115 / 119
afternoon tea
しおりを挟む
気がつけばスーパーに一時間ほど滞在してる事に気付いた良太は
「やっぱり女の人は買い物長いよなあ」
と、ポツリと言った。勿論笑いながらだが。
「えっ…
あ、ごめんなさい。
選ぶの時間かかっちゃったね」
遥はハッとした表情になり、申し訳なさそうに言った。
「いや、俺なんてじっくり選ぶ事自体した事ないから。
すごいなあって感心してんだよ。」
しかし、俊斗は全然グズらず、遥の腕に手を伸ばして、甘えた仕草をした。
遥は俊斗の頭を撫でて、ニコッと微笑んだ。
ようやく買い物を終えた三人は、また手を繋いで家路についた。
「良ちゃん
じゃあ、ワタシ、晩御飯の準備を始めるね。」
家に着くとすぐに、遥は食材を冷蔵庫に入れ、鍋や調理器具の場所確認をしながら言った。
「えっ、もう始めるの?
早くない?」
「ハンバーグはね、こねて形を作った後、冷蔵庫で寝かさなきゃなんないの。
最低でも1時間は」
「えっ、そうなの?
知らなかった
俺はいつも出来合いのものしか買った事なかったから。」
「それはそれで美味しいんだけどね。
せっかくだから、手作りさせてもらうわ。」
「遥の手料理、楽しみすぎるよ
なあ、俊斗
ママのハンバーグ楽しみだな」
「うん
ボク、早く食べたいっ」
絶妙なコンビネーションを見せる良太と俊斗に、遥は苦笑いを浮かべた。
「頑張って作るね」
遥は、気合を入れてキッチンに立った。
玉ねぎをみじん切りにして下準備を済ませると、ボールにひき肉を入れ、さらに塩を加えた。
そこから玉ねぎなどを投入し、きれいな形に成形してトレイに並べていった。
ここで寝かしタイムとなり、トレイを冷蔵庫に入れた。
「ここから一時間以上寝かせるからね。
その間に他のものを作るね。」
遥は慣れた手つきで他の料理の下ごしらえを始めた。
良太は、そんな遥の姿を見つめながら、この人と絶対に一緒になりたいと、心から思った。
「やっぱり女の人は買い物長いよなあ」
と、ポツリと言った。勿論笑いながらだが。
「えっ…
あ、ごめんなさい。
選ぶの時間かかっちゃったね」
遥はハッとした表情になり、申し訳なさそうに言った。
「いや、俺なんてじっくり選ぶ事自体した事ないから。
すごいなあって感心してんだよ。」
しかし、俊斗は全然グズらず、遥の腕に手を伸ばして、甘えた仕草をした。
遥は俊斗の頭を撫でて、ニコッと微笑んだ。
ようやく買い物を終えた三人は、また手を繋いで家路についた。
「良ちゃん
じゃあ、ワタシ、晩御飯の準備を始めるね。」
家に着くとすぐに、遥は食材を冷蔵庫に入れ、鍋や調理器具の場所確認をしながら言った。
「えっ、もう始めるの?
早くない?」
「ハンバーグはね、こねて形を作った後、冷蔵庫で寝かさなきゃなんないの。
最低でも1時間は」
「えっ、そうなの?
知らなかった
俺はいつも出来合いのものしか買った事なかったから。」
「それはそれで美味しいんだけどね。
せっかくだから、手作りさせてもらうわ。」
「遥の手料理、楽しみすぎるよ
なあ、俊斗
ママのハンバーグ楽しみだな」
「うん
ボク、早く食べたいっ」
絶妙なコンビネーションを見せる良太と俊斗に、遥は苦笑いを浮かべた。
「頑張って作るね」
遥は、気合を入れてキッチンに立った。
玉ねぎをみじん切りにして下準備を済ませると、ボールにひき肉を入れ、さらに塩を加えた。
そこから玉ねぎなどを投入し、きれいな形に成形してトレイに並べていった。
ここで寝かしタイムとなり、トレイを冷蔵庫に入れた。
「ここから一時間以上寝かせるからね。
その間に他のものを作るね。」
遥は慣れた手つきで他の料理の下ごしらえを始めた。
良太は、そんな遥の姿を見つめながら、この人と絶対に一緒になりたいと、心から思った。
3
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
男子中学生から女子校生になった僕
葵
大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。
普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。
強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる