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リスティアーナ女王国編
19 悪役主従と異国の都・前
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「でも! 僕は! 負けないーーー!!!」
「えっ……なににですか?」
泉に銅貨を投げながら願うと、水の女神へと届けてくれると言われる泉に向かって僕は叫んでいるところであった。慈しむような笑顔をたたえた水の女神の彫刻の下で、細工の施された魚たちの彫刻が口から水を噴き出しているのだ。
リスティアーナ女王国・王都であるこのレツィオーネは、街中の噴水一つとっても華美な装飾が目立つ。屋根の色は赤く統一され、敷かれた石畳も白と黒で模様を描き、並ぶ魔導灯の街灯の一つ一つにも芸術的な細工がほどこされている。
リスティアーナ女王国は昔から貴族の力が絶大であり、平民たちの暮らしは厳しいと聞く。現に僕たちが旅の間に訪れた村々では、みな細々と生活している様子で胸が痛んだ。
観光客として訪れるにはこの王都は本当に美しい都だと言えるが――
(やっぱり、ヴァールストレーム王国とは違う……)
陛下の代で大幅に整備されたヴァールストレーム王国の王都は、装飾よりは過ごしやすさや国民のことを考えた作りになっている。貴族や裕福な商人の子息が通う魔法学園だって、平民とは国を支えてくれている守るべき対象であるということを学ぶ授業がちゃんとある。
陛下や父上、国の中枢だけでは手の届かないところを、次の世代の若者たちの手に託すために、きちんと教育が施されているのだ。
そうして教育された次世代の若者たちの手によって、王都からは目の届きにくい貴族固有の領地の体制まで改善していっている。よく考えてみれば、ヴァールストレーム王国内でもしも魔王を崇拝するような集団がいたら、すぐに告発されて終わりである。
私利私欲ばかり考えていないで、リスティアーナ女王が国民のことをちゃんと考えてくれさえいれば、僕やケイトがこんなにもやきもきすることにはならなかったのにな、と思う。
むむむと眉間に皺を寄せていると、ケイトが横から僕の顔を覗いてきた。
「なにに負けないつもりなんです?」
「ベーつーにー」
僕は朝から非常に機嫌が悪い。
昨日、僕が聞いていないと思って油断したのだろうが、聡明な僕にはケイトの考えなんてまるっとお見通しである。
僕は耳からかけた口布を鼻の上まであげ、薄手の白いローブのフードをぐいっと下げた。
王都レツィオーネに行くと決めたケイトは、僕に魔術師のような格好をさせることにした。ローブに口布なんて魔王崇拝の人間と同じようではあるが、白いローブに薄青色の口布を当てているので、崇拝者とはまた違った出立ちである。
なぜかって、それはこの国では貴族の力が強すぎるからである。
僕の容姿を気に入った貴族が屋敷に連れていくと言えば、平民である僕に拒否権はないのだ。別に奴隷のように扱われるわけではないだろうが、状況は悪くなる。
朝、ケイトが色眼鏡まで僕につけようとしていて、僕と認識できるものはなにもない状態になりかかっていた。なんとか拒否したものの、「目だけで美人だってわかります」と嫌そうな顔をしてるケイトを宥めるのに、結構な時間を費やした。
ちなみに国境や王都の門で提示した僕の身分証は、もちろんもう貴族のものではなく、今は冒険者のカードを使っている。凶悪なモンスターをどんどん倒していくケイトの冒険ランクはとっくにAではあるが、補佐している……つもりの僕のランクもCまで上がっているのだ。
こうして僕はこの王都にいる間、魔術師として振る舞うつもりでいる。
「なに怒ってるんですか?」
「ベーつーにー」
ケイトにとってみれば、意味がわからないだろうが、僕の中では僕の確固たる敵がケイトであると定まっていた。ライナスが言っていた話ではないが、僕はもはや魔王に立ち向かう勇者のような気持ちで、心の中で打倒魔王を掲げている。
魔王の過保護に打ち勝ち、僕は『清く気高く美しく』と称されるのではなく『強く気高く美しく』と称される存在になるのだ。
僕が鼻をフンッと鳴らしながら闊歩しているのを見て、ケイトが「また変なことを考えてるんだろうな」など思っていることに、僕が気がつくことはない。
「王都滞在の目的はなんなんだ?」
「あーはい。あのまとめていた男なんですけど、いろんなところを転々と移動してるみたいんですよ」
ケイトが言うには、魔王様~と煽っていた男が違う場所へと移動するので、一度レツィオーネに寄ってから次の目的地に向かうとのことであった。
僕はこうしてケイトと一緒に旅をしているだけだから、いろんなところに行けるのは嬉しい。だが、そのまとめている男がいろんな場所に移動するということは、その人物がただの村人ではないことを意味している。
さらに言うならば、おそらく他の土地でも同様のことをして平民たちを煽り、魔王を崇拝させ――……って!
