22 / 92
1. と、出会う
22 欲しいもの※
しおりを挟む
※性描写を含みます(ちょっと漏らします…すみません!)
「待って。こ、こんなの……無理、だから!」
「えー?だって、これが一番、効率がいいでしょ」
ざあああ、と、未だにお湯を張っている浴槽の中で、大きく股を開いたネルの脚の間に挟まれて、正座しているような、状態だった。濡れた肌が触れて、それだけで、恥ずかしくて死にそうだった。
ぽいぽいぽいっと手際よく裸に剥かれ、ザーッとシャワーブースでお湯をかけられた後、半分ほど湯の溜まった浴槽に放り込まれた。「おい!」とか「何!」とか騒いでる間に、ネルも裸になり、同じ手順で湯船に入ってきたのだった。痛くて割れそうな頭は、この展開の早さについていけずに、ただただ目を瞬かせた。
効率……という意味では、確かに、あったまりながら、俺が倒れることもなく、体も洗えるし、そして、キスもしやすい……ってなんの効率だよ!と、内心キレる。
「お、おかしいだろ!なんでこんな……!お前と裸で向かい合ってないといけないんだよ!」
「え。ソーマ、お風呂で服脱がないの?」
「そういう意味じゃねえけど!!」
俺のことをからかっているネルは余裕そうで、余計に苛立つ。でも、怒った瞬間に、つるっと膝が滑って、ネルの胸に顔をつっこんでしまった。「積極的だね」と言われて、ぶわわ、と顔が再び赤くなった。
伸びてきたネルの手が、俺の頬を撫でた。その手が少し滑り、親指で、そっと唇を撫でられる。その、性的な触り方に、ぴくっと震える。でも、――。
「こんなところで、やだっ」
「え? 何のこと?」
「っっ」
「もしかして、僕に、何かして欲しいことがあるの?」
にやにやと嫌~~な笑顔を浮かべながら、ネルに尋ねられて、自分がうっかり、キスすることを前提にしてしまっていたことに気がついた。ネルが唇を撫でてきたんだろ!と、思うけど、何も言い返せずに、むむむっと唇を噛みしめた。
ネルはにこにこと俺の方を見ているだけだ。
「あったかいね、お風呂。一緒に入ってれば心配なくて、いいよ。何かして欲しいなら、言ってくれないと、わからないけど」
あまりの悔しさに、ぐうっと、体に力が入る。だって、だって、と頭の中で言い訳が始まる。
この前、ネルにキスしてもらった時を思い出す。キスした後の、あの、爽快感と、まるで何もかもから解放されたような体の軽さ。それに、体から作り替えられているような快感も。相手が、もしも相手が、かわいい女の子であれば、その子が「何かして欲しいなら、言ってね?」と優しく笑顔で尋ねたきたのだとすれば、俺だって「あの、実は……」と、お願いする勇気くらい、出るかもしれない! と、思うのだ。
(何が楽しくて……こんな、女の子が泣いて喜びそうな顔の男と、こんな、裸で、向き合ってないといけないんだ……!)
