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Lesson39
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二人はすっかりエンジンがかかってしまい、二時間以上も会社のオフィスでセックスをしまくった。
「あ、もう九時前だ。
ごめん、香菜子
仕事の邪魔しちゃったね。」
「ハァハァ…
いいのよ…最高だったわ、優斗…
愛してる!」
息が絶え絶えになりながらも、香菜子は上気した顔で優斗に言った。
乳房を放り出し、スカートも捲りあがり、カッコいい山本部長の姿どこにもなかったが、優斗にとってはたまらなく愛おしい姿であった。
二人は、ティッシュで愛液と精液を互いに拭き取り、パンツを履いて服装を直すと
「ごめんね。
じゃあ俺、帰るね。」
「私も、もう仕事する気になんないから、少ししたら帰るわ。」
と、香菜子は、優斗を見つめて言った。
「香菜子
愛してる
早く一緒に住みたいよ。
だってすごく寂しい気持ちになるもん。」
「私はいつでも大丈夫だからね。
早くウチに来て。
一緒に住もうね。」
「うん。ありがとう。
同棲生活もだけど、結婚生活を楽しみにしてる。」
優斗は甘く囁き、香菜子を抱きしめた。
「優斗
私…ホントに優斗のお嫁さんになれるの?
何度言われても現実じゃないみたいで、ピンと来ないの。」
「香菜子以外に考えられないよ。
何が何でも結婚する。」
優斗はそう言うと、唇に吸い付いた。
舌を絡め合い、唾液の交換を済ませると、ようやく唇を離した。
優斗は身なりを整え、鞄を手にした。
「それじゃあ、行くわ。
ここにいたらまたしたくなってキリがなくなるし。」
「うん。
ありがとう、優斗。
愛してるわ」
「うん。
俺もめちゃくちゃ愛してるよ
香菜子」
優斗は香菜子の頬に手を当てて微笑むと、ようやく事務所を出ていった。
香菜子は優斗の背中を見つめ、見えなくなるまで手を振った。
濃厚なセックスにより仕事のやる気が消失してしまった香菜子は、程なくして片付けをし、優斗が帰ってから三十分後に自分も事務所を後にした。
帰り道で、香菜子は膨大なラインメールを優斗に送った。
その全ては、愛の言葉であった。
さすがに重くてイタイかな?と思いながらも、恋に火がついた中年オバサンの心のときめきを鎮めることが出来なかったのだ。
だが、優斗もその全てに返信してきて、同じ熱量の愛の言葉をくれたのである。
香菜子は帰りの電車の中で、優斗のメールを読み終えると携帯を自分の胸に当てて、感極まった表情になった。
明日は何が何でも優斗に泊まりにきてもらおう…
香菜子は、そう心に強く思った。
「あ、もう九時前だ。
ごめん、香菜子
仕事の邪魔しちゃったね。」
「ハァハァ…
いいのよ…最高だったわ、優斗…
愛してる!」
息が絶え絶えになりながらも、香菜子は上気した顔で優斗に言った。
乳房を放り出し、スカートも捲りあがり、カッコいい山本部長の姿どこにもなかったが、優斗にとってはたまらなく愛おしい姿であった。
二人は、ティッシュで愛液と精液を互いに拭き取り、パンツを履いて服装を直すと
「ごめんね。
じゃあ俺、帰るね。」
「私も、もう仕事する気になんないから、少ししたら帰るわ。」
と、香菜子は、優斗を見つめて言った。
「香菜子
愛してる
早く一緒に住みたいよ。
だってすごく寂しい気持ちになるもん。」
「私はいつでも大丈夫だからね。
早くウチに来て。
一緒に住もうね。」
「うん。ありがとう。
同棲生活もだけど、結婚生活を楽しみにしてる。」
優斗は甘く囁き、香菜子を抱きしめた。
「優斗
私…ホントに優斗のお嫁さんになれるの?
何度言われても現実じゃないみたいで、ピンと来ないの。」
「香菜子以外に考えられないよ。
何が何でも結婚する。」
優斗はそう言うと、唇に吸い付いた。
舌を絡め合い、唾液の交換を済ませると、ようやく唇を離した。
優斗は身なりを整え、鞄を手にした。
「それじゃあ、行くわ。
ここにいたらまたしたくなってキリがなくなるし。」
「うん。
ありがとう、優斗。
愛してるわ」
「うん。
俺もめちゃくちゃ愛してるよ
香菜子」
優斗は香菜子の頬に手を当てて微笑むと、ようやく事務所を出ていった。
香菜子は優斗の背中を見つめ、見えなくなるまで手を振った。
濃厚なセックスにより仕事のやる気が消失してしまった香菜子は、程なくして片付けをし、優斗が帰ってから三十分後に自分も事務所を後にした。
帰り道で、香菜子は膨大なラインメールを優斗に送った。
その全ては、愛の言葉であった。
さすがに重くてイタイかな?と思いながらも、恋に火がついた中年オバサンの心のときめきを鎮めることが出来なかったのだ。
だが、優斗もその全てに返信してきて、同じ熱量の愛の言葉をくれたのである。
香菜子は帰りの電車の中で、優斗のメールを読み終えると携帯を自分の胸に当てて、感極まった表情になった。
明日は何が何でも優斗に泊まりにきてもらおう…
香菜子は、そう心に強く思った。
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