「おいケイト――ま、まさか」
「……まだ、一概にそうだとは言えません。ただ、そういう可能性もありますよね」
「か……ッんぐ」
「だめですよ、エマ様。往来で口にしていいことではありません」
ただの一農村の話であれば大きな話ではなかったんですけど、とケイトが僕の口を押さえたまま、はあと大きくため息をつきながら言った。僕は目を瞬かせながら、考えた。
ケイトの言う通り、まだ確定なことではない。だが、誰かが魔王崇拝を根づかせ組織し、最終的に『統率』しようと目論んでいるのであれば、事態は深刻であった。
あのとき、僕たちが生贄の少年に出会えたことは本当に幸運だったと思わざるを得ない。
ふむと黙り込んでしまった僕を見て、ケイトが言った。
「でも今はとりあえず、オレたちにできることはその男を見失わないことと、情報を得ることだけです」
その通りだった。
ケイトと一緒にのほほんと旅ができると思いきや、大変なことになってしまった。男がレツィオーネの宿屋に数日滞在してから、南下するという情報をケイトは聞いたらしいのだ。思わず顔を強ばらせた僕を見て、ケイトは困ったように笑った。
「状況が深刻なことはわかってるんですけど。でも数日は猶予があるし、せっかくなんで楽しみませんか?」
手を僕の目の前に差し出したケイトに、にこっと微笑まれて、すぐに僕の胸の中にほわっと期待が満ちた。
そうなのだ。僕たちは異国の美しい王都に訪れているのだ。ケイトがそう言うのだから、不安ばかり抱えていてもしょうがない。
「そうだな!」
「えっ……なににですか?」
泉に銅貨を投げながら願うと、水の女神へと届けてくれると言われる泉に向かって僕は叫んでいるところであった。慈しむような笑顔をたたえた水の女神の彫刻の下で、細工の施された魚たちの彫刻が口から水を噴き出しているのだ。
リスティアーナ女王国・王都であるこのレツィオーネは、街中の噴水一つとっても華美な装飾が目立つ。屋根の色は赤く統一され、敷かれた石畳も白と黒で模様を描き、並ぶ魔導灯の街灯の一つ一つにも芸術的な細工がほどこされている。
リスティアーナ女王国は昔から貴族の力が絶大であり、平民たちの暮らしは厳しいと聞く。現に僕たちが旅の間に訪れた村々では、みな細々と生活している様子で胸が痛んだ。
観光客として訪れるにはこの王都は本当に美しい都だと言えるが――
(やっぱり、ヴァールストレーム王国とは違う……)
陛下の代で大幅に整備されたヴァールストレーム王国の王都は、装飾よりは過ごしやすさや国民のことを考えた作りになっている。貴族や裕福な商人の子息が通う魔法学園だって、平民とは国を支えてくれている守るべき対象であるということを学ぶ授業がちゃんとある。
陛下や父上、国の中枢だけでは手の届かないところを、次の世代の若者たちの手に託すために、きちんと教育が施されているのだ。
そうして教育された次世代の若者たちの手によって、王都からは目の届きにくい貴族固有の領地の体制まで改善していっている。よく考えてみれば、ヴァールストレーム王国内でもしも魔王を崇拝するような集団がいたら、すぐに告発されて終わりである。
私利私欲ばかり考えていないで、リスティアーナ女王が国民のことをちゃんと考えてくれさえいれば、僕やケイトがこんなにもやきもきすることにはならなかったのにな、と思う。
むむむと眉間に皺を寄せていると、ケイトが横から僕の顔を覗いてきた。
「なにに負けないつもりなんです?」
「ベーつーにー」
僕は朝から非常に機嫌が悪い。
昨日、僕が聞いていないと思って油断したのだろうが、聡明な僕にはケイトの考えなんてまるっとお見通しである。
僕は耳からかけた口布を鼻の上まであげ、薄手の白いローブのフードをぐいっと下げた。
王都レツィオーネに行くと決めたケイトは、僕に魔術師のような格好をさせることにした。ローブに口布なんて魔王崇拝の人間と同じようではあるが、白いローブに薄青色の口布を当てているので、崇拝者とはまた違った出立ちである。