だけど、そうだと言うのに、頭では、そう思うのに、気づけば、誘われるように、ネルの唇を見てしまっていた。
色のきれいな、薄い唇。あの唇が、触れたら柔らかいことは、もう、知ってた。それに、あの口の中は、熱くて、舌で口の中をかき回されると、頭が痺れるのだ。とろっと流しこまれるネルの唾液は、甘くて、甘くて、ずっと、ずっと舌を絡ませていたくなるほどの……。そんなことを考えていたら、ネルに言われてしまった。
「えろい顔」
「…………へ?」
「そんな顔してるのに、おねだりは、しないの?」
言われた意味が、よく、わからなくて、きょとんとしてしまう。だけど、頬を両手で包まれて、そのまま、引き寄せられる。ふに、とネルの唇が、優しく触れた。そして、角度を変えて、啄まれる。ちゅ、ちゅ、と濡れた音が響く。俺の頭は、その先を期待して、もっと、もっとって思いながら、うっとりと、目を細めた。そして、いつもの、甘い声で、誘うように、ネルに尋ねられた。
「ほら、ソーマは、何が欲しいの?」
「ほ、ほし……」
「んー?」
「…………きす、して」
自分の体が、どうしてこんなにネルのことを求めるのか、わからなかった。さっきまで、あんなに拒否していたことを考えれば、この、俺の操られてるように誘導された言葉は、異常だった。それでも、欲しくて、欲しくて、口を薄く開く。
ネルの瞳が、うっそりと細められたのがわかった。
するっとネルの熱い舌が、滑り込んできた。
「んっ」
それだけで、体が歓喜に震えた。れろっと歯列をなぞられて、舌を絡められる。あんなに意地悪ばっかり言ってくるのに、なんで、こんなに優しく触れるんだろうと、不思議に思う。ちゅ、と吸われて、耳を指先で撫でられて、頭の中が、甘く、とろけていく。
(ああ……きすって、なんでこんなに、きもちいいんだろ……)
この柔らかい快感を与えてくれるネルのこと、うっかりしていると好きになってしまいそうで、溺れてしまいそうで、少しだけ、怖いと思う。だけど、そんなほんの少しの戸惑いも、舌と一緒に絡め取られて、また、違う快感になる。
あんなに抵抗してたのに、与えられてしまえば、抗えない。
態勢が変な感じがして、ふらふらと欲に溺れた俺は、自ら、ネルの脚をまたいで、膝立ちになった。
そのまま酔いしれていると、するすると、背中を、脇腹を、滑ってきたネルの手が、ぺたっと、俺の、下腹部に触れた。あれ? と、働かない頭で、気づくが、もっと、もっと、キスして欲しくて、ネルの頬を掴んで引き寄せた。「んっんっ」と、獣みたいに、ぺろぺろと、ネルの唇に吸いついて、興奮しすぎてかちっと歯が当たる。
だけど、――突然、想像もしていなかった場所を触られて、びくうっと体が震えた。
「こんなにして、えっちだね。ソーマは」
「ふぁ」
ネルの手が、俺のペニスを滑っていく。長い指を絡めるように、竿の部分をゆるゆると扱かれて、自分のペニスが、そそり立っていることに気がついた。でも、その刺激が、気持ちよくて、キスしながら、そうやって触っていて欲しくて、ぺろぺろと、犬みたいにネルの唇を舐めた。
ふふっと困ったように笑ったネルが、また、俺の舌を吸ってくれて、たまらない気持ちになる。
(もっと、もっとして。もっと、ずっときすして……)
上顎を舐められて、ぴくぴくと震えてしまう。握られたペニスが、ネルの柔らかい手に包まれて、お湯の中で、気持ちよくて、思わず腰を引いて、突き出した。
「んんっっ」
その気持ちよさに、正気を失っている俺は、もう、それをただ、続けたいという欲求しかなかった。んっんっと、ただ、ネルの舌に絡みつきながら、へこへこと腰を動かした。いつの間に、お湯が止まっていたのか、ぱしゃぱしゃと俺が立てる水音だけが響く。それでも、腰を動かすのを止められなくて、もっと、もっとキスして欲しくて、体液が欲しくて、止まらない。
「自分で、腰、振ってるの?」
口が離れた時に、ネルの意地悪な声が聞こえたけど、もうそんなの、どうでもよかった。ネルが、俺に与えてくれる快感だけが、すべてだった。頭のおかしくなった俺は、とろとろの思考のまま、ただ、目の前にいる、この途方もない快感を与えてくれる存在に、それを伝えた。涙で視界が滲む。頭痛なんて、とっくにどっかに行ってしまっていた。
