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proclivity
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「トモさん来てたんだ?」
「そうなのよ。
智弥の顔が見たいって言って。」
布団の中で、真弥と美智香はその日あった会話をする。
子供がまだのときは、帰ってすぐに話すのが日課だったが…
「わざわざこんなとこまで申し訳ないな。
僕らも早く引っ越さないとね。」
「そうだね…
ところで真弥君」
「ん?どうしたの」
「ごめんなさい。
こんなに醜い体になっちゃって。」
美智香は事あるごとに現状の自身の姿を、この若い美貌の夫に謝罪した。
「何を言ってんだよ。
そんなの出産してんだから仕方ないよ。」
「ううん。
明らかにワタシのパターンはおかしすぎるの。
全然痩せれなくなってしまってるし…」
「みっちゃん…
あの、俺…」
真弥がたまに言う一人称の「俺」
これが出ると、何か思うところがあるときだ。
「真弥君
正直に言って欲しい。
こんな体嫌だよね…
本当にごめんなさい」
美智香は、真弥からの指摘をダイレクトに受けるのを恐れ、先ずは自らの口で太ってしまった事への謝罪をした。
「いや、その逆なんだ。
俺、出来たらみっちゃんに今の体型でいて欲しい」
「えっ…」
「痩せてる時のみっちゃんも大好きで仕方がなかったんだけど、太ったみっちゃんはもっと魅力的で…
もうたまらないんだ。」
「えっ、えっ
どういうこと?
真弥君てデブ専…なの?」
「みっちゃんに対しては、そうなのかなあ…」
「ちょっと待って
このままの体型でもかまわないってわけ?」
「うん。
むしろ、この体型を維持して欲しい
痩せて欲しくない。」
真弥の意外過ぎる言葉に、美智香は呆然としてしまった。
悩みに悩んでいるこの醜い体を、愛する夫はこれでいいという
頭が混乱してしまう美智香であった…
「こんな体でも抱いてくれるの?」
「もう、我慢できないくらいの気持ちでいる
今…」
「真弥君
ありがとう!」
美智香はその巨体で真弥に抱きついた。
真弥の言葉は美智香の苦悩を一瞬で吹き飛ばした。
「みっちゃん、したいよ…」
「抱いてっ!」
美智香は真弥の唇に吸い付くようなキスをした。
そして、長めのキスを終え、パジャマを脱がせにかかろうとする真弥に、美智香はその腕をそっと握って制止させた。
「真弥君…
ワタシも真弥君に伝えておかなきゃならないことがあるの」
「えっ、何?」
機先を制されて、戸惑いを見せる真弥に、美智香は、すごく言いにくそうにしていたが、勇気を出して、話を続けた。
自分の性癖の事を…
「そうなのよ。
智弥の顔が見たいって言って。」
布団の中で、真弥と美智香はその日あった会話をする。
子供がまだのときは、帰ってすぐに話すのが日課だったが…
「わざわざこんなとこまで申し訳ないな。
僕らも早く引っ越さないとね。」
「そうだね…
ところで真弥君」
「ん?どうしたの」
「ごめんなさい。
こんなに醜い体になっちゃって。」
美智香は事あるごとに現状の自身の姿を、この若い美貌の夫に謝罪した。
「何を言ってんだよ。
そんなの出産してんだから仕方ないよ。」
「ううん。
明らかにワタシのパターンはおかしすぎるの。
全然痩せれなくなってしまってるし…」
「みっちゃん…
あの、俺…」
真弥がたまに言う一人称の「俺」
これが出ると、何か思うところがあるときだ。
「真弥君
正直に言って欲しい。
こんな体嫌だよね…
本当にごめんなさい」
美智香は、真弥からの指摘をダイレクトに受けるのを恐れ、先ずは自らの口で太ってしまった事への謝罪をした。
「いや、その逆なんだ。
俺、出来たらみっちゃんに今の体型でいて欲しい」
「えっ…」
「痩せてる時のみっちゃんも大好きで仕方がなかったんだけど、太ったみっちゃんはもっと魅力的で…
もうたまらないんだ。」
「えっ、えっ
どういうこと?
真弥君てデブ専…なの?」
「みっちゃんに対しては、そうなのかなあ…」
「ちょっと待って
このままの体型でもかまわないってわけ?」
「うん。
むしろ、この体型を維持して欲しい
痩せて欲しくない。」
真弥の意外過ぎる言葉に、美智香は呆然としてしまった。
悩みに悩んでいるこの醜い体を、愛する夫はこれでいいという
頭が混乱してしまう美智香であった…
「こんな体でも抱いてくれるの?」
「もう、我慢できないくらいの気持ちでいる
今…」
「真弥君
ありがとう!」
美智香はその巨体で真弥に抱きついた。
真弥の言葉は美智香の苦悩を一瞬で吹き飛ばした。
「みっちゃん、したいよ…」
「抱いてっ!」
美智香は真弥の唇に吸い付くようなキスをした。
そして、長めのキスを終え、パジャマを脱がせにかかろうとする真弥に、美智香はその腕をそっと握って制止させた。
「真弥君…
ワタシも真弥君に伝えておかなきゃならないことがあるの」
「えっ、何?」
機先を制されて、戸惑いを見せる真弥に、美智香は、すごく言いにくそうにしていたが、勇気を出して、話を続けた。
自分の性癖の事を…
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