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「へえ、そうなんだ。
ユキちゃん、彼氏出来たんだね」
出勤前にお茶をしながら、ユウさんに圭太の事を話すと、驚きの声を上げた。
「成り行きで、そうなったというか、ハイ」
「でも、好きなんでしょ?」
「うーん、そうですね。
好き‥です。」
「ユキちゃん、顔真っ赤だよ。可愛い」
ユウさんは、声を出して笑った。
「でも、ウチの彼氏、めっちゃ女好きだし、いつかはそっちの方に行っちゃうと思うんですよね。」
「それは仕方ないね。
ワタシらの世界ではあるあるの事だから。
どんだけ頑張っても、フツーの女子には敵わないよ。」
「ですよね。だから、あまり入れ込まないように自分にストッパーかけながら生活してます。
ただ、彼氏はめっちゃ良いヤツで、そうなったらなったで、自分を殺してワタシを選んじゃうと思うんですよね。」
「ユキちゃん、惚気まくりね。」
ユウさんはまた爆笑した。
そう、圭太はすごく良いやつなんだよね。
だから好きになったっていうのもあるんだけど、この先、必ずそういう場面がやってくると思うし、圭太の事を好きになればなるほど、ワタシの心のダメージも増すことだろう。
それでも、やっぱり好きだし、少しでも長く一緒にいたいな。
ユキちゃん、彼氏出来たんだね」
出勤前にお茶をしながら、ユウさんに圭太の事を話すと、驚きの声を上げた。
「成り行きで、そうなったというか、ハイ」
「でも、好きなんでしょ?」
「うーん、そうですね。
好き‥です。」
「ユキちゃん、顔真っ赤だよ。可愛い」
ユウさんは、声を出して笑った。
「でも、ウチの彼氏、めっちゃ女好きだし、いつかはそっちの方に行っちゃうと思うんですよね。」
「それは仕方ないね。
ワタシらの世界ではあるあるの事だから。
どんだけ頑張っても、フツーの女子には敵わないよ。」
「ですよね。だから、あまり入れ込まないように自分にストッパーかけながら生活してます。
ただ、彼氏はめっちゃ良いヤツで、そうなったらなったで、自分を殺してワタシを選んじゃうと思うんですよね。」
「ユキちゃん、惚気まくりね。」
ユウさんはまた爆笑した。
そう、圭太はすごく良いやつなんだよね。
だから好きになったっていうのもあるんだけど、この先、必ずそういう場面がやってくると思うし、圭太の事を好きになればなるほど、ワタシの心のダメージも増すことだろう。
それでも、やっぱり好きだし、少しでも長く一緒にいたいな。
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