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予後不良
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病院から帰ってきて、横になってたワタシだけど
知らない間に少し寝てしまったようだ。
起きたのは、圭太が部屋をノックしたからだ。
いつもリビングにいるワタシが夕方なのに自分の部屋に籠ってる事を不審に思った圭太が、心配して覗いてくれたのだ。
「どうした?
具合でも悪いんか?」
「ああ、お帰り」
圭太と別れる前は何でも話し合ってたから、互いのことは大概把握できてた。
でも、今はただのルームメイトで…行動に干渉したりしない。
「熱は?」
「違うのよ。今日手術してね。
タマ取ってきたの。」
「えっ、タマって」
圭太は自分の股間を指した。
「そうそう、そのタマ」
「えっ!
大丈夫か?」
「ちょっとしばらく動けないのとお風呂も入れないから、悪いけどご飯は…」
「そんなのいいよ。
何か俺に出来ることあらへんか?」
別れても極力食事の用意なんかはしてたワタシだったんだけど、ちょっと今日はムリ
「大丈夫よ。
少し休んだら多分マシになると思うし。」
「そうか。
何かあったら言うてくれよ。」
圭太は心配そうに言うと、そっとドアを閉めた。
そうだよなあ
一年前までフツーの男として接してた同居人が、今では女装はするわ、タマは取っちゃうわで
まあ、混乱するよ、うん。
でも、去勢手術をしたことに後悔はない。
どうせ女ホル打ってるせいで、永久不妊なわけだし、タマがあっても無くても大した意味はない。
女ホルはこれからもずっと打ち続けるつもりだし、タマ取る事によって、その量を減らせるって先輩達からも聞いてるしね。
まあ、風俗の仕事をやるようになったらタマをがあってがんがん逆アナ出来て射精もする嬢が人気があるらしいので、その点はマイナスだけど、ED薬飲めば何とかなるのもユウさんの指導でわかったし、大丈夫でしょう。
この道を選んだからには、もっともっとキレイになりたしい、女道というかニューハーフ道を極めたい。
そして、優菜のためにいっぱいお金稼いでやるぞ
知らない間に少し寝てしまったようだ。
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「違うのよ。今日手術してね。
タマ取ってきたの。」
「えっ、タマって」
圭太は自分の股間を指した。
「そうそう、そのタマ」
「えっ!
大丈夫か?」
「ちょっとしばらく動けないのとお風呂も入れないから、悪いけどご飯は…」
「そんなのいいよ。
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「大丈夫よ。
少し休んだら多分マシになると思うし。」
「そうか。
何かあったら言うてくれよ。」
圭太は心配そうに言うと、そっとドアを閉めた。
そうだよなあ
一年前までフツーの男として接してた同居人が、今では女装はするわ、タマは取っちゃうわで
まあ、混乱するよ、うん。
でも、去勢手術をしたことに後悔はない。
どうせ女ホル打ってるせいで、永久不妊なわけだし、タマがあっても無くても大した意味はない。
女ホルはこれからもずっと打ち続けるつもりだし、タマ取る事によって、その量を減らせるって先輩達からも聞いてるしね。
まあ、風俗の仕事をやるようになったらタマをがあってがんがん逆アナ出来て射精もする嬢が人気があるらしいので、その点はマイナスだけど、ED薬飲めば何とかなるのもユウさんの指導でわかったし、大丈夫でしょう。
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