引きこもりの俺の『冒険』がはじまらない!〜乙女ゲー最凶ダンジョン経営〜

ばつ森⚡️4/30新刊

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1-2 騎士団員フェルト

38 レオと遊ぼう・後 ※

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※小スカ含みます



 ――だから甘やかしてあげることにしてる。
 
「じゃあ、ピアスしたときに射精できるくらい、ちんこ気持ちよくしてやるから」

 そう言った俺を見て、レオは不安げに瞳を揺らしていたが、しばらくしてから……小さくこくんと頷いた。
 
 (わ、なんか恋人みたいなのでは……?)

 恋人なんて必要なかったから、恋人の乳首とペニスに牛の鼻輪をつけたいのが普通の感覚なのかってことは……俺にはわからないけど。
 そもそも、レオはミーシェの恋人だし。その立場もポイントが高いし。
 だから違ってても、いいんだけど。

 レオのペニスは先端もぷっくりと腫れ、ふにふにと触ると弾力があって気持ちがいい。このまっさらなところに太い穴を開けるのかと思ったら、ふふっと笑ってしまった。
 レオがぎゅうッと目を瞑り、すーはーすーはーと呼吸を落ち着かせている。
 
 気持ちよくしてあげると約束したので、ペニスの痛覚を弱め快感の値をあげる。でも正直に言うと、レイ様のためにがんばる! ……みたいに覚悟をした顔って、すごい萎える。
 だって、泣き叫んで嫌がって、みすぼらしいピアスを開けられて絶望して欲しい。

(それで俺のことは……許さないで欲しい)

 でもいいよ、と思う。
 恋人がいるレオはほかの冒険者とは違う味があるし、ゴブリンに犯されながら〝優しいレイ様〟のこと思ってもらうために、甘やかすって決めてるから。
 ぎゅッと目をつぶって、耐えようとしているレオのペニスを優しく扱く。
 血管がビキビキと脈打っていて、恐怖に耐えているわりには期待しているようにも見える。ぐりぐりと先端を親指でこねまわし、尿道口を爪で刺激すると、レオが「ひああッ」とかわいい声をあげた。

「あっ……レ、ぃッま……ああああッき、気持ちッそれ……」
「ねー、気持ちいいね」
「はああっ……き、いいッあッ! いいよぉッ! あああッ」

 艶やかな声をあげるレオを見ながら、レオのペニスを擦りあげる。
 がくがくと震えるレオのペニスはもう射精寸前だった。俺はペニスの先端に、尿道を貫通させる形で針を一気に刺した。

「ひぎッひあ"あ"あああーーーッ!!!」

 多少の痛みはあったんだろうけど、レオのペニスは勢いよく白濁を噴き上げた。
 さっき軽く出したとはいえ、1時間も我慢していた射精だ。
 ビクンッビクンッと震えながら、レオは恐怖や羞恥どころか、恍惚とした顔をして放心している。
 その間に俺は、手早く金の輪をペニスにもつけると、細い鎖でレオの乳首のピアスとペニスのピアスをつなげてしまった。これでレオのペニスが揺れるたびに、ピアスが乳首を引っ張ってくれる。
 ゴブリンに犯されてるときも、いつもとは違う感覚が楽しめるだろうと思う。放心してるレオに、優しく声をかけておく。

「かわいいよ、レオ」

 にっこり笑ってあげると、レオは俺の顔を見てほうっとため息をつき、恥ずかしそうに横に顔を向いて震えた。
 体にこんな金の輪を3つもつけられた状態で、こんな生娘のように恥じらえるなんて、レオはなかなかの逸材だと思う。
 すっかり卑猥な出で立ちになったレオを壁向きにひっくり返すと、俺はとろけきったレオの穴に、一気にさっきのバイブを突き入れた。

「あああッ! ……ひあッれ、さまぁ……レイ様ぁぁ、あああんッ」

 俺が抜き差しするたびに、勃ちあがったペニスと両乳首が引っぱりあって、レオはよだれを垂らして悦んだ。
 ピンクスライムの淫液でとろとろの後孔は、待ちわびていた刺激に歓喜してる。尻はさっきからイキまくっていたというのに、レオは狂ったように腰を振った。

「ひあッ! ああッ! れい様ぁッ! ほし、レイ様の……くださッ」

 媚びたような声でねだられたけど、俺は入れるつもりはなかった。もう穴も開けたし、特に返す言葉もない。
 そのまま雑にバイブを抜き差ししていたら、レオはすぐに絶頂を迎えた。

 「いくッ! イクッイクッ……レオ、出ちゃ……あ、ああッれ、レイ様ぁぁぁあ」
 
 どぴゅッドピュッと噴水みたいに白濁が飛び散る。
 快感が度を超えていたらしく、大きく震えたレオのペニスから、じょぼじょぼと小便が洩れた。

(あ……ちんこの感度を元に戻すのを忘れてた)

 その小便が洩れる刺激すら気持ちがいいようで、レオは白目を剥いて痙攣しながら射精するように、小便を噴き上げた。レオは「ひいいいッ」と叫びながら、感電してるみたいに体を震わせてる。
 レオの顔だけを後ろに向かせて、涙を流して悦んでいるレオの目を拭い、わざと冷めた口調で言った。

「レオ……洩らすなんて最悪だ。罰を与えないと」

 俺の手に――今、生成されたバラ鞭が持たれているのを確認したレオは……恥ずかしそうに「はい、レイ様ぁ」と言った。
 もはや甘ったるい声で俺に尻をすり寄せてくるレオを見て、俺は眉間に皺を寄せた。

(こうなっちゃうと……すぐ飽きるんだよな)

 レオに聞こえないように小さくため息をつく。
 まあ……少なくとも今日はまだ、ピアスを揺らしながら、お尻を真っ赤になるまで叩かれて悦ぶ姿を、楽しめると思う。

 頭の中に、ちらりと、新緑の瞳が過った。
 あいつなら……こうやって堕ちないでいてくれるのかな。
 ちょっとそんなことを考えたけど……やっぱり考えなかったことにした。

「――舐めて」

 吊るしていたレオの手首の拘束を解く。土の上に跪いて、嬉々として俺のペニスを舐めるレオを見ながら、そのブロンドの髪の毛を優しく撫でた。
 望んでいた感触と違う真っ直ぐな髪に、なにか思わないでもなかったけど。

 でも、それもまた――考えなかったことにした。

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