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4. と、俺。

91 三百年※

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「………………」

 今日はもう帰っていいと言われて、二人で、ネルの家に帰ってきた。
 帰りの馬車の中、ずっと、ネルは俺の手を握ったままで、ちらっと目をやれば、微笑まれて、どき、どき、と心臓の音がうるさかった。なんとなく、気恥ずかしい感じで、先に俺は風呂に入って、ネルが今、入ってる。俺は、自分の部屋に戻るべきなのか、ネルの部屋に行くべきなのか、まっ赤なまま、しばらく呆然と立ち尽くした末、結局、リビングのソファに座っていた。
 ただ座っているだけなのに、どきどき心臓が鳴る。カチャと浴室のドアが開く音が聞こえて、ビクッと体が跳ねる。ネルが廊下を歩く音が聞こえて、それが、どんどん、近づいてきて、それで、ソファの後ろから、抱きしめられた。
 ふわっといつもの爽やかなネルの匂いが広がる。それは、多分、夢で見たネルの匂いと、一緒なんだと、気がつくまでに三百年もかかってしまった。
 それで、耳元で、尋ねられる。

「――――いいの?」

 ネルの言葉には、何が、という主語が抜けていた。
 前にも、こんなことがあったけど、前の時も、そのわからない文の主語は、きっと、「俺」だった。ソーマは、いいの? と、ネルは尋ねているんだろうなと、思う。
 自分の首の前にまわった、温かな腕。それから、その温かな腕を、温かいと、そう感じることのできる自分の体。ネルがたとえ震えていても、今は、抱きしめることが、できるのだ。半分死んでるなんて言われても、理解が追いついていないっていうのが、現状ではあるけど、それでも。

(死んでてよかったなんて、思ってしまう俺は、きっと少し……おかしい)

 姉さんが、俺の中に埋め込んだものは、オルガさんと一緒で、きっと記憶の状態だとか、衝動だとかも、オルガさんと同じくらいなんじゃないかと思う。もしかして、研究室に残っていたもう一つのものは、わからないけど、レンツェルが、レイナに使ったんじゃないかと思って、胸が傷んだ。自我を保っていた方が、俺たちに、深く、傷を残すと、そう、思ったんじゃないかと、思えてならなかった。
 姉さんも、レイナも、オルガさんたちも、それに、俺自身も、きっと、レンツェルが被害を増やして行ったこの百年ちょっとの間に、たくさんの、犠牲があった。
 でも、その悪夢は、もう、終わったのだ。

 今、僕の後ろにいる、優しい、――吸血鬼を、残して。

 とくとく、とくとく、と、優しい心臓の音が聞こえる。
 そう、俺の心臓は、動いているのだ。不思議だ。一体どうやってこの状態にあるんだろう。そういうことも、これから解明していかないといけないことでもある。
 俺の中には、俺と、もう一人の「ソーマ」の記憶があって、それは混ざり合って、でも、別に、全く違う人間じゃないっていうか、どちらにしても、やっぱり、俺の後ろにいる男のことを、好きで、やっぱり好きなんだっていう、実感が、ある。

(結局、魂が一緒なら、同じ人、好きになっちゃったなー)

 だけど、色んな記憶を取り戻した俺は、いつもよりも少しだけ、意地悪にもなれる。
 別に、余裕があるわけじゃない。でも、ネルが、何を問いたいのかが、わかるくらいには。

「何がー?」
「………………いや、ごめん、やっぱり」

 スッと離れそうになる腕を、ガシッとつかんで、引き留めた。それから、後ろを振り返って、上目遣いに、「何が?」と、もう一度聞いた。ネルがむうっと唇を噛んで、その頬が少し、赤くなる。

(三百年ぶりに、恋人の意識が戻ったみたいな、感じ? それなら、したいことだって、一つだよね)

 今まで見たこともないような、ネルの恥ずかしそうな顔に、きゅん、と心臓が跳ねた。
 俺だって、したいことは一つしかないけど、でも、そうは思うけど、今までされたことの仕返しくらい少しはしたい。いや、わかってる。わかってる。ネルが辛い思いをしたことも、それがどれだけ、大変なことだったのかも、どうして、俺にあんなに嫌な感じだったのかも、全部わかってて、それでも、少しくらい、仕返しがしたいのだ。

「すごい、意地悪だったなーー。再会してから、ずっと」
「………………………………ごめん」
「なんて底意地の悪い奴なんだって、ずっと思ってた」
「……………………ごめん」