「あっ ネル。きもちいっ きもちいいよぉ」
「はー……えろ」
「あんっ ね、ネル。もっと、もっときす……んっ」
奪われるように、口を塞がれ、びくびくと震える。もう、限界だった。ネルの器用な指が、先端をぷにぷにしたり、溝になっている部分をぐりっと撫でたりして、もう、出ちゃう、と思った。体にぐっと力が入る。それと一緒に、ネルの舌をぎゅっと吸い上げてしまって、そのまま、ガクガクと体を震わせた。
そして、ついに耐えられなくなって、ネルの手の平の輪っかに突き上げるように、腰を突き出し、天を仰いだ。
「あああああっ」
じわっと自分のペニスから、白濁が漏れたのがわかる。びくんっびくんっと、ネルの股の上で大きく震え、そのまま、ネルの膝に寄り掛かるように、後ろに倒れた。ネルの大きな手が、背中に回される。指先がそっと這う、その刺激だけで、俺の体は反応して、そして、そのまま、プシュッと、出てはいけないものも、漏れてしまった気がした。
出てはいけないって意味では、多分、精液だって、出てはいけないはずだったけど、とろけた俺の頭が、そんなことに気がつくことはなかった。舌ったらずのまま、子供みたいな言葉が、ぽつりと溢れた。
「おしっこ、出っちゃっ……」
「ふふ、ほんとだ。洗わないとね」
そのまま、優しく背中を撫でられながら、出てはいけないはずの液体が、自分の尿道を流れる刺激に、ゆるやかに射精が続いているような快感に、ただただ、体を震わせた。
(きもち…………)
「待って。こ、こんなの……無理、だから!」
「えー?だって、これが一番、効率がいいでしょ」
ざあああ、と、未だにお湯を張っている浴槽の中で、大きく股を開いたネルの脚の間に挟まれて、正座しているような、状態だった。濡れた肌が触れて、それだけで、恥ずかしくて死にそうだった。
ぽいぽいぽいっと手際よく裸に剥かれ、ザーッとシャワーブースでお湯をかけられた後、半分ほど湯の溜まった浴槽に放り込まれた。「おい!」とか「何!」とか騒いでる間に、ネルも裸になり、同じ手順で湯船に入ってきたのだった。痛くて割れそうな頭は、この展開の早さについていけずに、ただただ目を瞬かせた。
効率……という意味では、確かに、あったまりながら、俺が倒れることもなく、体も洗えるし、そして、キスもしやすい……ってなんの効率だよ!と、内心キレる。
「お、おかしいだろ!なんでこんな……!お前と裸で向かい合ってないといけないんだよ!」
「え。ソーマ、お風呂で服脱がないの?」
「そういう意味じゃねえけど!!」
俺のことをからかっているネルは余裕そうで、余計に苛立つ。でも、怒った瞬間に、つるっと膝が滑って、ネルの胸に顔をつっこんでしまった。「積極的だね」と言われて、ぶわわ、と顔が再び赤くなった。
伸びてきたネルの手が、俺の頬を撫でた。その手が少し滑り、親指で、そっと唇を撫でられる。その、性的な触り方に、ぴくっと震える。でも、――。
「こんなところで、やだっ」
「え? 何のこと?」
「っっ」
「もしかして、僕に、何かして欲しいことがあるの?」
にやにやと嫌~~な笑顔を浮かべながら、ネルに尋ねられて、自分がうっかり、キスすることを前提にしてしまっていたことに気がついた。ネルが唇を撫でてきたんだろ!と、思うけど、何も言い返せずに、むむむっと唇を噛みしめた。
ネルはにこにこと俺の方を見ているだけだ。
「あったかいね、お風呂。一緒に入ってれば心配なくて、いいよ。何かして欲しいなら、言ってくれないと、わからないけど」
あまりの悔しさに、ぐうっと、体に力が入る。だって、だって、と頭の中で言い訳が始まる。
この前、ネルにキスしてもらった時を思い出す。キスした後の、あの、爽快感と、まるで何もかもから解放されたような体の軽さ。それに、体から作り替えられているような快感も。相手が、もしも相手が、かわいい女の子であれば、その子が「何かして欲しいなら、言ってね?」と優しく笑顔で尋ねたきたのだとすれば、俺だって「あの、実は……」と、お願いする勇気くらい、出るかもしれない! と、思うのだ。
(何が楽しくて……こんな、女の子が泣いて喜びそうな顔の男と、こんな、裸で、向き合ってないといけないんだ……!)
