226 / 333
筒井未来〜女子力向上計画編〜
好球必打
しおりを挟む
「おはよう未来ちゃん」
出勤してきたユウは、すっぴんで店の掃除をする未来を見つけると、近づいて声をかけた。
「ユウさん
おはようございますっ」
「どうしたの?今日はやけに早いじゃない」
「もう夏休みなので」
未来は額の汗をタオルで拭きながら笑って言った。
「あ、そっか
もう夏休みかあ
ワタシは大学行った事ないからよくわかんないけど、夏休みって何日くらいあるの?」
「えっと、50日くらいかなあ」
未来は少し考える素振りを見せながら答えた。
「いいなあ、ワタシも大学生したかったわ。
ところで夏休みはどこか旅行とか行かないの?」
「いえ、行きません。
それよりも、ユウさんにちょっとご相談があるんですけど。」
「えっ何?
何でも聞いてよ。わかる事なら全部答えるから。」
「あの、夏休みを利用して、タマタマを取ろうかなって考えてるんですけど、どこか良い病院紹介していただけませんか?」
「えっ、未来ちゃん
タマ抜きするの?
それしたらもう完全に元に戻れなくなるよ。
大丈夫?」
「もう引き返すって選択肢はワタシにはありませんから大丈夫です。
タマってワタシには全く必要ないものですし。
誰かと結婚して子供を作りたいとかも思ってませんしね。
そりゃ、妊娠できるなら子供を産みたいっていう気持ちはあるけど、男性として女性としたいとか、妊娠させて子供を作りたいとか、考えた事もないです。」
「まあ、そうだよね、
ワタシも同じような気持ちでいるよ。」
「ユウさんがタマ抜きした病院をご紹介していただけませんか」
「ワタシは、今も女ホルの注射を打ってもらってる病院で、二十歳の時にタマ取ったんだけど、そこで良かったら紹介するわ。」
いつするつもりなの?」
「出来たらすぐにでも」
「急くわねえ、未来ちゃん」
「一日でも早くする方が、より女らしい体を手に入れることができるんじゃないかって」
「全然そんなことないわよ。
ワタシ的にはタマがあっても無くてもそう変わらない
これが素直な感想ね。」
「ですよね
でも、なんとなくそう思っちゃって」
「わかったわ。
病院の名前と場所は後でLINEで送るね。
予約入れたら、ワタシに教えて。
当日ついて行ってあげるから」
「えっ!
ついて来てくれるんですか!!
ありがとうございますっ!」
未来は目をうるうるさせながら、ユウに深々と頭を下げた。
お辞儀すると、着ていたTシャツの胸元がチラッと見えると
ユウはその谷間を見て感嘆の声を上げた。
「あっ、未来ちゃん、おっぱい大きくなったわねえ
ホルモン始めてどれくらいになる?」
「えっと、もうすぐ一年です」
「へえ
早いもんね、ここに面接に来てたのって一年前なんだね。
あの頃から比べると、本当に完璧な女子に変身したよね。」
「そうですか…まだ全然ダメですけど…
でも、そう言ってもらえると嬉しいです」
未来は照れくさそうに笑った。
出勤してきたユウは、すっぴんで店の掃除をする未来を見つけると、近づいて声をかけた。
「ユウさん
おはようございますっ」
「どうしたの?今日はやけに早いじゃない」
「もう夏休みなので」
未来は額の汗をタオルで拭きながら笑って言った。
「あ、そっか
もう夏休みかあ
ワタシは大学行った事ないからよくわかんないけど、夏休みって何日くらいあるの?」
「えっと、50日くらいかなあ」
未来は少し考える素振りを見せながら答えた。
「いいなあ、ワタシも大学生したかったわ。
ところで夏休みはどこか旅行とか行かないの?」
「いえ、行きません。
それよりも、ユウさんにちょっとご相談があるんですけど。」
「えっ何?
何でも聞いてよ。わかる事なら全部答えるから。」
「あの、夏休みを利用して、タマタマを取ろうかなって考えてるんですけど、どこか良い病院紹介していただけませんか?」
「えっ、未来ちゃん
タマ抜きするの?
それしたらもう完全に元に戻れなくなるよ。
大丈夫?」
「もう引き返すって選択肢はワタシにはありませんから大丈夫です。
タマってワタシには全く必要ないものですし。
誰かと結婚して子供を作りたいとかも思ってませんしね。
そりゃ、妊娠できるなら子供を産みたいっていう気持ちはあるけど、男性として女性としたいとか、妊娠させて子供を作りたいとか、考えた事もないです。」
「まあ、そうだよね、
ワタシも同じような気持ちでいるよ。」
「ユウさんがタマ抜きした病院をご紹介していただけませんか」
「ワタシは、今も女ホルの注射を打ってもらってる病院で、二十歳の時にタマ取ったんだけど、そこで良かったら紹介するわ。」
いつするつもりなの?」
「出来たらすぐにでも」
「急くわねえ、未来ちゃん」
「一日でも早くする方が、より女らしい体を手に入れることができるんじゃないかって」
「全然そんなことないわよ。
ワタシ的にはタマがあっても無くてもそう変わらない
これが素直な感想ね。」
「ですよね
でも、なんとなくそう思っちゃって」
「わかったわ。
病院の名前と場所は後でLINEで送るね。
予約入れたら、ワタシに教えて。
当日ついて行ってあげるから」
「えっ!
ついて来てくれるんですか!!
ありがとうございますっ!」
未来は目をうるうるさせながら、ユウに深々と頭を下げた。
お辞儀すると、着ていたTシャツの胸元がチラッと見えると
ユウはその谷間を見て感嘆の声を上げた。
「あっ、未来ちゃん、おっぱい大きくなったわねえ
ホルモン始めてどれくらいになる?」
「えっと、もうすぐ一年です」
「へえ
早いもんね、ここに面接に来てたのって一年前なんだね。
あの頃から比べると、本当に完璧な女子に変身したよね。」
「そうですか…まだ全然ダメですけど…
でも、そう言ってもらえると嬉しいです」
未来は照れくさそうに笑った。
2
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
男子中学生から女子校生になった僕
葵
大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。
普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。
強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!
pretty preschool teacher
フロイライン
BL
愛多幼稚園新人教諭の石川遥は、その美貌と優しい性格から、子供達は勿論のこと、その保護者からも圧倒的な支持が寄せられていた。
しかし、遥には誰にも言えない秘密があった…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる