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代理戦争編
調教
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「社長、多喜の恋人のオカマの調教が終わりました。」
スキンヘッドの男は少々疲れ気味な表情で多村の前に現れた。
「おう。ご苦労だったな
上手くいったか?」
「はい。
あのクスリ、とんでもない代物ですね。
一晩で100回くらいイッたんじゃないっすか。
どこ触ってもすぐにイキやがる。」
「そいつは凄まじいな。」
「あのオカマ、もう使いもんになりませんぜ。
廃人です。
やっぱり一度に大量に体に入れると死ぬ危険もありますね。」
「まあ、流通させるときは気をつけねえとな。
簡単に死んじまうと警察に挙げられるのが早くなっちまう。」
「とりあえずオカマは処理してきますか?」
「いや、まだ調教出来てねえからな」
「調教…ですか?」
「ああ。多喜の調教をな。」
「…」
「生きてるんだったらまだあのオカマには利用価値がある。
多喜には対沢木の捨て石になってもらうぜ。
アイツは真面目な男だからきっとやるはずだ。
成功するか失敗するか、それはわからんがな」
「はい。」
「俺はホテルに戻る。
もう一人のオカマにも教育してやらねえとダメだからな。」
多村は笑いながら部屋を出て行った。
スキンヘッドの男は少々疲れ気味な表情で多村の前に現れた。
「おう。ご苦労だったな
上手くいったか?」
「はい。
あのクスリ、とんでもない代物ですね。
一晩で100回くらいイッたんじゃないっすか。
どこ触ってもすぐにイキやがる。」
「そいつは凄まじいな。」
「あのオカマ、もう使いもんになりませんぜ。
廃人です。
やっぱり一度に大量に体に入れると死ぬ危険もありますね。」
「まあ、流通させるときは気をつけねえとな。
簡単に死んじまうと警察に挙げられるのが早くなっちまう。」
「とりあえずオカマは処理してきますか?」
「いや、まだ調教出来てねえからな」
「調教…ですか?」
「ああ。多喜の調教をな。」
「…」
「生きてるんだったらまだあのオカマには利用価値がある。
多喜には対沢木の捨て石になってもらうぜ。
アイツは真面目な男だからきっとやるはずだ。
成功するか失敗するか、それはわからんがな」
「はい。」
「俺はホテルに戻る。
もう一人のオカマにも教育してやらねえとダメだからな。」
多村は笑いながら部屋を出て行った。
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