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二枚舌
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友梨奈さんと俺は買い物袋を提げて家に戻ってきた。
俺は特にやる事もないので、部屋に戻りボーッとすごしていたが、しばらくすると、そろそろ蒼の体力が回復してきた頃なんじゃないかと、勝手に判断して蒼の部屋を訪ねていった。
部屋にノックして入ると、蒼は寝ておらず、左手の回復を早めるべく自主的にリハビリをしていた。
「おっ、頑張ってるな」
俺が声をかけると、蒼ははにかんだような笑みを浮かべて
「少しでも早く社会復帰したいなあって」
と、言った。
「あんまり根詰めすぎたらダメだぞ」
「うん。ありがとう…」
蒼は手を止めて頷いた。
それから俺たちはベッドの上に腰掛けて話をした。
俺はなるべく前向きな話をするんだけど、蒼は持ち前のネガティブさに拍車がかかってしまい、後ろ向きな受け答えに終始した。
「愁ちゃんには本当に申し訳なくて…」
「何がだよ」
「だって、こんな遠いところまで来てもらって、すごく心苦しいっていうか…」
「いや、俺の好きで来てんだよ。
それにお金まで出してもらって…
申し訳なくて心苦しいのはこっちの方さ。」
「でも、ワタシが倒れさえしなければこんな形にはならなかったわけだし…」
「そんな事言ってもしゃあないやん。
一時はどうなる事かと思ったけど、こうやって蒼は無事に退院して、今日もリハビリを頑張ってる。
こんなに嬉しい事はないよ。」
「ありがとう、愁ちゃん…」
そう言って涙をこぼす蒼を俺は抱きしめた。
蒼も動く右半身を使って応えてくれた。
「ホントはエッチしたいけど、まだムリか」
俺は勃起させながら照れを隠すように言った。
「別にしてもいいみたいなんだけど、こんな状態のオカマを抱きたくないでしょ」
と、言って蒼は力なく笑った。
「ヤリたいに決まってんじゃん。」
俺は蒼にキスをして、そのままゆっくりと寝かせた。
そして、着ていたシャツを脱がせ、下着姿にすると、もう止まらず、その最後の一枚も剥ぎ取った。
おぉっ!久しぶりの蒼の乳房が俺の目の前に現れた。
友梨奈さんの柔らかな巨乳も良いが、蒼の若さいっぱいの美乳とピチピチお肌もまた格別だ。
だが…
「蒼、なんか胸小さくなってない?」
俺は、蒼の胸が少し小さくなっている事に気づき、思わず口にしてしまった。
「うん…
倒れてから女性ホルモンの注射全然打ってないから…」
蒼はそう言って、恥ずかしそうにその乳房を手で覆い隠した。
けれども、俺は蒼の腕を持ちググッと開けると
「感度は落ちてないんだろ?」
と、言って乳首に吸い付いた。
「あっ…」
すぐに蒼は甘い吐息を漏らしながら、喘ぎ声を上げた。
俺は特にやる事もないので、部屋に戻りボーッとすごしていたが、しばらくすると、そろそろ蒼の体力が回復してきた頃なんじゃないかと、勝手に判断して蒼の部屋を訪ねていった。
部屋にノックして入ると、蒼は寝ておらず、左手の回復を早めるべく自主的にリハビリをしていた。
「おっ、頑張ってるな」
俺が声をかけると、蒼ははにかんだような笑みを浮かべて
「少しでも早く社会復帰したいなあって」
と、言った。
「あんまり根詰めすぎたらダメだぞ」
「うん。ありがとう…」
蒼は手を止めて頷いた。
それから俺たちはベッドの上に腰掛けて話をした。
俺はなるべく前向きな話をするんだけど、蒼は持ち前のネガティブさに拍車がかかってしまい、後ろ向きな受け答えに終始した。
「愁ちゃんには本当に申し訳なくて…」
「何がだよ」
「だって、こんな遠いところまで来てもらって、すごく心苦しいっていうか…」
「いや、俺の好きで来てんだよ。
それにお金まで出してもらって…
申し訳なくて心苦しいのはこっちの方さ。」
「でも、ワタシが倒れさえしなければこんな形にはならなかったわけだし…」
「そんな事言ってもしゃあないやん。
一時はどうなる事かと思ったけど、こうやって蒼は無事に退院して、今日もリハビリを頑張ってる。
こんなに嬉しい事はないよ。」
「ありがとう、愁ちゃん…」
そう言って涙をこぼす蒼を俺は抱きしめた。
蒼も動く右半身を使って応えてくれた。
「ホントはエッチしたいけど、まだムリか」
俺は勃起させながら照れを隠すように言った。
「別にしてもいいみたいなんだけど、こんな状態のオカマを抱きたくないでしょ」
と、言って蒼は力なく笑った。
「ヤリたいに決まってんじゃん。」
俺は蒼にキスをして、そのままゆっくりと寝かせた。
そして、着ていたシャツを脱がせ、下着姿にすると、もう止まらず、その最後の一枚も剥ぎ取った。
おぉっ!久しぶりの蒼の乳房が俺の目の前に現れた。
友梨奈さんの柔らかな巨乳も良いが、蒼の若さいっぱいの美乳とピチピチお肌もまた格別だ。
だが…
「蒼、なんか胸小さくなってない?」
俺は、蒼の胸が少し小さくなっている事に気づき、思わず口にしてしまった。
「うん…
倒れてから女性ホルモンの注射全然打ってないから…」
蒼はそう言って、恥ずかしそうにその乳房を手で覆い隠した。
けれども、俺は蒼の腕を持ちググッと開けると
「感度は落ちてないんだろ?」
と、言って乳首に吸い付いた。
「あっ…」
すぐに蒼は甘い吐息を漏らしながら、喘ぎ声を上げた。
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