だけど、そうだと言うのに、頭では、そう思うのに、気づけば、誘われるように、ネルの唇を見てしまっていた。
色のきれいな、薄い唇。あの唇が、触れたら柔らかいことは、もう、知ってた。それに、あの口の中は、熱くて、舌で口の中をかき回されると、頭が痺れるのだ。とろっと流しこまれるネルの唾液は、甘くて、甘くて、ずっと、ずっと舌を絡ませていたくなるほどの……。そんなことを考えていたら、ネルに言われてしまった。
「えろい顔」
「…………へ?」
「そんな顔してるのに、おねだりは、しないの?」
言われた意味が、よく、わからなくて、きょとんとしてしまう。だけど、頬を両手で包まれて、そのまま、引き寄せられる。ふに、とネルの唇が、優しく触れた。そして、角度を変えて、啄まれる。ちゅ、ちゅ、と濡れた音が響く。俺の頭は、その先を期待して、もっと、もっとって思いながら、うっとりと、目を細めた。そして、いつもの、甘い声で、誘うように、ネルに尋ねられた。
「ほら、ソーマは、何が欲しいの?」
「ほ、ほし……」
「んー?」
「…………きす、して」
自分の体が、どうしてこんなにネルのことを求めるのか、わからなかった。さっきまで、あんなに拒否していたことを考えれば、この、俺の操られてるように誘導された言葉は、異常だった。それでも、欲しくて、欲しくて、口を薄く開く。
ネルの瞳が、うっそりと細められたのがわかった。
するっとネルの熱い舌が、滑り込んできた。
「んっ」
それだけで、体が歓喜に震えた。れろっと歯列をなぞられて、舌を絡められる。あんなに意地悪ばっかり言ってくるのに、なんで、こんなに優しく触れるんだろうと、不思議に思う。ちゅ、と吸われて、耳を指先で撫でられて、頭の中が、甘く、とろけていく。
(ああ……きすって、なんでこんなに、きもちいいんだろ……)
この柔らかい快感を与えてくれるネルのこと、うっかりしていると好きになってしまいそうで、溺れてしまいそうで、少しだけ、怖いと思う。だけど、そんなほんの少しの戸惑いも、舌と一緒に絡め取られて、また、違う快感になる。
あんなに抵抗してたのに、与えられてしまえば、抗えない。
態勢が変な感じがして、ふらふらと欲に溺れた俺は、自ら、ネルの脚をまたいで、膝立ちになった。
そのまま酔いしれていると、するすると、背中を、脇腹を、滑ってきたネルの手が、ぺたっと、俺の、下腹部に触れた。あれ? と、働かない頭で、気づくが、もっと、もっと、キスして欲しくて、ネルの頬を掴んで引き寄せた。「んっんっ」と、獣みたいに、ぺろぺろと、ネルの唇に吸いついて、興奮しすぎてかちっと歯が当たる。
だけど、――突然、想像もしていなかった場所を触られて、びくうっと体が震えた。
「こんなにして、えっちだね。ソーマは」
「ふぁ」
ネルの手が、俺のペニスを滑っていく。長い指を絡めるように、竿の部分をゆるゆると扱かれて、自分のペニスが、そそり立っていることに気がついた。でも、その刺激が、気持ちよくて、キスしながら、そうやって触っていて欲しくて、ぺろぺろと、犬みたいにネルの唇を舐めた。
ふふっと困ったように笑ったネルが、また、俺の舌を吸ってくれて、たまらない気持ちになる。
(もっと、もっとして。もっと、ずっときすして……)
上顎を舐められて、ぴくぴくと震えてしまう。握られたペニスが、ネルの柔らかい手に包まれて、お湯の中で、気持ちよくて、思わず腰を引いて、突き出した。
「んんっっ」
その気持ちよさに、正気を失っている俺は、もう、それをただ、続けたいという欲求しかなかった。んっんっと、ただ、ネルの舌に絡みつきながら、へこへこと腰を動かした。いつの間に、お湯が止まっていたのか、ぱしゃぱしゃと俺が立てる水音だけが響く。それでも、腰を動かすのを止められなくて、もっと、もっとキスして欲しくて、体液が欲しくて、止まらない。
「自分で、腰、振ってるの?」
