子はそういうの好きじゃないって聞くけど、ウチは昔ながらの典型的な中小企業だから、こういう行事は欠かせないんだよ。
よろしく頼むね」
「はい。
わかりました。よろしくお願いします。」
「あ、そうそう
もちろん冴木さんも参加するからね」
「えっ」
ワタシは冴木さんの名前を聞いて、一瞬固まってしまった。
「いいのいいの。
アレだけの美人が身近にいたら意識しちゃうよねえ」
大石係長はニヤニヤしながらワタシに言った。
こういう会社なので、体質が古い故の距離感の近さとかもあるけど、みんな親切なので、ワタシも何とかやっていけそうだ。
冴木さんて、見た目もそうだけど、仕事も出来て(多分出来るはずだ)、バリキャリ感満載なのに、こんな小さな会社にいるのがよくわからない。
ワタシが感じている以上に、この会社に魅力があるんだろうなあ。
尚更、冴木さんという女性に関心が湧いてくる。
来週のワタシの歓迎会でさらに仲良くなれるかなあ。
出勤するとすぐに、直属の上司である大石係長が声をかけてきた。
「おはよう。西村君」
「おはようございます。」
「あのさあ、来週の金曜日なんだけど、何か予定ある?」
「えっ、仕事が終わってからって事ですか?
特には…」
「そうか。
それはよかった。
実は西村君の歓迎会をしたいも思っててね。」
「えっ
僕の…ですか」
「うん。
最近の若い子はそういうの好きじゃないって聞くけど、ウチは昔ながらの典型的な中小企業だから、こういう行事は欠かせないんだよ。
よろしく頼むね」
「はい。
わかりました。よろしくお願いします。」
「あ、そうそう
もちろん冴木さんも参加するからね」
「えっ」
ワタシは冴木さんの名前を聞いて、一瞬固まってしまった。
「いいのいいの。
アレだけの美人が身近にいたら意識しちゃうよねえ」
大石係長はニヤニヤしながらワタシに言った。
こういう会社なので、体質が古い故の距離感の近さとかもあるけど、みんな親切なので、ワタシも何とかやっていけそうだ。
冴木さんて、見た目もそうだけど、仕事も出来て(多分出来るはずだ)、バリキャリ感満載なのに、こんな小さな会社にいるのがよくわからない。
ワタシが感じている以上に、この会社に魅力があるんだろうなあ。
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来週のワタシの歓迎会でさらに仲良くなれるかなあ。
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