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酔狂

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セックスのフルコースとも言うべきものを体験し、何度も何度も絶頂に達した美智香だったが、まだまだその性欲に限界はなかった。

「あーっ、気持ちいいよ、真弥!

私、なんかどんどん淫乱になっちゃってく」

と、言って、美味しそうに真弥のペニスを口に頬張った。


「ヤバイよ、みっちゃん

フェラ上手すぎるって!」


稚拙だった美智香の口技も、生来の勉強熱心さが奏功して、凄まじいほどの技術向上を見せていた。


攻守入り乱れてのセックスだったが、次は真弥の番となった。

「みっちゃん

僕が仰向けに寝るからさあ、みっちゃんは僕の顔に跨ってくれない?」


「えーっ、ヤダよ

そんな事したら真弥の顔汚れちゃうし、私もすごく恥ずかしい。」


「それがいいんだよ」


「真弥、私ね
自分でもびっくりするくらい濡れてるの。
そんなので跨ったら…」


「いいから、いいから
早く来て」


美智香は言われるがままに真弥の顔の上に跨った。


真弥の目の前に美智香の膣口が来ると、蜜のような愛液が滴り落ちてきた。

真弥はそれを美味しそうにぺちゃぺちゃと音を立てながら舐め尽くした。

美智香は下から湧いてくる脳天を貫くような快感に耐えられず、ヘナヘナと腰が抜けて、真弥の顔に股間を擦り付けるようにして座り込んでしまった。

顔に圧がかかった真弥は、これ幸いとばかりに舌を美智香の秘貝の奥深くに捩じ込んだ。

この責めは、性に目覚めて間もない美智香には、耐えられる術はなく…


「ひああああっ!ああっ!!」

と叫ぶように大きな喘ぎ声を上げると、そのまま白目を剥いて失神してしまった。

体を激しく痙攣させながら。




それから程なくして意識を取り戻したが、痙攣はおさまらず、ヨダレを垂れ流してぐったりとしていた。

「みっちゃん、大丈夫?」

真弥は美智香のヨダレを全部舐めて綺麗にすると、あらためてギュッと抱きしめた。


美智香は朦朧としながら

「あー…

気持ち良すぎ…

おかしくなるぅ」

と息も絶え絶えに言った。


精神と肉体の限界点を突破してしまった美智香は、この日を境に、益々真弥への依存度が高くなり、彼女が本来持っていた自立心や、冷静な物事への判断力を消失させてしまった。
言うなれば、薬物中毒にも似た…まさに真弥中毒であった。

真弥自身もまた美智香中毒には変わりなく、彼が美智香の歯止め役にならなければならないところを、二人して性の泥沼にハマっていったのである。

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