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「あっちゃん
愛してるっ!」
毎日のように敦に抱かれ、充実した夜の生活を送る由香里は、色気溢れるその体を震わせながら激しくイッた。
敦と由香里は共にイキやすく、挿入時間が短くても互いの満足度は非常に高かった。
そして、由香里が何よりも好きだったのは、情事を終えてからのいわゆるピロートークで、敦に腕枕されながら、愛を語ったり、日常のたわいもない話をした。
「あっちゃん」
「ん、どうした?」
「私、あっちゃんの事が好きで好きで仕方ないの。
本当にすごく幸せよ」
「僕もさ。
由香里ちゃんに出会えて本当によかった。
毎日の生活が楽しくて仕方ないよ。
ありがとう」
「私ね、もういい歳してるのに、あっちゃんとは新婚気分で暮らしてるのよ。
そういうのが前のときは全然なかったから、今起きてる事が新鮮に思えるし、最高に楽しいの。」
「由香里ちゃんには色々苦労かけてるのに、そう言ってもらえると本当に嬉しいよ。」
「あっちゃん、これからもよろしくね」
「僕の方こそ
由香里ちゃん、愛してるよ」
二人はまた熱いキスを交わし、体を絡め合った。
結果として、この時の営みで、由香里はお腹に、敦との子を孕ったのである。
産婦人科での診察を受け、間違いなく妊娠していることがわかった由香里は激しく動揺した。
敦とのセックスでは避妊を一切してこなかったので、妊娠する可能性は少なからずあった。
しかし、由香里はもうすぐ四十になろうかという年齢で、もう妊娠なんてしないという漠然とした思いがあった。
敦はそこまで確信していなかったが、生でするのが好きだった為、ゴムを用意する事すらしていなかった。
由香里が家に戻ると、畑仕事を終えた敦もちょうど帰ってきたところだった。
恵太が自分の部屋に入っていくのを確認すると、由香里は敦の元に近づき、少し元気のない様子で言った。
「あっちゃん、ごめん…
出来てた…」
「えっ、出来てた?
出来てたって…
赤ちゃん?」
「うん」
「…本当に…
妊娠してたなんて…」
「ごめんなさい
私ももうすぐ四十だし、絶対妊娠なんてしないって高を括っていたの…
それが、こんな事になっちゃうなんて…」
「由香里ちゃん、なんで謝るんだよ
だって僕と由香里ちゃんの子供なんだよ
これが喜ばずにいられるか」
「あっちゃん…いいの?」
「そんなの当たり前だよ。」
敦は由香里をギュッと抱きしめた。
愛してるっ!」
毎日のように敦に抱かれ、充実した夜の生活を送る由香里は、色気溢れるその体を震わせながら激しくイッた。
敦と由香里は共にイキやすく、挿入時間が短くても互いの満足度は非常に高かった。
そして、由香里が何よりも好きだったのは、情事を終えてからのいわゆるピロートークで、敦に腕枕されながら、愛を語ったり、日常のたわいもない話をした。
「あっちゃん」
「ん、どうした?」
「私、あっちゃんの事が好きで好きで仕方ないの。
本当にすごく幸せよ」
「僕もさ。
由香里ちゃんに出会えて本当によかった。
毎日の生活が楽しくて仕方ないよ。
ありがとう」
「私ね、もういい歳してるのに、あっちゃんとは新婚気分で暮らしてるのよ。
そういうのが前のときは全然なかったから、今起きてる事が新鮮に思えるし、最高に楽しいの。」
「由香里ちゃんには色々苦労かけてるのに、そう言ってもらえると本当に嬉しいよ。」
「あっちゃん、これからもよろしくね」
「僕の方こそ
由香里ちゃん、愛してるよ」
二人はまた熱いキスを交わし、体を絡め合った。
結果として、この時の営みで、由香里はお腹に、敦との子を孕ったのである。
産婦人科での診察を受け、間違いなく妊娠していることがわかった由香里は激しく動揺した。
敦とのセックスでは避妊を一切してこなかったので、妊娠する可能性は少なからずあった。
しかし、由香里はもうすぐ四十になろうかという年齢で、もう妊娠なんてしないという漠然とした思いがあった。
敦はそこまで確信していなかったが、生でするのが好きだった為、ゴムを用意する事すらしていなかった。
由香里が家に戻ると、畑仕事を終えた敦もちょうど帰ってきたところだった。
恵太が自分の部屋に入っていくのを確認すると、由香里は敦の元に近づき、少し元気のない様子で言った。
「あっちゃん、ごめん…
出来てた…」
「えっ、出来てた?
出来てたって…
赤ちゃん?」
「うん」
「…本当に…
妊娠してたなんて…」
「ごめんなさい
私ももうすぐ四十だし、絶対妊娠なんてしないって高を括っていたの…
それが、こんな事になっちゃうなんて…」
「由香里ちゃん、なんで謝るんだよ
だって僕と由香里ちゃんの子供なんだよ
これが喜ばずにいられるか」
「あっちゃん…いいの?」
「そんなの当たり前だよ。」
敦は由香里をギュッと抱きしめた。
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