 気まずそうな顔をしているネルを見ながら、すりっと腕に顔を寄せた。
 ネルがビクウッと大袈裟に震えて、「なんだよ」って思わず笑ってしまった。でも、わかってる。今の状況は、姉さんのおかげでできた、奇跡だった。そして、その奇跡は、きっと。きっと、ネルにとっては、もっと、二度と掴めないと思っていた幻みたいな奇跡だったはずだった。
 俺が言っちゃうのも、微妙だけど。あの時、――最後に抱かれた時のことを、思えば、なんだか、そんな気がした。
 今ならわかる。俺に辛くあたりながらも、所々に溢れてしまっていた、ネルの、本当の気持ちも、――。

「…………嘘だよ。俺も、ネルと一緒にいたかった」
「……ソーマ」

 腕を、伸ばす。
 ネルの眉がすっかり下がっていて、その、舞台俳優みたいに整ったネルの顔が、そうやって、気が抜けたみたいに、歪むのを、俺はとても、とても、幸せに思った。
 それから、引き寄せて、唇を重ねた。
 ネルがピクッと震えて、だけど、そのまま、おずっと舌を差し出した。れっと濡れた感触が、絡む。ネルの温度が、じんわりと俺の中に、広がっていく。ゆっくり舌を絡め取られて、弱いところを撫でられて、ひくっと震えた。くちゅ、と、やらしい音がして、体の中の、興奮が高まってく。
 もっと、もっと、深く絡まりたくて、もっと、もっと、ネルと繋がりたくて、気づけば、ネルの首を両手で引き寄せ、その髪に指を絡ませながら、その絡まった指先にも、痺れるような快感を感じて。はあ、はあ、と熱い息が漏れ、もう、体の中心はすっかり熱くなってた。
 上から、俺の脚に回ったネルの腕が、ガッと俺の体を抱き上げると、そのまま、もつれるように、廊下へ出た。
 その間も、キス、やめられなくて、絡まり合いながら、「もっと」ってネルに強請った。
 階段で、一度転びそうになって、そのまま、階段に押し倒された。
 上から、獰猛な瞳が、俺のことを見下ろしていて、ぞくぞくぞくっと背筋を快感が走り抜けた。

「あっ ネル んッ」

 そのまま、階段に倒れてる俺に、ネルが覆い被さって、唇を塞がれた。薄暗い階段で、空色の瞳だけが、やけに輝いていて、やらしい自分のこと、見透かされてるみたいで、どきっと心臓が跳ねた。
 でも、――。

(やらしくていいよ。だって、だって、――実質は、三百年ぶり)

 俺は、唇を貪られて、びくびくと跳ねてしまう自分の淫らな腰を感じながら、それでも、震える指先で、ネルの着てるシャツのボタンを外していく。その肌に直接触れたくて、早く、早く、もっと、熱いものに触れたくて、もつれる指先で奪うように、服を脱がせる。
 俺の背中を傷つけないように、後ろに回ったネルの手が、弱いところをなぞり、「んうっ」と声が上がる。
 シャツが剥ぎ取られて、下穿きも脱がされてしまって、俺の欲望は、下着越しに丸見えだった。でも、なんでもよかった。その硬く勃ち上がったペニスを、ネルの股に擦り付けながら、言う。

「ネル、もっと、もっと気持ちくして」
「っっ」

 ぐっと唇を噛み締めたネルが、また俺のことを抱き上げて、そのまま、二階へ上がって、ベッドに二人で倒れ込んだ。俺も、ネルの下穿きをぐいっとずらしたら、ぶるんっと勢いよくネルの昂りが顔を出した。ごろっとネルのことを、横に押し倒して、全部、脱がせてしまった。そして、大きく口を開いて、ネルのペニスをはむっと口の中に、入れた。

(…………おっき)

 口の中に入れてみたら、それが思ってたよりも大きいらしいってことに気がついた。
 記憶の中では、何度も愛した、愛しい人の物だったけど、実際に口の中に入れるのは初めてで、ちょっと、びっくりした。ちょっと慌ててるネルに構わず、口を大きく開け、柔らかい先端をぎりぎり飲みこむ。れろっと舌で舐め回したら、ネルがビクッと震えた。

(かわいい……かもしれない)

 そんなことを思いながら、ぴちゃぴちゃと音を立てながら舐めていたら、足を掴まれ、ぐるっと反対側に回された。「んうっ!?」と驚きの声をあげる間も無く、そのまま、尻を突き出すような態勢になってしまっていた。流石に恥ずかしくて、「ね、ねる!」と、抗議の声をあげるけど、ネルはそのまま、振り返った俺の目の前で、にこっと綺麗に笑うと、舌を出して、俺の股のふくらみの裏を舐め上げた。

「ひあっ」

 それから、そのまま、後ろの窄まりまで舌を這わせ、「そっち、止まってるよ」と言って、意地悪そうに笑った。恥ずかしくて、逃げ出そうとしたら、ぐっと掴まれて、ネルの目の前で、尻を振ってるみたいになってしまって、もっと恥ずかしくて、全身の体温が上がった。ネルの舌が舐め上げる度に、ひくっひくっと震えてしまう腰の動きは、全部ネルに伝わってるだろう。
 恥ずかしくて、恥ずかしすぎて、とにかく、目の前のそそり立ったネルの昂りを舐めることに集中しようと思うけど、そうもいかなくて、俺は羞恥に悶えた。

