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lunch date
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千尋とのトークは全然尽きず、口下手な俺もすっかりリラックスしてきていたが、あっという間に時間が経ってて、もう二時間が経過してた。
「千尋」
「どないしたん?」
「もう昼やけどどないする?
俺、土曜日はいつも外で食べたり買ってきたりしてんねん。
親に金置いていってもらってて」
「僕も今日はそのつもりで来てるで。」
「じゃあ、行こや」
俺達は家を飛び出し、昼ごはん探しの旅に出た。
「千尋、何食べる?」
「聖也が食べたいものでええよ」
「なんか千尋見てたら健康とかに気遣ったもんを食べてそうやんか
だから決めてもろた方がええねんけど」
「えーっ、そんなイメージある?
ほんまに大丈夫やで」
「じゃあ、イオンのフードコートに行こか
あそこやったら選択肢増えるやん」
「あっ、さすが聖也」
と、いうことで、二人してフードコートで昼ご飯を食べる事にした。
「うわあ、満員やなあ」
土曜日の昼という事で、フードコートは満席状態だった。
「あそこ空いてるわ」
千尋は空いたばかりの二人がけのテーブルを見つけて、素早く確保した。
俺と違って瞬発力が違う。
「聖也、僕がここ取っとくから、先に買ってきて。」
「いいの?
ありがとう」
俺は千尋の厚意に甘えて、先に注文をしに行った。
注文をして、呼び出し用の音とブルブルするやつを貰い、席に戻ると、千尋がセルフの水を紙コップに汲んでいてくれてた。
「あ、水ありがとう」
「聖也、何頼んだの?」
「あれ、ラーメン、チャーハンセット。
学生大盛り無料やから」
「へえ。そうなんやー
じゃあ僕も何か頼みに行ってくるわ。」
千尋は俺とは反対方向に向かって歩いてった。
あっち方面に俺らが食べるような店あったっけかな。
なんて思いながら、見てると、千尋もブルブルを持って帰ってきた。
「何頼んだん?」
「オムライス」
「オムライス??」
「うん。」
「へえ、俺はそこを選ぶ頭ないわ」
「えっ、そう?」
そうこうしてる間に俺のブルブルが震えて鳴り出し、受け渡し口に行って、トレイのラーメンチャーハンセット大盛りをもらった。
千尋のは少し時間がかかり、俺が食べ始めてしばらくしてからようやくお呼びがかかった。
「どう、美味しそうやろ?
ふわトロ玉子のオムライス、ホワイトソース仕立て」
向かい側で黄色に輝くオムライスを俺に見せて、千尋は笑った。
「たしかに、美味しそうや」
次は俺もこれにするか
「千尋」
「どないしたん?」
「もう昼やけどどないする?
俺、土曜日はいつも外で食べたり買ってきたりしてんねん。
親に金置いていってもらってて」
「僕も今日はそのつもりで来てるで。」
「じゃあ、行こや」
俺達は家を飛び出し、昼ごはん探しの旅に出た。
「千尋、何食べる?」
「聖也が食べたいものでええよ」
「なんか千尋見てたら健康とかに気遣ったもんを食べてそうやんか
だから決めてもろた方がええねんけど」
「えーっ、そんなイメージある?
ほんまに大丈夫やで」
「じゃあ、イオンのフードコートに行こか
あそこやったら選択肢増えるやん」
「あっ、さすが聖也」
と、いうことで、二人してフードコートで昼ご飯を食べる事にした。
「うわあ、満員やなあ」
土曜日の昼という事で、フードコートは満席状態だった。
「あそこ空いてるわ」
千尋は空いたばかりの二人がけのテーブルを見つけて、素早く確保した。
俺と違って瞬発力が違う。
「聖也、僕がここ取っとくから、先に買ってきて。」
「いいの?
ありがとう」
俺は千尋の厚意に甘えて、先に注文をしに行った。
注文をして、呼び出し用の音とブルブルするやつを貰い、席に戻ると、千尋がセルフの水を紙コップに汲んでいてくれてた。
「あ、水ありがとう」
「聖也、何頼んだの?」
「あれ、ラーメン、チャーハンセット。
学生大盛り無料やから」
「へえ。そうなんやー
じゃあ僕も何か頼みに行ってくるわ。」
千尋は俺とは反対方向に向かって歩いてった。
あっち方面に俺らが食べるような店あったっけかな。
なんて思いながら、見てると、千尋もブルブルを持って帰ってきた。
「何頼んだん?」
「オムライス」
「オムライス??」
「うん。」
「へえ、俺はそこを選ぶ頭ないわ」
「えっ、そう?」
そうこうしてる間に俺のブルブルが震えて鳴り出し、受け渡し口に行って、トレイのラーメンチャーハンセット大盛りをもらった。
千尋のは少し時間がかかり、俺が食べ始めてしばらくしてからようやくお呼びがかかった。
「どう、美味しそうやろ?
ふわトロ玉子のオムライス、ホワイトソース仕立て」
向かい側で黄色に輝くオムライスを俺に見せて、千尋は笑った。
「たしかに、美味しそうや」
次は俺もこれにするか
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