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自慰式過剰
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千尋でオナニーをしてしまった俺は、翌日から、何となく千尋の顔をまともに見れなくなってしまった。
それと、もう千尋の顔が女にしか見えなくて、ドキッとしてしまうこと何百回…
もし、もしも、千尋が女で、俺に親切にしてくれたとしたら、間違いなく好きになるだろう。
もう夢中になるに違いない。
てか、既に夢中になってる自分がいる。
あーっ、俺は変態なんだ。
せっかく出来た親友の善意を間違った方向に受け止め、裏切ってしまってるんだ。
「聖也、僕ん家に来たいって言うてたやん。
今週土曜日はどう?」
「えっと、ちょっとその日はあかんねん
ごめん」
「そっか
また日変えよか」
珍しく断った俺に、一瞬だけ意外な顔をした千尋だったが、すぐに笑顔に戻ってそう言った。
この時点くらいから俺は怖くなってしまっていた。
このまま千尋と仲良くし続けたら、俺の気持ちはどんどん千尋に向いてしまう。
そして、それが抑えきれなくなった時、俺はたった一人の大切な親友を失う事になるだろう。
それだけは避けたい。
中2の俺にとって、自分を制御するためにはそうするしかなかったのである。
そうして、少しずつ千尋と距離を取り始めた俺は、また陰キャとして、寂しい生活を送る事となった。
千尋も俺の行動に何かを察したのか、以前ほど近づいてこなくなった。
激動の春が過ぎ、あっという間に夏休みに入った。
これでいいんだ…
俺は自分に言い聞かせ、長い夏休みをゲーム三昧ですごそうと計画。
共働きの両親は、そんな俺を咎めることは出来ないから週6でゲームを延々とやり続けられるのである。
楽しい…
いや、虚しい
千尋とすごした僅かばかりの日々は、俺にとってキラキラしていて眩しかった。
なのに、俺は、自分の異常さを抑えられずに千尋を拒絶する道を選んでしまった。
自業自得とはいえ、もう俺は昔のようにゲームやアニメを見て幸せを感じる事はないだろう。
あの楽しさを知ってしまった後なのだから…
七月末のめちゃくちゃ熱い日の昼過ぎ
徐にインターホンが鳴らされた。
モニターを見ると、セールスや運送屋ではなく、千尋だった。
俺は驚いたが、慌てて解錠した。
なんで?
千尋が!?
疎遠になってたし、勿論来るとも聞いてなかった。
千尋はいつも通りの可愛さで、ドアの向こうに立っていた。
「ごめん、聖也
アポ無しで来ちゃった」
戸惑う俺に、千尋は申し訳なさげに言った。
俺は千尋を部屋に上げた。
良い機会かもしれない
嫌われてもいい。
ちゃんとワケを話そう。
その方が俺の心もスッキリする…
かもしれない
それと、もう千尋の顔が女にしか見えなくて、ドキッとしてしまうこと何百回…
もし、もしも、千尋が女で、俺に親切にしてくれたとしたら、間違いなく好きになるだろう。
もう夢中になるに違いない。
てか、既に夢中になってる自分がいる。
あーっ、俺は変態なんだ。
せっかく出来た親友の善意を間違った方向に受け止め、裏切ってしまってるんだ。
「聖也、僕ん家に来たいって言うてたやん。
今週土曜日はどう?」
「えっと、ちょっとその日はあかんねん
ごめん」
「そっか
また日変えよか」
珍しく断った俺に、一瞬だけ意外な顔をした千尋だったが、すぐに笑顔に戻ってそう言った。
この時点くらいから俺は怖くなってしまっていた。
このまま千尋と仲良くし続けたら、俺の気持ちはどんどん千尋に向いてしまう。
そして、それが抑えきれなくなった時、俺はたった一人の大切な親友を失う事になるだろう。
それだけは避けたい。
中2の俺にとって、自分を制御するためにはそうするしかなかったのである。
そうして、少しずつ千尋と距離を取り始めた俺は、また陰キャとして、寂しい生活を送る事となった。
千尋も俺の行動に何かを察したのか、以前ほど近づいてこなくなった。
激動の春が過ぎ、あっという間に夏休みに入った。
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俺は自分に言い聞かせ、長い夏休みをゲーム三昧ですごそうと計画。
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楽しい…
いや、虚しい
千尋とすごした僅かばかりの日々は、俺にとってキラキラしていて眩しかった。
なのに、俺は、自分の異常さを抑えられずに千尋を拒絶する道を選んでしまった。
自業自得とはいえ、もう俺は昔のようにゲームやアニメを見て幸せを感じる事はないだろう。
あの楽しさを知ってしまった後なのだから…
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