「むぅ、んっ あ、はあっ」

 とろっと冷たい感触がして、ネルがきっと香油を垂らしたんだろうと思った。少しエキゾチックな、官能的な匂いが広がって、なんのために、それが垂らされたのを考えたら、期待して、内壁がきゅんと蠢いた。

「期待して、……えっちな穴」

 なんだか、意地悪なネルが戻ってきているような気がして、ムッとするけど、それよりも、入ってきたネルの指先が、気持ちいいところばかりを抉るから、「あ、ああっ」って、甘い声しか出なかった。気持ちいい。
 前までは、ネルが色んな人と遊んでるからだって思っていたけど、それは、三百年前の、記憶のネルと、何も変わらなくて、どきどきしてしまう。だって、だって、ネルがこの三百年間、誰とも、誰ともしてないって、俺は知ってた。
 この気持ちよさは、俺だけのものだった。びくびくと体を震わせながら、もう、欲望が溢れ出す。

「入れて、ネル。これ、早く欲しい」

 まだもうちょっと、と言うネルに、ぺろっと竿の部分を舐め上げた。「こえ、はあく」って言いながら、ぺろぺろしてたら、ネルの体がぴくっとぴくっと震えて、少し、いい気になってたら、そのまま、ひっくり返された。

「そんなに煽って。知らないからね……実質、三百年ぶりなんだからね」
「俺のことだって、普通に抱いてたくせに」
「あ、あれは! 治療で……」
「ほんとにー?」

 むうっとした顔になったネルが、ソーマの体透けちゃってたんだよと、驚きの事実を言ってから、「ほんとに、知らないからね」と言った。それから、ぴとっと後ろに熱いものが当たった感触があった。それから、もう一度だけ、俺に向かって言った。

「知らないからね」

 そして、――熱い熱の塊が、俺の中をゆっくり、ゆっくり、押し広げていく。それから、中を抉りながら、一気に、奥の、奥まで、入っていく。もう、それだけで、俺のお腹の中はいっぱいで、ネルの形に変えられてしまったみたいに、ぴったりと入ってきた硬い楔を、ぎゅうぎゅうと締めつけた。

「あ、あっ まっ ああああ」
「動くよ」

 耳元で囁かれる。そして、――。


 ←↑→↓←↑→


「あんっ ああっ も、や、や、だあ」
「はー……すごい。信じられないくらい気持ちいい」
「なん、で、なん、でっ こんなの……!」

 ネルのペニスが、さっきから、すごい速さで突き上げられては、ゆっくりと、舐めるみたいに愛されて、俺はもう、とろとろに、溶けてしまいそうだった。とろけきった頭で、とろとろの頭で考えて、一つ思いついたことがあった。
 はじめて、そう、はじめて治療ではなくてネルに抱かれてみて、俺は気がついた。
 ネルの体液には、治癒の能力があって、それは多分、半分ベスィである俺にすごい快感を齎す。それはレンツェルのところで見た、あれと同じことだと思うのだ。それから、治癒の能力があるっていうことは、俺は、ネルと交われば交わるだけ、体が回復していくっていう、ことだ。それから、ネルは不老不死で、疲れることは、多分ない。ってことは、これは、エンドレスなのではないかっていう、恐ろしいことに。
 だけど、目の前の吸血鬼が、どんどん調子に乗っている気がする。

「どうしよう。一晩で、呪いが全部溶けたら」
「……ああっ う、そ、だろおっ ああっ」
「そしたら、どうしよう。このまま、ずっと繋がっててもいいかも……三百年分」

 ぐいっと手を引かれて、そのまま、ネルの股の上に乗せられる。キラキラと子供みたいに輝いた澄んだ空色の瞳が、下から見上げてきて、うっと怯む。傷一つない綺麗な手が、俺のペニスを包んで、扱き出した。

「あ、や、まっ 待って」
「なんで、ほら。動いてよ。ねえ、あったかくなったら庭でもしよ、ソーマ。トラウマなんだ。最後の……」
「ふうっ んあ」

 もう、何度も出して、どろどろになった俺のペニスを、ネルの綺麗な手が包む。
 トラウマって、あれが最後のセックスだったからだろうか、と思ったけど、でも、ここの家の、あんな呪われた庭で、神々に見つめられながら乱れることができたら、俺はもう、人間ではないような気がした。いや、もう人間ではないけど。
 びくびくと体を震わせながら、勝手に自分の腰が、ネルのペニスを気持ちいいところに当てようと、貪欲に動いた。目の前で見られてるっていうのに、あんなに出したっていうのに、体は全然疲れてなくて、恥ずかしさも忘れて、浅ましく腰をふる。
 ネルが俺の乳首を舐めながら、言った。ふっと息がかかって、それだけで、体が跳ねる。

