322 / 722
お風呂
しおりを挟む
「あの、トモさん
お風呂ご一緒してもいいですか?」
恵太は顔を赤らめながらも、はっきりと智に言った。
「えっ」
耳を疑うような恵太の発言に智は驚いて、近くにいた由香里の方を見たが
「すいません
トモさんさえ良ければ、一緒に入っていただけますか」
と、由香里はあくまでも恵太の要望を優先した。
「ワタシはいいですけど…
じゃあ、恵ちゃん、一緒に入る?」
と、声かけすると
「はい。ありがとうございます」
恵太ははっきりと返事した。
脱衣所に行った二人は、服を脱ぐ事になるのだが、恵太のような性同一性障害を持った人間は、他人に自らの男性器を見られる事を極端に嫌がる傾向がある事から、智は念押しの意味も含めて再度確認した。
「恵ちゃん、大丈夫?
ワタシの前で裸になるの…
見せたくなかったら無理しなくていいのよ」
「いえ、トモさんの前だったら全然平気です」
恵太は屈託のない笑みを浮かべて答えた。
そうなると、智も割り切り、着ていた服を脱いでいった。
恵太はブラジャーこそしていなかったが、女性用のショーツを履いていた。
しかし、男子特有の貧弱なお尻をしていて、ピンクのショーツの後ろの部分は余裕があって、シワが寄っていた。
対する智は、長年の女性ホルモンの投与のおかげでムチムチっとした女性特有のお尻をしており、パンティを脱ぐと、プリンとしたきれいなお尻が姿を現した。
何よりもの違いは乳房で、まるっきり少年の、それも痩せ気味の恵太の胸とは明らかに違い、智の胸は張りのあるDカップのナチュラルな膨らみで、ここのところのサイズアップもあって、余計に大きさが強調されていた。
「うわあ、トモさん
キレイ!」
恵太は目を輝かせて、その憧れの肉体に目を輝かせた。
「恵ちゃん、恥ずかしいからあんまり見ないで」
智はそう言ったが、最近までバリバリの風俗嬢だった彼女にはそれほどの恥じらいはなかった。
恵太はさっと股間を隠したが、包茎でそれほどの大きさもなく、女性ホルモンと去勢でかなり小さくなってしまった智のペニスとほぼ同じくらいの大きさをしていた。
二人でお風呂に入ると、恵太は
「トモさん、お背中流します」
と、言ってボディソープを手に取った。
「恵ちゃん、そんな事しなくてもいいよ。
気を遣わないでね」
智はそう言ったが、恵太は首を横に振り
「ワタシ、トモさんの弟子なので」
と、言って、手に取ったボディソープを優しく背中に付けた。
すると、忽ちびっくりしたような顔をして言った。
「トモさんの肌、スベスベ!
てかめっちゃきめ細かい!!」
「そんな事ないよ。もう恥ずかしくなってきたわ」
智は恵太のオーバーリアクションに恥ずかしそうに肩を竦めた。
「あの、トモさん」
「なあに、恵ちゃん」
「おっぱい…少し触っていいですか」
「あ、別にいいけど」
智の許しをもらった恵太は、恐る恐る後ろから智の体に手を回し、その豊満に膨らんだ乳房を触り、揉んだ。
「あっ、すごい!」
「何がすごいのよ」
「柔らかいのにすごく弾力がある!
これが女性の乳房なんですね!」
「女性じゃないけどね」
「ワタシもこんなおっぱい欲しいなあ」
恵太はキラキラした目で智の乳房を見つめて言った。
お風呂ご一緒してもいいですか?」
恵太は顔を赤らめながらも、はっきりと智に言った。
「えっ」
耳を疑うような恵太の発言に智は驚いて、近くにいた由香里の方を見たが
「すいません
トモさんさえ良ければ、一緒に入っていただけますか」
と、由香里はあくまでも恵太の要望を優先した。
「ワタシはいいですけど…
じゃあ、恵ちゃん、一緒に入る?」
と、声かけすると
「はい。ありがとうございます」
恵太ははっきりと返事した。
脱衣所に行った二人は、服を脱ぐ事になるのだが、恵太のような性同一性障害を持った人間は、他人に自らの男性器を見られる事を極端に嫌がる傾向がある事から、智は念押しの意味も含めて再度確認した。
「恵ちゃん、大丈夫?
ワタシの前で裸になるの…
見せたくなかったら無理しなくていいのよ」
「いえ、トモさんの前だったら全然平気です」
恵太は屈託のない笑みを浮かべて答えた。
そうなると、智も割り切り、着ていた服を脱いでいった。
恵太はブラジャーこそしていなかったが、女性用のショーツを履いていた。
しかし、男子特有の貧弱なお尻をしていて、ピンクのショーツの後ろの部分は余裕があって、シワが寄っていた。
対する智は、長年の女性ホルモンの投与のおかげでムチムチっとした女性特有のお尻をしており、パンティを脱ぐと、プリンとしたきれいなお尻が姿を現した。
何よりもの違いは乳房で、まるっきり少年の、それも痩せ気味の恵太の胸とは明らかに違い、智の胸は張りのあるDカップのナチュラルな膨らみで、ここのところのサイズアップもあって、余計に大きさが強調されていた。
「うわあ、トモさん
キレイ!」
恵太は目を輝かせて、その憧れの肉体に目を輝かせた。
「恵ちゃん、恥ずかしいからあんまり見ないで」
智はそう言ったが、最近までバリバリの風俗嬢だった彼女にはそれほどの恥じらいはなかった。
恵太はさっと股間を隠したが、包茎でそれほどの大きさもなく、女性ホルモンと去勢でかなり小さくなってしまった智のペニスとほぼ同じくらいの大きさをしていた。
二人でお風呂に入ると、恵太は
「トモさん、お背中流します」
と、言ってボディソープを手に取った。
「恵ちゃん、そんな事しなくてもいいよ。
気を遣わないでね」
智はそう言ったが、恵太は首を横に振り
「ワタシ、トモさんの弟子なので」
と、言って、手に取ったボディソープを優しく背中に付けた。
すると、忽ちびっくりしたような顔をして言った。
「トモさんの肌、スベスベ!
てかめっちゃきめ細かい!!」
「そんな事ないよ。もう恥ずかしくなってきたわ」
智は恵太のオーバーリアクションに恥ずかしそうに肩を竦めた。
「あの、トモさん」
「なあに、恵ちゃん」
「おっぱい…少し触っていいですか」
「あ、別にいいけど」
智の許しをもらった恵太は、恐る恐る後ろから智の体に手を回し、その豊満に膨らんだ乳房を触り、揉んだ。
「あっ、すごい!」
「何がすごいのよ」
「柔らかいのにすごく弾力がある!
これが女性の乳房なんですね!」
「女性じゃないけどね」
「ワタシもこんなおっぱい欲しいなあ」
恵太はキラキラした目で智の乳房を見つめて言った。
1
お気に入りに追加
63
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる