ニューハーフな生活

フロイライン

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「あれ?」

ワタシは一瞬、自分が何処で何をしていたかを忘れ、ボーッとしていた。



あっ、そうだ…さっきのバーで酔って寝ちゃったんだ!



ワタシ一体どれくらい飲んだんだろう‥
ママに迷惑かけちゃったなあ


さあ、起きなきゃ…


っていっても体が動かない。

えっ!後ろ手で縛られてるやん!

足も!


てか、なんでワタシこんなとこに転がされてんの?
それに、ここどこよ?

ようやく、頭の冴えてきたワタシは周囲をぐるっと見回した。


殺風景な少し広めの部屋。
壁も床も真っ赤だ…センス悪っ


(!!)

ワタシの視線の先に、今気付いたんだけど、ママがいた!


「ママ!」

ママはあろうことか、全裸にされてて、壁から出ている拘束具で手足を繋がれて身動き出来ないようにされている。

両手と両足を目いっぱい広げさせられてるからすごく辛そうだ…

「ユキちゃん、大丈夫?」

そんな状況でもワタシのことを心配してくれるママ‥


「ワタシは大丈夫です。
でも、一体何が…」

そう言ったところで、ドアのノブを回す音が背後からして、二人の男が入ってきた。

一人はスキンヘッドで人相が悪い大柄な男

もう一人は


あっ!さっきのバーテンダー!!



「お目覚めのようですねえ

私がお作りしたカクテル、少しアルコール度数がきつ過ぎましたかな」

と、言って、バーテンダーはニヤニヤと笑った。



「あなた達、一体どういうつもり?

客にこんな事して!」



美咲ママは強い口調で男達に言った。



「いやいや、スワロウテイルの方だって聞いたもんですから、是非お話をしたくてね。
あなたがママですか?」


「そうよ」


「いやあ、二人とも本当に美人ですねえ

これで付いてるって言うんだから信じられない話だよ。」


スキンヘッドはそう言うと、ママの股間に手をやり、竿を指で摘んだ。

「へえ、タマは無いんだね。
毛も無いし、なんかちんちんつっても俺らのとは全然別モノに見えるな。
すげー小さいし」

二人してママの股間を覗き込んで大笑いした。


ママはその辱めに耐えていたが、気丈にも男達に噛みついた。


「早く開放しなさい!
こんな事して許されると思ってんの!」


当然、男達は聞く耳をもたない…


どうなるのよーワタシ達…


泣きそう
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