620 / 722
家族計画
しおりを挟む
その日もバーは盛況で、閉店まで満員だった。
「お疲れ様」
智は、片付けをするユウを労った。
「トモちゃんもお疲れ様。
今日は久美子さんのところへ行ってたし、しんどかったんじゃない?」
「ううん。大丈夫。
でも、ワタシも歳だし…なかなか疲れが抜けなくなってきたけどね。」
洗い物をしながら、智は笑って言った。
「それでも生きていくお金は必要だし、まだまだ頑張らないとね。
特にワタシらみたいなニューハーフは経済的にも安定してないパターンが多いわけだし。」
「そうね。
莉愛もやっと大学生だし、これをなんとか卒業させたらワタシとしても最低限の責任は果たせたかなって思う。
あとは自分の老後のために頑張ろうって。」
「うん。
そうだね
残りの人生は、二人で頑張って生きていこうよ。」
「ありがとうね、ユウちゃん」
「フフッ
だってトモちゃんの事が大好きなんだもん、ワタシ。」
二人は互いに笑い合い、再び後片付けをした。
その日は外で食事はせず、まっすぐ家に帰ってくると、お風呂に入り、早めの就寝となった。
「メグちゃんがいないと、何か静かだよね。」
ユウがトモの待つベッドの中に入りながら言うと
「たしかに、そうね。
ずっと三人一緒だったもんね、メグちゃんが来てから。」
「三人での生活もいつまで続くのやら…」
「そのうちメグちゃんも恋人が出来ると思うし、そうなったら…だね。」
「ワタシは一生トモちゃんを誰にも渡さないからね。」
ユウはそう言うと、裸でベッドにいた智に抱きついた。
「あっ…あんっ」
智は反応良く、すぐに喘ぎ声を出した。
「相変わらず、トモちゃんて敏感ね」
「年重ねて体型も崩れてきてんのに、性欲だけは全然落ちないのよ。
何なら若い時よりも増してるって感じ。」
「わかるわ。
ワタシもそうだもん
でも、ワタシの場合は、トモちゃんに開発されてこうなった感があるけど。」
「えーっ、違うわよ。
ユウちゃんは元々そうだったってだけよ。」
「そうなのかなあ。
でも、ワタシも男とは上手くいかなかったし、やっぱり難しいって思ってたのね。
でも、トモちゃんとは、波長が合うっていうか、全てさらけ出せるし、好きでありながらすごくラクに接していられるの。
だから一生一緒にいたいし、それが一番幸せな事だと思うの。」
「ありがとう、ユウちゃん。
ワタシもだよ。
ニューハーフ同士は、男役も女役も変幻自在だからいいよね」
智がそう言うと
「そうね。
じゃあ、今日はワタシから責めるわ」
ユウは、智の乳房をバックから激しく揉み、呼吸を乱しながら答えた。
「お疲れ様」
智は、片付けをするユウを労った。
「トモちゃんもお疲れ様。
今日は久美子さんのところへ行ってたし、しんどかったんじゃない?」
「ううん。大丈夫。
でも、ワタシも歳だし…なかなか疲れが抜けなくなってきたけどね。」
洗い物をしながら、智は笑って言った。
「それでも生きていくお金は必要だし、まだまだ頑張らないとね。
特にワタシらみたいなニューハーフは経済的にも安定してないパターンが多いわけだし。」
「そうね。
莉愛もやっと大学生だし、これをなんとか卒業させたらワタシとしても最低限の責任は果たせたかなって思う。
あとは自分の老後のために頑張ろうって。」
「うん。
そうだね
残りの人生は、二人で頑張って生きていこうよ。」
「ありがとうね、ユウちゃん」
「フフッ
だってトモちゃんの事が大好きなんだもん、ワタシ。」
二人は互いに笑い合い、再び後片付けをした。
その日は外で食事はせず、まっすぐ家に帰ってくると、お風呂に入り、早めの就寝となった。
「メグちゃんがいないと、何か静かだよね。」
ユウがトモの待つベッドの中に入りながら言うと
「たしかに、そうね。
ずっと三人一緒だったもんね、メグちゃんが来てから。」
「三人での生活もいつまで続くのやら…」
「そのうちメグちゃんも恋人が出来ると思うし、そうなったら…だね。」
「ワタシは一生トモちゃんを誰にも渡さないからね。」
ユウはそう言うと、裸でベッドにいた智に抱きついた。
「あっ…あんっ」
智は反応良く、すぐに喘ぎ声を出した。
「相変わらず、トモちゃんて敏感ね」
「年重ねて体型も崩れてきてんのに、性欲だけは全然落ちないのよ。
何なら若い時よりも増してるって感じ。」
「わかるわ。
ワタシもそうだもん
でも、ワタシの場合は、トモちゃんに開発されてこうなった感があるけど。」
「えーっ、違うわよ。
ユウちゃんは元々そうだったってだけよ。」
「そうなのかなあ。
でも、ワタシも男とは上手くいかなかったし、やっぱり難しいって思ってたのね。
でも、トモちゃんとは、波長が合うっていうか、全てさらけ出せるし、好きでありながらすごくラクに接していられるの。
だから一生一緒にいたいし、それが一番幸せな事だと思うの。」
「ありがとう、ユウちゃん。
ワタシもだよ。
ニューハーフ同士は、男役も女役も変幻自在だからいいよね」
智がそう言うと
「そうね。
じゃあ、今日はワタシから責めるわ」
ユウは、智の乳房をバックから激しく揉み、呼吸を乱しながら答えた。
4
お気に入りに追加
63
あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる