カジュアルセックスチェンジ

フロイライン

文字の大きさ
上 下
557 / 722

everyday life returns

しおりを挟む
「へえ、トモさん田舎に行ってるんだ」


真弥はご飯を食べながら、美智香と話をしていた。

「そうなのよ。
前の旦那さんと今の奥さんとの間に子供が出来たんだって。

それで今一緒に住んでる二人とその子供さんに会うために行ったのよ。

一緒に住んでる二人のうちの一人は、生まれた子の兄?姉?にあたるらしくて。」


「へえ、それはすごいなあ。
普通ではなかなかありえないシチュエーションだね。」


真弥がそう言ったところで、傍で寝かせていた智弥が泣き出した。


「あ、真弥君、大丈夫

多分ミルクだと思う。」


席から立ちあがろうとする真弥を制して、美智香が側に行き抱き上げた。

最近は節制をしているので、100キロはないが、まだ90キロほどある美智香の体は、真弥が見ていても重そうだった。 


真弥の視線に気がついたのか、美智香は申し訳なさそうに

「ごめんね。
醜い体で…」

と、言って謝った。


「いや、魅力的だよ。
僕が太ってほしいってワガママ言ったから、みっちゃんに無理させたね。

ホントにごめん。」


「ううん。
私の方こそごめんなさい。

産後太りと鬱でおかしくなっちゃって…
どうしようもなく落ち込んでたの。

そんな中で、真弥君に太って欲しいって言われた時は本当に救われた気持ちになったわ。

でも、あのときの私は本当に精神状態がおかしくなってて、その言葉に執着したっていうか、太る事がいい事なんだって自分に言い聞かせて、ぶくぶく太っていったの。

これ以上は太れないってなっても、真弥君に言われたから…って、勝手にそう判断して、無理矢理太っていった。
痩せるより太る方が簡単だったし…


それが今になって、精神状態が少し回復すると、鏡に映った自分の醜い姿を見て愕然としたわ。」


「みっちゃんが苦しんでたのに、あんな事を安易に言っちゃって…本当にごめんなさい。」


「いいのよ。
あのときは、真弥君の言葉がなかったら…

私、どうなってたかわかんないわ…」


美智香は超巨乳化した乳房を出し、智弥に飲ませながら元気なく言った。


「僕はどんなみっちゃんも大好きだよ。

心から愛してる」

真弥は真剣な眼差しで言った。


「ありがとう。
私は世界一の幸せ者よ。

これ以上、何も求めるものはないわ。

また頑張って痩せるから…」  


「無理はしちゃダメだよ。」


真弥は立ち上がり、授乳をする美智香の頬にキスをした。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

N -Revolution

フロイライン
ライト文芸
プロレスラーを目指す桐生珀は、何度も入門試験をクリアできず、ひょんな事からニューハーフプロレスの団体への参加を持ちかけられるが…

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

ナースコール

wawabubu
青春
腹膜炎で緊急手術になったおれ。若い看護師さんに剃毛されるが…

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

TOUCH

廣瀬純一
大衆娯楽
体に触れると下半身を交換できる能力がある女性の話

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

ビキニに恋した男

廣瀬純一
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

処理中です...