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sexual feeling
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ゴッドハンドと名高い原沢のマッサージを受ける優里だったが、鼠蹊部辺りに来たとき、異変が起きた。
太腿を辺りのマッサージをする為、仰向けの体勢で膝を折らされ、原沢に触れられた瞬間
ゾクっとするような感覚が優里を襲ったのだ。
(えっ…
ヤバっ)
男性の生殖器を除去し、女性器を作られた優里の体は以前とは全ての感覚が違う。
男性の時のようなムラムラするような感覚が無くなり、すっきりとした毎日を送っている。
言うなれば性欲が湧いてこない感覚
これは自分の性に違和感を持っていた優里にとっては有難い事だった。
ただし、女性ホルモンの投与により、全身の感度は上がっており、こういう触れられるだけの行為でも感じてしまうようになった。
女性器は勿論強く感じるが、乳首なども、男の時は触っても何も感じなかったが、今は触れると声が出てしまうほど気持ちいい。
鼠蹊部辺りも同様だ。
原沢も女子アスリートの場合は、その辺りのことは十分に注意していたが、優里に対しては、とにかく疲労を取らないといけない使命感に囚われ、少し軽率な行動となってしまっていた。
優里の異変に全く気付かない原沢は、鼠蹊部のマッサージを念入りに行なった。
「んんっ…」
優里はたまらず、声を出してしまった。
「あ、痛い?」
原沢は慌てて手を離し、優里に聞いた。
「いえ、大丈夫です。」
優里は顔を真っ赤にして答えた。
原沢はそれを聞いて安心したのか、再び鼠蹊部のほぐしに取り掛かった。
「んっ」
「んっ」
なんとか耐えてみようと気合を入れる優里だったが、とても我慢できず、声を出し続ける結果となった。
結局、原沢はそんな優里に気付かず、マッサージをやり切り、去って行った。
解放された優里は、ゴッドハンドと名高い原沢の施術で、劇的に体の疲れが取れたが、悶々とした気分になってしまい
(プラマイゼロやん)
と心の中でぼやきながら、部室に戻っていった。
太腿を辺りのマッサージをする為、仰向けの体勢で膝を折らされ、原沢に触れられた瞬間
ゾクっとするような感覚が優里を襲ったのだ。
(えっ…
ヤバっ)
男性の生殖器を除去し、女性器を作られた優里の体は以前とは全ての感覚が違う。
男性の時のようなムラムラするような感覚が無くなり、すっきりとした毎日を送っている。
言うなれば性欲が湧いてこない感覚
これは自分の性に違和感を持っていた優里にとっては有難い事だった。
ただし、女性ホルモンの投与により、全身の感度は上がっており、こういう触れられるだけの行為でも感じてしまうようになった。
女性器は勿論強く感じるが、乳首なども、男の時は触っても何も感じなかったが、今は触れると声が出てしまうほど気持ちいい。
鼠蹊部辺りも同様だ。
原沢も女子アスリートの場合は、その辺りのことは十分に注意していたが、優里に対しては、とにかく疲労を取らないといけない使命感に囚われ、少し軽率な行動となってしまっていた。
優里の異変に全く気付かない原沢は、鼠蹊部のマッサージを念入りに行なった。
「んんっ…」
優里はたまらず、声を出してしまった。
「あ、痛い?」
原沢は慌てて手を離し、優里に聞いた。
「いえ、大丈夫です。」
優里は顔を真っ赤にして答えた。
原沢はそれを聞いて安心したのか、再び鼠蹊部のほぐしに取り掛かった。
「んっ」
「んっ」
なんとか耐えてみようと気合を入れる優里だったが、とても我慢できず、声を出し続ける結果となった。
結局、原沢はそんな優里に気付かず、マッサージをやり切り、去って行った。
解放された優里は、ゴッドハンドと名高い原沢の施術で、劇的に体の疲れが取れたが、悶々とした気分になってしまい
(プラマイゼロやん)
と心の中でぼやきながら、部室に戻っていった。
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