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Cheating
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あまりにもヤリすぎたせいか、二人共朝の9時になってようやく目を覚ました。
「おはよう」
水谷はずっと腕枕してくれてたみたい。
あ、そうか…水谷とホテルに来てたんだった…
すっかり酔いが醒めて少し冷静になったワタシは急に恥ずかしくなってしまい、水谷から視線を切った。
水谷はそんなワタシにかまわず、キスをした。まあ、ワタシも抵抗はしなかったんだけども。
「西村、お前
すっぴんでも女顔してんだな。」
「えっ、そうかなあ」
「綺麗だ…」
水谷はまたワタシの胸に顔をうずめて、乳首をぺろぺろと舐めた。
「あっ、もう…ダメだって…」
って一応抵抗はしたんだけど、またいっぱいしちゃって
結局チェックアウトした頃には昼を過ぎちゃってた。
なんていうか、水谷とはカラダの相性がめっちゃいい。
こんなこと社長として以来だ。
まあ、水谷もかなり良かったみたいで、帰り際に真剣に付き合ってほしいって懇願されちゃった。
「ちょっと待って、水谷」
「えっ?」
「わかってるとは思うけど、ワタシは男だよ」
「そんなことはわかってる」
「それにここは地元だし、みんなワタシの素性は知ってる。
もし、付き合ったとしてワタシを親に紹介できる?
友達に紹介は?
堂々と出来るの?」
「もちろん出来るよ。」
「気持ちは嬉しいけど、少し冷静になってよく考えた方がいいよ。」
「いや、俺は」
「ワタシ、明日東京に帰るし、次こっちに戻ってくるのは多分年末になると思う。
それでもまだ同じテンションでいられるなら、そのとき真剣に考えることにするわ」
「えーっ、そんなに待たなきゃなんないの」
「あのさあ、ワタシも一応彼氏がいるのよ。
今回のことを彼に話さなきゃなんないし…」
「わかったよ。
でも、俺の気持ちは変わんないから。
次帰ってきた時に答えを聞かせてくれよ。」
水谷はあくまでも本気モードで、それだけ言うと手を振って去っていった。
なによ、アイツ、男相手にマジになりやがって
それにしても、やってしまった…
圭太に合わす顔がないよ
ワタシは自分の部屋に戻ると、ベッドにバタっと仰向けに体を倒し、頭を抱えた。
「おはよう」
水谷はずっと腕枕してくれてたみたい。
あ、そうか…水谷とホテルに来てたんだった…
すっかり酔いが醒めて少し冷静になったワタシは急に恥ずかしくなってしまい、水谷から視線を切った。
水谷はそんなワタシにかまわず、キスをした。まあ、ワタシも抵抗はしなかったんだけども。
「西村、お前
すっぴんでも女顔してんだな。」
「えっ、そうかなあ」
「綺麗だ…」
水谷はまたワタシの胸に顔をうずめて、乳首をぺろぺろと舐めた。
「あっ、もう…ダメだって…」
って一応抵抗はしたんだけど、またいっぱいしちゃって
結局チェックアウトした頃には昼を過ぎちゃってた。
なんていうか、水谷とはカラダの相性がめっちゃいい。
こんなこと社長として以来だ。
まあ、水谷もかなり良かったみたいで、帰り際に真剣に付き合ってほしいって懇願されちゃった。
「ちょっと待って、水谷」
「えっ?」
「わかってるとは思うけど、ワタシは男だよ」
「そんなことはわかってる」
「それにここは地元だし、みんなワタシの素性は知ってる。
もし、付き合ったとしてワタシを親に紹介できる?
友達に紹介は?
堂々と出来るの?」
「もちろん出来るよ。」
「気持ちは嬉しいけど、少し冷静になってよく考えた方がいいよ。」
「いや、俺は」
「ワタシ、明日東京に帰るし、次こっちに戻ってくるのは多分年末になると思う。
それでもまだ同じテンションでいられるなら、そのとき真剣に考えることにするわ」
「えーっ、そんなに待たなきゃなんないの」
「あのさあ、ワタシも一応彼氏がいるのよ。
今回のことを彼に話さなきゃなんないし…」
「わかったよ。
でも、俺の気持ちは変わんないから。
次帰ってきた時に答えを聞かせてくれよ。」
水谷はあくまでも本気モードで、それだけ言うと手を振って去っていった。
なによ、アイツ、男相手にマジになりやがって
それにしても、やってしまった…
圭太に合わす顔がないよ
ワタシは自分の部屋に戻ると、ベッドにバタっと仰向けに体を倒し、頭を抱えた。
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