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新章〜新たなる潮流〜
after school
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最初は緊張していた未来だったが、酒の力と優磨の話術によって、どんどん引き込まれて、気が付けば自分から身の上話などを話すようになっていた。
「ねえ、未来ちゃん
店終わったら、飯でも行かない?」
「えっ」
優磨からアフターに誘われて、目を白黒させて驚く未来だったが、勿論アフターに誘われたのは初めてだった。
「いや、この前お詫びした時も受け取ってもらえなかったし、ホントに飯でもって思ってるだけなんだけど、ダメかな。」
「あの、ワタシ、こういうの初めてで…どうお答えしていいのか…」
「じゃあ、ママかさっきのユウちゃんに聞いてみてよ。」
優磨が言うと、未来は素直に頷き、ガラスの向こうにいるユウのところに行ったのだった。
ユウは恋人の功太と酒を飲みながら楽しく過ごしていたが、未来が来たのに気付き、立ち上がって近づいていった。
「どないしたん?
未来ちゃん、何かあった?」
「すいません、お邪魔しちゃって…
あの、岡田社長からアフターに誘われたんですけど、こういうの初めてでどうしていいかわからなく…」
未来は少し困ったような表情を浮かべて俯いて言った。
「そうなんや。
未来ちゃんはどうなの?
行ってもいいって思ってる?」
「はい…ワタシは」
「だったら行って来なよ。
功ちゃんに聞いたら、岡田社長ってホントに良い人みたいだし、変な事されたりはしないと思うわよ。
ねっ、功ちゃん」
ユウはソファーに腰掛けている功太に振った。
功太は頷き、未来に向かって
「未来ちゃん
社長をよろしく頼むで」
と、言ってニヤリと笑った。
未来は行く決心をして、キャシーママに話すと、もう上がってもいいと言われたのだった。
すぐに着替えて、帰り支度をし、優磨の元にまた戻って来た。
「おー、コート姿もエレガントだね
じゃあ行くか」
優磨は立ち上がり、VIPルームを出ると、その後から、恥ずかしそうに未来が後を付いていった。
「ねえ、未来ちゃん
店終わったら、飯でも行かない?」
「えっ」
優磨からアフターに誘われて、目を白黒させて驚く未来だったが、勿論アフターに誘われたのは初めてだった。
「いや、この前お詫びした時も受け取ってもらえなかったし、ホントに飯でもって思ってるだけなんだけど、ダメかな。」
「あの、ワタシ、こういうの初めてで…どうお答えしていいのか…」
「じゃあ、ママかさっきのユウちゃんに聞いてみてよ。」
優磨が言うと、未来は素直に頷き、ガラスの向こうにいるユウのところに行ったのだった。
ユウは恋人の功太と酒を飲みながら楽しく過ごしていたが、未来が来たのに気付き、立ち上がって近づいていった。
「どないしたん?
未来ちゃん、何かあった?」
「すいません、お邪魔しちゃって…
あの、岡田社長からアフターに誘われたんですけど、こういうの初めてでどうしていいかわからなく…」
未来は少し困ったような表情を浮かべて俯いて言った。
「そうなんや。
未来ちゃんはどうなの?
行ってもいいって思ってる?」
「はい…ワタシは」
「だったら行って来なよ。
功ちゃんに聞いたら、岡田社長ってホントに良い人みたいだし、変な事されたりはしないと思うわよ。
ねっ、功ちゃん」
ユウはソファーに腰掛けている功太に振った。
功太は頷き、未来に向かって
「未来ちゃん
社長をよろしく頼むで」
と、言ってニヤリと笑った。
未来は行く決心をして、キャシーママに話すと、もう上がってもいいと言われたのだった。
すぐに着替えて、帰り支度をし、優磨の元にまた戻って来た。
「おー、コート姿もエレガントだね
じゃあ行くか」
優磨は立ち上がり、VIPルームを出ると、その後から、恥ずかしそうに未来が後を付いていった。
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