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飛龍革命
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「美月、早く起きて。
時間だよ。」
二段ベッドの上段から降りてきたミサトは、下段で寝る美月を揺すって起こした。
「うーん…
おはよう…ミサト」
美月は目をこすりながらダルそうに起き上がった。
「相変わらず寝起きが悪いね。」
「うん。
ホルモン打った日は寝れないっていうか、寝付くのがいつも夜中になっちゃうのよ。」
「まあ、人によってだけど、あるあるだね。」
美月はパジャマとして着ていたTシャツを脱ぎ、上半身裸になった。
「…
美月さあ、また胸デカくなってない?」
「ん?
まあ、そうだね…」
「ホルモンしてどれくらいになる?」
「一年くらい経つかなあ。」
「いやいや、それでその大きさはあり得ないっしょ。」
「自分でもそう思う。」
「今やNPWで一番の巨乳レスラーだもんね。」
「それを売りにされるのもなあ…」
美月は、苦笑しながら練習着に着替えた。
「まさか、ウチの団体がここまで人気出るとは思ってもみなかったし…
やっぱり、社長が実力もそうだけど顔を第一に選んだってのがよかったんじゃないかって、ネットの記事に出てたよ。」
「そうだね。
後は、強さよね。
一年前の九州遠征のときのミカさんと熊子の一戦は、今も語られてるもんね。
YouTubeにも上がってて、再生数が恐ろしい事になっている。」
「ワタシらもようやくデビューして軌道に乗ってきたし、頑張らないとね。」
「ミサトとタッグ組ませてもらって、それで売り出してもらえたのは、ワタシとしてはすごく有難いし、心強いわ。」
「ミカさんとサオリさんみたいになりたいよね。
ワタシらも。」
「あの二人は恋人同士だし、息もぴったりだから、ウチらがあの域に達するのは中々難しいけど。」
「美月、それ言うんだったら、ワタシらだって…」
ミサトはそう言うと、美月にキスをした。
美月も呼応するようにミサトの腰に手を回し、激しく舌を絡め合った。
「好きよ
美月」
「ワタシも愛してる。
ミサト」
NPWには、ミカとサオリ、美月とミサトという、二つのカップルが存在し、この二組はタッグチームを組み、とにかく仲がよかった。
時間だよ。」
二段ベッドの上段から降りてきたミサトは、下段で寝る美月を揺すって起こした。
「うーん…
おはよう…ミサト」
美月は目をこすりながらダルそうに起き上がった。
「相変わらず寝起きが悪いね。」
「うん。
ホルモン打った日は寝れないっていうか、寝付くのがいつも夜中になっちゃうのよ。」
「まあ、人によってだけど、あるあるだね。」
美月はパジャマとして着ていたTシャツを脱ぎ、上半身裸になった。
「…
美月さあ、また胸デカくなってない?」
「ん?
まあ、そうだね…」
「ホルモンしてどれくらいになる?」
「一年くらい経つかなあ。」
「いやいや、それでその大きさはあり得ないっしょ。」
「自分でもそう思う。」
「今やNPWで一番の巨乳レスラーだもんね。」
「それを売りにされるのもなあ…」
美月は、苦笑しながら練習着に着替えた。
「まさか、ウチの団体がここまで人気出るとは思ってもみなかったし…
やっぱり、社長が実力もそうだけど顔を第一に選んだってのがよかったんじゃないかって、ネットの記事に出てたよ。」
「そうだね。
後は、強さよね。
一年前の九州遠征のときのミカさんと熊子の一戦は、今も語られてるもんね。
YouTubeにも上がってて、再生数が恐ろしい事になっている。」
「ワタシらもようやくデビューして軌道に乗ってきたし、頑張らないとね。」
「ミサトとタッグ組ませてもらって、それで売り出してもらえたのは、ワタシとしてはすごく有難いし、心強いわ。」
「ミカさんとサオリさんみたいになりたいよね。
ワタシらも。」
「あの二人は恋人同士だし、息もぴったりだから、ウチらがあの域に達するのは中々難しいけど。」
「美月、それ言うんだったら、ワタシらだって…」
ミサトはそう言うと、美月にキスをした。
美月も呼応するようにミサトの腰に手を回し、激しく舌を絡め合った。
「好きよ
美月」
「ワタシも愛してる。
ミサト」
NPWには、ミカとサオリ、美月とミサトという、二つのカップルが存在し、この二組はタッグチームを組み、とにかく仲がよかった。
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