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新生活応援
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朝起きたら隣に花岡がいて、スヤスヤと気持ち良さそうに寝ていた。
そうだよなあ、昨日ワタシが彼女に泊まっていくように言って、さらに、ずっとここにいて欲しいって頼んだんだった。
そうだ、そうだ
今日から花岡と一緒に住めるんだ。
なんかワクワクが止まらん。
なんて考えてたら、花岡も目を覚まして
ワタシを見てハッとしたような顔をした。
「あっ、おはよう…
横に女の人が寝てて一瞬ビビったわ
西村に泊めてもらってることをすっかり忘れてたわ」
なんだ、ワタシと同じか。
「もうちょっと寝てなよ。
昨日遅かったし」
「でも、西村
もう起きるんでしょ?」
「うん。
朝ご飯作ろうと思って。
花岡に食べてもらって感想聞きたいし」
「料理できんの?」
「うん。
ニューハーフとして生きるって決めてから、めっちゃ努力したもん、こういう事に対しては。」
「へえ、偉いなあ。」
「偉くないよ、全然
ニューハーフって、女の人の何倍も努力しなきゃなんないし、それだけ頑張っても結局は足元にも及ばないんだよ。」
「そうかなあ
私はすごいと思うけど」
「ワタシ、女の子の友達が一人もいないのよ。
大学も休学してるし、疎遠になっちゃって。
だから、花岡に色々ワタシの事を見てもらって判断してもらいたいの。
料理もね。」
「私が他人をとやかく言える立場にないから、何とも言えないけど。
でも、西村の作るものだったら喜んでいただくわ。
ん…
なんか、西村って呼ぶのおかしくない?
普段なんて呼ばれてるの?」
「ワタシ?
えっと、本名がユキヒロだから
ユキとかユキちゃんて皆んなからは呼ばれてる。」
「あっ、ユキか
いいね
私もこれからユキって呼ぶわ。」
「じゃあ、ワタシも下の名前で呼ばせてよ
沙耶香って。」
「うん。この方が変な距離感無くていいね」
呼び方も決まり、ワタシは身支度を整え、朝食の準備に取り掛かった。
でも、朝だし、料理ってほどのものは作らないけど
パン焼いて、ベーコンエッグにサラダとスープ、ヨーグルトと。
こんな程度だ。
でも、沙耶香は美味しいって言ってくれて、全部食べてくれた。
そうだよなあ、昨日ワタシが彼女に泊まっていくように言って、さらに、ずっとここにいて欲しいって頼んだんだった。
そうだ、そうだ
今日から花岡と一緒に住めるんだ。
なんかワクワクが止まらん。
なんて考えてたら、花岡も目を覚まして
ワタシを見てハッとしたような顔をした。
「あっ、おはよう…
横に女の人が寝てて一瞬ビビったわ
西村に泊めてもらってることをすっかり忘れてたわ」
なんだ、ワタシと同じか。
「もうちょっと寝てなよ。
昨日遅かったし」
「でも、西村
もう起きるんでしょ?」
「うん。
朝ご飯作ろうと思って。
花岡に食べてもらって感想聞きたいし」
「料理できんの?」
「うん。
ニューハーフとして生きるって決めてから、めっちゃ努力したもん、こういう事に対しては。」
「へえ、偉いなあ。」
「偉くないよ、全然
ニューハーフって、女の人の何倍も努力しなきゃなんないし、それだけ頑張っても結局は足元にも及ばないんだよ。」
「そうかなあ
私はすごいと思うけど」
「ワタシ、女の子の友達が一人もいないのよ。
大学も休学してるし、疎遠になっちゃって。
だから、花岡に色々ワタシの事を見てもらって判断してもらいたいの。
料理もね。」
「私が他人をとやかく言える立場にないから、何とも言えないけど。
でも、西村の作るものだったら喜んでいただくわ。
ん…
なんか、西村って呼ぶのおかしくない?
普段なんて呼ばれてるの?」
「ワタシ?
えっと、本名がユキヒロだから
ユキとかユキちゃんて皆んなからは呼ばれてる。」
「あっ、ユキか
いいね
私もこれからユキって呼ぶわ。」
「じゃあ、ワタシも下の名前で呼ばせてよ
沙耶香って。」
「うん。この方が変な距離感無くていいね」
呼び方も決まり、ワタシは身支度を整え、朝食の準備に取り掛かった。
でも、朝だし、料理ってほどのものは作らないけど
パン焼いて、ベーコンエッグにサラダとスープ、ヨーグルトと。
こんな程度だ。
でも、沙耶香は美味しいって言ってくれて、全部食べてくれた。
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