oh my little love

フロイライン

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笑顔の行方

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チェックインして、軽く友梨奈とヤッて、すぐに飯食いに行く予定でいたが、やっぱりダメだった。

二人とも、これでもかってくらいにヤリまくり、友梨奈に至っては、一体何回イケるんだ?ってくらいにイキまくった。


「友梨奈、やっぱりお前は最高だよ」


「愁ちゃん…

ごめん」


「えっ?」


「朝は別れるとか言っちゃったけど、そんなのムリ
絶対ムリに決まってる
あなた無しの人生なんてあり得ないわ」


「うん。

俺もそうだよ…

愛してる」

俺は友梨奈にキスをした。


友梨奈と俺は二十以上も年齢差があるし、蒼のお母さんてこともあって、付き合うには障害が多すぎる。

でも、好きなんだ。

彼女について一言で言うなら、とにかく「合う」んだ。

そりゃ大好きだし、カラダの相性も最高だし、何も文句ないんだけど、そんな事よりも、一緒にいて、すごく楽っていうか、楽しいっていうか、自然体でいられるんだ。

この感覚は口では説明出来ないけど、多分友梨奈も俺の事をそう思ってくれているに違いない。

だから、俺にとって最高な女なんだよ。

こんないい女、別れられるわけがない。
親父さんはアッサリ別れたけど…
俺から言わせればバカなヤツだよ。


「愁ちゃん、どうしたの?」


そんな事を考えて、友梨奈を見つめる俺を、変に思ったみたいだ。


「あー、ごめん

友梨奈って俺にとって何から何まで最高の女だなって思って

しみじみしてたんだよ」


「何よ、ソレ

でも、嬉しい

すごく嬉しいわ。愁ちゃん」


友梨奈はまた抱きついてきた。


「友梨奈、何があっても離さないから」


「うん。愁ちゃん

心から愛してるわ」


気持ちが入りまくって、またヤリたくなったけど、延々と繰り返すだけなので、一旦中断し、シャワーを浴びに行った。


「相変わらずセックスの後は、お互いすごいことになるよなあ。
体がぬるぬるだ。」


「そうね。
でも、それも最高だよ」

友梨奈は俺に付着した体液を、ソープで丁寧に落としながら笑って言った。

お返しに俺も友梨奈の体を洗ってやったら、すごく気持ちよさそうにしてくれた。


ようやく出かける準備を終えた俺達は、晩御飯を食べるべく、ホテルを出た。


「天満屋の向こう側に色々お店があるから、そっちの方に行ってみよう」

友梨奈は「天」という大きな看板を屋上に立てた百貨店の方を指差して言った。


俺達は夜だし、手を繋いだ。

俺は全然嬉しいんだけど、友梨奈は知ってる人に会ったら嫌だろうな、とか思ったけど、本人は全く気にする素振りを見せなかった。

「あ、ココだ。」

百貨店の方に行くと、商店街があって、そこをさらに越えた筋道に、何軒か居酒屋とかラーメン屋とかがあって、俺達はその中から、「秀」っていう小さな居酒屋に入ることにした。
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