ニューハーフ極道ZERO

フロイライン

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懐柔編

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まだ正式に認可されておらず、正規のルートでは手に入らないとされる性転換薬。

早く承認を得るために、或る製薬会社はヤクザを使って被験者を集めていた。

それ故にヤクザは、この薬を容易に手に入れることが出来、亮輔もすぐに女から男に性転換する薬を手に入れた。


そして、躊躇はしたが、この期に及んで男に戻らない選択肢はないとして、仕方なく注射を打った。

そして、二十四時間後には、完全なる男に戻っていた。



ベッドの上で性転換後の気怠さに苦しむ亮輔に、大西は声をかけた。


「男のお前に会うの、久しぶりだなあ。」


「なんとか、男に戻れたわ…

髪切った方がいいかな」


「まあ、顔はアレだが、体は男だからなあ。

まあ、後ろで括っときゃいいんじゃねえか。
抗争が終われば女に戻るつもりなんだろ?」


「うん。

思考が全然男に戻ってないわ。」


「そうだな。
声は男だし、体も戻ったが、昔の亮輔ではないよな。」


「うん。

さっきも言ったけど、気持ちの部分が女のままなの。
前に男に戻ったときは、ここまでじゃなかったのに。


ねえ、今のワタシを抱ける?」


「えっ、俺にはそっちの趣味はねえんだけど…」


「ごめんなさい。

ちょっと聞いてみただけ。
男が隣に寝てたら気持ち悪いよね

ワタシ、隣の部屋で寝るから。」

亮輔は申し訳なさそうに起き上がったが、大西は手を引っ張って、もう一度亮輔を隣に寝かせた。


「やっぱり前言を撤回するわ。

抱けるよ、余裕で。」


大西はそう言うと、亮輔にキスをした。

亮輔は胸キュン状態となり、大西の舌を受け入れ、激しく自分の舌を絡ませにいった。

いつもなら、ここから大西が亮輔の豊満な乳房を揉み、しゃぶりつき…と、いう展開に持ち込むのだが、もう亮輔の胸は平らに戻ってしまっている。

それでも大西は、亮輔の乳首を口に含み、舌で転がせた。

「ああっ!あんっ!」

少し太くはなったが、亮輔は女だった時と同様の喘ぎ声を上げた。

問題なく合体できると判断した二人は、後背位の態勢となり、大西が亮輔のアナルに挿入するという体勢となった。

ニューハーフをやっていた時代にはよく使っており、開発済みの亮輔のアナルは、スムーズに大西のペニスを受け入れることができ、二人に強烈な快感を与えた。

大西にとっては、初めてのアナルセックスだったが、あまりの締め付けに耐えきれず、すぐにイッてしまった。

亮輔もまた、久しぶりに前立腺への刺激を受け、ほぼ同時に絶頂を迎えたのである。
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