「すごい、どろどろ。ソーマのペニス、べったべただよ。これって、治癒の力のせいで、永遠に、出るのかな」
「ああ、はああ、ねる、そんなの……」
「いつまで出続けるのか、調べてみよっか」

 意地悪なことを言われて、ふるふると首を横に振った。
 でもそうかって思う。あの時、レンツェルは、俺の子種に生殖機能がないって言ってた。血は赤いのに、半分死んでる俺は、もう子を成せないらしい。でも、愛しい人が、ネルである以上、それはもう、別に必要のないことだった。
 いつまで出続けるのかなんて、そんなの知らなくても別にいい。
 でも、ずっとずっと、ネルと繋がってたいのは、本当だった。ちゅ、と唇を重ねる。それから、伝えた。

「好きだよ、ネル」
「っっ……僕も、好きだよ、ソーマ。愛してる」
「そんなの、調べるのは後にして。ねえ、もっと、……ちゃんと、動いてよ」
「そ、ソーマ……」

 ネルの瞳の空が、ぶわっと感極まったみたいに、揺れた。
 だって、だって、こんなにも長い時間をかけて、再会してからも、すれ違ってばっかりで、嫌な思いもしたけど、それでも、こうやって、ネルとまた、そう、また、三百年ぶりに、愛し合ってるんだ。
 それはきっと、ネルだって感じてるはずだった。そして今は、お互いにきっと、身分も関係なく、場所も憚らず、それから、追ってくる脅威も、もう、いなくなった。
 この偶然だとか、運命だとか、呼び方はわからないけど、色んなことが重なって、姉さんのこともあって、それでもこうして、また、愛し合うことができているんだ。

(それは……すごいことだ。そう、……すごい、ことだ)

 ネルの瞳がうるうると揺れていて、俺は舌を伸ばして、そのまま、舐めとった。そして、首に手をかけて、そのまま後ろへ倒れる。ぐっとネルのペニスが深くなって、「あっ」と声をあげてしまった。
 ネルが言う。

「好き、好きだよ、ソーマ。もう、いなくならないで」

 俺は多分、――もう、それに答えられるだけの、体だった。
 安心させるように、ネルに伝える。

「うん。もう、いなく、ならないよ、――」

 いつぞやみたいに、もう離さないとばかりに、ぎゅうっと頭ごと掻き抱かれて、ぐっと俺の体の中に突き刺さったネルの熱が、ゆるゆると、動き出す。それは、もう、俺の体なんか全部知ってるみたいに、気持ちいいところを舐めまわし、抉り、最奥まで、すっぽり埋まった。

「ああっ」

 それから、浅いところから、奥までを、ゆっくり、ゆっくり噛みしめるように何度も往復され、俺は、また限界を迎えようとしていた。気持ちよくて、気持ちよくて、指先から頭までが、全部、じんと痺れる。足の指をぎゅっと丸めれば、体の真ん中で繋がっていることを、直接感じてしまって、腰が跳ねた。

「あ、あっ あ、あああ、だめ、も、ネルぅ」
「僕も、もう……」
「気持ちいい。きもちっ 出して、ネルの、あああっ」

 大きく擦られて、頭が、おかしくなる。ぎゅうっと抱きしめられて、本当にネルと繋がってしまったみたい。もう出なくたっておかしくないのに、俺のペニスからは、また一回目みたいなとろっとした白い液体が、ぴゅっと勢いよく放たれた。びくっびくっと体を震わせて、それは俺の体を強く抱きしめているネルの体をも、揺らした。
 ネルの精液が、じわあっと中に広がっていく。
 それを感じた、途端、――。信じられないほどの快感が、身体中に広がっていく。頭を殴られたみたいな、強すぎる快感が、身体中を駆け巡り、それから、この快感を与えてくれる人を、離すなって言う、信号が、出てた。内壁に触れたネルの精液は、まるで麻薬みたいに、俺の思考を奪っていく。

(これ……支配だ……)

 魔術陣のことは、よくわからない。でも、これはきっと、黒百合教の神の治癒に対して、きっと、一度でも交わってしまった人は、平伏すように、できているに、違いなかった。欲しくて、欲しくて、頭がうっとりと、とろけていく。
 もっと、もっと欲しくて、もっと、俺のことをだめにしてって、思いながら、愛しい人の瞳を見つめた。

「えっちな顔……」
「……こ、こんなの……」
「……終われないね」

 それから、また、ネルが律動を開始するのは、すぐだった。
 そのまま、どれくらい時間が経ったのかは、俺は、……知らない。


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