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停滞
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今回は長時間にするのはマズイと、わりと短時間でセックスタイムを終えた俺たちだったが、三人ともが汗と精液、愛液、唾液まみれになってしまった為、お風呂に入ってから引っ越しの荷造り作業をする事になった。
お風呂も三人一緒に入り、俺は何もせずに二人に体を洗ってもらった。
「こんな姿、親父さんが見たら卒倒するだろうな」
ふと、俺が呟くと、友梨奈さんは大笑いした。
「そうね。
でもね、本当に愁ちゃんには感謝してるのよ。」
友梨奈さんは裸で俺の背中を流しながらそう言った。
スポンジで体を擦る度に友梨奈さんの胸がぷるんぷるんと揺れて、たまらない気持ちになる。
俺は鏡越しに凝視していたが、勃起してきたので慌ててしまった。
「えっ、俺に感謝?
別に何もしてないよ。」
俺は勃起してる事を悟られないように、無表情で友梨奈さんに言った。
蒼は湯船に浸かってこっちを見てる。
気づいてないことを祈るばかり…
「だって、いくら夫婦関係が冷めてたとはいえ、外で女作って、その女が家に転がり込んできて、自分は捨てられてしまうって状況に
…
悔しいやら悲しいやらで、きっと冷静じゃいられなかったと思う。」
「それは、まあ…」
「でも、愁ちゃんと出会ってこんな関係になれたことで、全てが変わったわ。
むしろ、今が人生で一番幸せ。
蒼太には申し訳ないけど。」
友梨奈さんは、蒼を見て少し申し訳なさそうに言った。
「もういいよ、お母さん。
ワタシ、納得してるし。
愁ちゃんの良さがお母さんにもわかってもらえて、ワタシも多少は嬉しいのよ。
多少だけど」
蒼は皮肉っぽい言い方でこっちを見て言った。
「本当に申し訳ありません…」
俺は二人に向かって頭を下げた。
そして、ちんこも元気を失った。
「何よ、愁ちゃん
これは三人で話し合って決めた結果でしょ?
なんで謝るのよ。
堂々としてなさい。」
友梨奈さんの叱咤が飛んできた。
「はい。」
「ワタシもお母さんも幸せにしてくれるんだよね、愁ちゃん」
「それは、もう全力で…」
「ワタシとお母さん
どっちが好き?」
出た…出たよ
蒼のキラーパスが…
「蒼太、やめなさい
愁ちゃん、困ってるじゃない。
ワタシは蒼太の次でも全然構わないわ。
それでも言葉にならないほど幸せよ。」
「いや、どちらにも申し訳ないんだけど
俺…
二人共大好きだし、これ以上ないくらい愛してる。
どちらが一番で二番ていうのはないよ。
正直な気持ちを言うと…」
「愁ちゃん…
それでいいのよ。
正直な気持ちを聞かせてくれてありがとう。
今はこれ以上の答えは求めないし、必要もないわ。」
蒼…
強くなったなあ…
お風呂も三人一緒に入り、俺は何もせずに二人に体を洗ってもらった。
「こんな姿、親父さんが見たら卒倒するだろうな」
ふと、俺が呟くと、友梨奈さんは大笑いした。
「そうね。
でもね、本当に愁ちゃんには感謝してるのよ。」
友梨奈さんは裸で俺の背中を流しながらそう言った。
スポンジで体を擦る度に友梨奈さんの胸がぷるんぷるんと揺れて、たまらない気持ちになる。
俺は鏡越しに凝視していたが、勃起してきたので慌ててしまった。
「えっ、俺に感謝?
別に何もしてないよ。」
俺は勃起してる事を悟られないように、無表情で友梨奈さんに言った。
蒼は湯船に浸かってこっちを見てる。
気づいてないことを祈るばかり…
「だって、いくら夫婦関係が冷めてたとはいえ、外で女作って、その女が家に転がり込んできて、自分は捨てられてしまうって状況に
…
悔しいやら悲しいやらで、きっと冷静じゃいられなかったと思う。」
「それは、まあ…」
「でも、愁ちゃんと出会ってこんな関係になれたことで、全てが変わったわ。
むしろ、今が人生で一番幸せ。
蒼太には申し訳ないけど。」
友梨奈さんは、蒼を見て少し申し訳なさそうに言った。
「もういいよ、お母さん。
ワタシ、納得してるし。
愁ちゃんの良さがお母さんにもわかってもらえて、ワタシも多少は嬉しいのよ。
多少だけど」
蒼は皮肉っぽい言い方でこっちを見て言った。
「本当に申し訳ありません…」
俺は二人に向かって頭を下げた。
そして、ちんこも元気を失った。
「何よ、愁ちゃん
これは三人で話し合って決めた結果でしょ?
なんで謝るのよ。
堂々としてなさい。」
友梨奈さんの叱咤が飛んできた。
「はい。」
「ワタシもお母さんも幸せにしてくれるんだよね、愁ちゃん」
「それは、もう全力で…」
「ワタシとお母さん
どっちが好き?」
出た…出たよ
蒼のキラーパスが…
「蒼太、やめなさい
愁ちゃん、困ってるじゃない。
ワタシは蒼太の次でも全然構わないわ。
それでも言葉にならないほど幸せよ。」
「いや、どちらにも申し訳ないんだけど
俺…
二人共大好きだし、これ以上ないくらい愛してる。
どちらが一番で二番ていうのはないよ。
正直な気持ちを言うと…」
「愁ちゃん…
それでいいのよ。
正直な気持ちを聞かせてくれてありがとう。
今はこれ以上の答えは求めないし、必要もないわ。」
蒼…
強くなったなあ…
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