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Lesson21
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香菜子は取り繕うのをやめた。
開き直りというか諦めの境地だった。
たとえ、今誤魔化せたとしても、この先ずっと隠し通せるものでもない。
全部を見せて、優斗に幻滅されてもそれは仕方ない事だ。
最初からそんなことはわかっていたのだから。
浴室に優斗と一緒に入ってきた香菜子は、全裸ですっぴんだった。
化粧を取れば誰でも別人と化すが、香菜子はそれに加えて年齢の問題もあり、小皺やシミもある。
体のラインも年相応に変化しており、若干お腹が出ているのと、乳房やお尻が垂れ、二の腕もかなり弛んでハリを失っていた。
ただ、ムダ毛については処理しており、その点だけはクリアしておいてよかったと心から思った。
「香菜子さん
めっちゃ美しいです」
優斗は、香菜子を正面から見つめて呟いた。
「ウソ…
美しいわけないよ…
オバサン丸出しだもん」
香菜子は顔を隠すように俯き、右手で乳房、左手で股間を隠して言った。
「いや、本当に綺麗だって。」
優斗はそう言うと、香菜子の両腕を持ち、傍に追いやり、ギュッと抱きしめた。
「あっ」
思わず声が出てしまった。
香菜子にとって、衝撃的だった。
肌と肌が触れているだけなのに、凄まじい快感が襲ってきた。
そして、経験した事のない高揚感に包まれていった。
キス以上の快感…
こんなに気持ちいい事がこの世にあるのか…
香菜子は信じられない思いで、その波の中に身を委ねた。
開き直りというか諦めの境地だった。
たとえ、今誤魔化せたとしても、この先ずっと隠し通せるものでもない。
全部を見せて、優斗に幻滅されてもそれは仕方ない事だ。
最初からそんなことはわかっていたのだから。
浴室に優斗と一緒に入ってきた香菜子は、全裸ですっぴんだった。
化粧を取れば誰でも別人と化すが、香菜子はそれに加えて年齢の問題もあり、小皺やシミもある。
体のラインも年相応に変化しており、若干お腹が出ているのと、乳房やお尻が垂れ、二の腕もかなり弛んでハリを失っていた。
ただ、ムダ毛については処理しており、その点だけはクリアしておいてよかったと心から思った。
「香菜子さん
めっちゃ美しいです」
優斗は、香菜子を正面から見つめて呟いた。
「ウソ…
美しいわけないよ…
オバサン丸出しだもん」
香菜子は顔を隠すように俯き、右手で乳房、左手で股間を隠して言った。
「いや、本当に綺麗だって。」
優斗はそう言うと、香菜子の両腕を持ち、傍に追いやり、ギュッと抱きしめた。
「あっ」
思わず声が出てしまった。
香菜子にとって、衝撃的だった。
肌と肌が触れているだけなのに、凄まじい快感が襲ってきた。
そして、経験した事のない高揚感に包まれていった。
キス以上の快感…
こんなに気持ちいい事がこの世にあるのか…
香菜子は信じられない思いで、その波の中に身を委ねた。
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