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其々の夜
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智を送り届けた後、自宅に舞い戻った竹井は、十分な手応えを感じていた。
思い切ってデートに誘ってみたはいいが、交際慣れしてない事から、プランニングの不備が露呈し、グダグダになってしまった感があった事は否定できない。
さらに、映画も智に選んでもらおうとしていた為に、自分では候補を選んでいなかった。
食事については、事前に高級な寿司屋に目星を付けていたが、こっちは智に固辞されてしまい、頭が真っ白に‥
それでも、智自体は楽しんでくれていた様で、次の約束も取り付ける事が出来た。
竹井は、ソファに腰掛け、ホッと一息をついた。
そして、徐に立ち上がると、テレビの置いてある方に向かい、台の下に置いてあったDVDを手に取った。
智の全盛期であった第一期のデビュー作「超高学歴アイドルニューハーフ」のシリーズで、もう何度も何度も繰り返し見ている。
竹井自身はニューハーフが特段好きというわけではなかった。
だが、ガッキーの熱狂的ファンであった為、ネットでガッキー似として取り上げられていた智に関心を持ち、この世界にも興味を持ったのだった。
智は、おちんちんが付いてはいるが、それ以外は竹井が理想とする容姿をしており、いつの日か、その男性器すら愛おしく思えるようになっていった。
その後、智の出演作は全て購入し、自慰のオカズにする日々を送っていたが、一年後にリリースされた、激太りシリーズで度肝を抜かれてしまった。
あんなに清楚で可愛かった智が、醜い豚の様な姿で戻ってきたのには、竹井もトラウマになるほどの衝撃を受けたが、怖いもの見たさで購入して視聴していくうちに、その凄まじい変わりように逆に萌えを感じるようになった。
結局、激太りシリーズも全て購入した竹井だったが、まさか、本人と実際に出会えるなんて夢にも思っていなかった。
それも、自分がいつも通う食堂で。
絶対に有り得ないシチュエーションに、最初はただの似ている人だと思っていた。
しかし、レジで支払いをする時、後ろに置かれたタイムカードに目をやると、吉岡 智と書かれているのが認識できた。
AVで、下の名前とはいえ、本名で出るのか?と、疑心暗鬼にもなったが、店に通ううちに、それが本人に間違いないと確信を持つ様になっていった。
智自身、激太りシリーズからかなり痩せ、アイドルニューハーフ時代に近いビジュアルを取り戻していたことも大きかった。
竹井正樹は見た目のワイルドさと正反対の内向的な性格をしており、四十歳になるまで、女性とちゃんとした交際をした事など、皆無と言っても過言ではなかった。
仕事面では、何事にも真面目に取り組むタイプで、浪費家でもなく、生き方自体は堅実。
後は結婚相手、若しくは交際相手が出来れば、言う事なしといった状況だったが、これまで縁遠く、気が付けばこんな歳になっていた。
竹井は、巡ってきた千載一遇のチャンスに対し、絶対に逃してはなるまいと、心に誓い、DVDを見ながら自らのペニスを激しく扱いた。
時を同じくして、智も自宅で、乳房を揉みしだきながら、バイブを突っ込み、大きな喘ぎ声を上げていた。
思い切ってデートに誘ってみたはいいが、交際慣れしてない事から、プランニングの不備が露呈し、グダグダになってしまった感があった事は否定できない。
さらに、映画も智に選んでもらおうとしていた為に、自分では候補を選んでいなかった。
食事については、事前に高級な寿司屋に目星を付けていたが、こっちは智に固辞されてしまい、頭が真っ白に‥
それでも、智自体は楽しんでくれていた様で、次の約束も取り付ける事が出来た。
竹井は、ソファに腰掛け、ホッと一息をついた。
そして、徐に立ち上がると、テレビの置いてある方に向かい、台の下に置いてあったDVDを手に取った。
智の全盛期であった第一期のデビュー作「超高学歴アイドルニューハーフ」のシリーズで、もう何度も何度も繰り返し見ている。
竹井自身はニューハーフが特段好きというわけではなかった。
だが、ガッキーの熱狂的ファンであった為、ネットでガッキー似として取り上げられていた智に関心を持ち、この世界にも興味を持ったのだった。
智は、おちんちんが付いてはいるが、それ以外は竹井が理想とする容姿をしており、いつの日か、その男性器すら愛おしく思えるようになっていった。
その後、智の出演作は全て購入し、自慰のオカズにする日々を送っていたが、一年後にリリースされた、激太りシリーズで度肝を抜かれてしまった。
あんなに清楚で可愛かった智が、醜い豚の様な姿で戻ってきたのには、竹井もトラウマになるほどの衝撃を受けたが、怖いもの見たさで購入して視聴していくうちに、その凄まじい変わりように逆に萌えを感じるようになった。
結局、激太りシリーズも全て購入した竹井だったが、まさか、本人と実際に出会えるなんて夢にも思っていなかった。
それも、自分がいつも通う食堂で。
絶対に有り得ないシチュエーションに、最初はただの似ている人だと思っていた。
しかし、レジで支払いをする時、後ろに置かれたタイムカードに目をやると、吉岡 智と書かれているのが認識できた。
AVで、下の名前とはいえ、本名で出るのか?と、疑心暗鬼にもなったが、店に通ううちに、それが本人に間違いないと確信を持つ様になっていった。
智自身、激太りシリーズからかなり痩せ、アイドルニューハーフ時代に近いビジュアルを取り戻していたことも大きかった。
竹井正樹は見た目のワイルドさと正反対の内向的な性格をしており、四十歳になるまで、女性とちゃんとした交際をした事など、皆無と言っても過言ではなかった。
仕事面では、何事にも真面目に取り組むタイプで、浪費家でもなく、生き方自体は堅実。
後は結婚相手、若しくは交際相手が出来れば、言う事なしといった状況だったが、これまで縁遠く、気が付けばこんな歳になっていた。
竹井は、巡ってきた千載一遇のチャンスに対し、絶対に逃してはなるまいと、心に誓い、DVDを見ながら自らのペニスを激しく扱いた。
時を同じくして、智も自宅で、乳房を揉みしだきながら、バイブを突っ込み、大きな喘ぎ声を上げていた。
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