なぜかって、それはこの国では貴族の力が強すぎるからである。
僕の容姿を気に入った貴族が屋敷に連れていくと言えば、平民である僕に拒否権はないのだ。別に奴隷のように扱われるわけではないだろうが、状況は悪くなる。
朝、ケイトが色眼鏡まで僕につけようとしていて、僕と認識できるものはなにもない状態になりかかっていた。なんとか拒否したものの、「目だけで美人だってわかります」と嫌そうな顔をしてるケイトを宥めるのに、結構な時間を費やした。
ちなみに国境や王都の門で提示した僕の身分証は、もちろんもう貴族のものではなく、今は冒険者のカードを使っている。凶悪なモンスターをどんどん倒していくケイトの冒険ランクはとっくにAではあるが、補佐している……つもりの僕のランクもCまで上がっているのだ。
こうして僕はこの王都にいる間、魔術師として振る舞うつもりでいる。
「なに怒ってるんですか?」
「ベーつーにー」
ケイトにとってみれば、意味がわからないだろうが、僕の中では僕の確固たる敵がケイトであると定まっていた。ライナスが言っていた話ではないが、僕はもはや魔王に立ち向かう勇者のような気持ちで、心の中で打倒魔王を掲げている。
魔王の過保護に打ち勝ち、僕は『清く気高く美しく』と称されるのではなく『強く気高く美しく』と称される存在になるのだ。
僕が鼻をフンッと鳴らしながら闊歩しているのを見て、ケイトが「また変なことを考えてるんだろうな」など思っていることに、僕が気がつくことはない。
「王都滞在の目的はなんなんだ?」
「あーはい。あのまとめていた男なんですけど、いろんなところを転々と移動してるみたいんですよ」
ケイトが言うには、魔王様~と煽っていた男が違う場所へと移動するので、一度レツィオーネに寄ってから次の目的地に向かうとのことであった。
僕はこうしてケイトと一緒に旅をしているだけだから、いろんなところに行けるのは嬉しい。だが、そのまとめている男がいろんな場所に移動するということは、その人物がただの村人ではないことを意味している。
さらに言うならば、おそらく他の土地でも同様のことをして平民たちを煽り、魔王を崇拝させ――……って!
「おいケイト――ま、まさか」
「……まだ、一概にそうだとは言えません。ただ、そういう可能性もありますよね」
「か……ッんぐ」
「だめですよ、エマ様。往来で口にしていいことではありません」
ただの一農村の話であれば大きな話ではなかったんですけど、とケイトが僕の口を押さえたまま、はあと大きくため息をつきながら言った。僕は目を瞬かせながら、考えた。
ケイトの言う通り、まだ確定なことではない。だが、誰かが魔王崇拝を根づかせ組織し、最終的に『統率』しようと目論んでいるのであれば、事態は深刻であった。
あのとき、僕たちが生贄の少年に出会えたことは本当に幸運だったと思わざるを得ない。
ふむと黙り込んでしまった僕を見て、ケイトが言った。
「でも今はとりあえず、オレたちにできることはその男を見失わないことと、情報を得ることだけです」
その通りだった。
ケイトと一緒にのほほんと旅ができると思いきや、大変なことになってしまった。男がレツィオーネの宿屋に数日滞在してから、南下するという情報をケイトは聞いたらしいのだ。思わず顔を強ばらせた僕を見て、ケイトは困ったように笑った。
「状況が深刻なことはわかってるんですけど。でも数日は猶予があるし、せっかくなんで楽しみませんか?」
手を僕の目の前に差し出したケイトに、にこっと微笑まれて、すぐに僕の胸の中にほわっと期待が満ちた。
そうなのだ。僕たちは異国の美しい王都に訪れているのだ。ケイトがそう言うのだから、不安ばかり抱えていてもしょうがない。
「そうだな!」
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