口が離れた時に、ネルの意地悪な声が聞こえたけど、もうそんなの、どうでもよかった。ネルが、俺に与えてくれる快感だけが、すべてだった。頭のおかしくなった俺は、とろとろの思考のまま、ただ、目の前にいる、この途方もない快感を与えてくれる存在に、それを伝えた。涙で視界が滲む。頭痛なんて、とっくにどっかに行ってしまっていた。
「あっ ネル。きもちいっ きもちいいよぉ」
「はー……えろ」
「あんっ ね、ネル。もっと、もっときす……んっ」
奪われるように、口を塞がれ、びくびくと震える。もう、限界だった。ネルの器用な指が、先端をぷにぷにしたり、溝になっている部分をぐりっと撫でたりして、もう、出ちゃう、と思った。体にぐっと力が入る。それと一緒に、ネルの舌をぎゅっと吸い上げてしまって、そのまま、ガクガクと体を震わせた。
そして、ついに耐えられなくなって、ネルの手の平の輪っかに突き上げるように、腰を突き出し、天を仰いだ。
「あああああっ」
じわっと自分のペニスから、白濁が漏れたのがわかる。びくんっびくんっと、ネルの股の上で大きく震え、そのまま、ネルの膝に寄り掛かるように、後ろに倒れた。ネルの大きな手が、背中に回される。指先がそっと這う、その刺激だけで、俺の体は反応して、そして、そのまま、プシュッと、出てはいけないものも、漏れてしまった気がした。
出てはいけないって意味では、多分、精液だって、出てはいけないはずだったけど、とろけた俺の頭が、そんなことに気がつくことはなかった。舌ったらずのまま、子供みたいな言葉が、ぽつりと溢れた。
「おしっこ、出っちゃっ……」
「ふふ、ほんとだ。洗わないとね」
そのまま、優しく背中を撫でられながら、出てはいけないはずの液体が、自分の尿道を流れる刺激に、ゆるやかに射精が続いているような快感に、ただただ、体を震わせた。
(きもち…………)
10
お気に入りに追加
256
あなたにおすすめの小説
後輩に嫌われたと思った先輩と その先輩から突然ブロックされた後輩との、その後の話し…
まゆゆ
BL
澄 真広 (スミ マヒロ) は、高校三年の卒業式の日から。
5年に渡って拗らせた恋を抱えていた。
相手は、後輩の久元 朱 (クモト シュウ) 5年前の卒業式の日、想いを告げるか迷いながら待って居たが、シュウは現れず。振られたと思い込む。
一方で、シュウは、澄が急に自分をブロックしてきた事にショックを受ける。
唯一自分を、励ましてくれた先輩からのブロックを時折思い出しては、辛くなっていた。
それは、澄も同じであの日、来てくれたら今とは違っていたはずで仮に振られたとしても、ここまで拗らせることもなかったと考えていた。
そんな5年後の今、シュウは住み込み先で失敗して追い出された途方に暮れていた。
そこへ社会人となっていた澄と再会する。
果たして5年越しの恋は、動き出すのか?
表紙のイラストは、Daysさんで作らせていただきました。

嫌われ者の長男
りんか
BL
学校ではいじめられ、家でも誰からも愛してもらえない少年 岬。彼の家族は弟達だけ母親は幼い時に他界。一つずつ離れた五人の弟がいる。だけど弟達は岬には無関心で岬もそれはわかってるけど弟達の役に立つために頑張ってるそんな時とある事件が起きて.....
【R18+BL】ハデな彼に、躾けられた、地味な僕
hosimure
BL
僕、大祇(たいし)永河(えいが)は自分で自覚するほど、地味で平凡だ。
それは容姿にも性格にも表れていた。
なのに…そんな僕を傍に置いているのは、学校で強いカリスマ性を持つ新真(しんま)紗神(さがみ)。
一年前から強制的に同棲までさせて…彼は僕を躾ける。
僕は彼のことが好きだけど、彼のことを本気で思うのならば別れた方が良いんじゃないだろうか?
★BL&R18です。

【完結】義兄に十年片想いしているけれど、もう諦めます
夏ノ宮萄玄
BL
オレには、親の再婚によってできた義兄がいる。彼に対しオレが長年抱き続けてきた想いとは。
――どうしてオレは、この不毛な恋心を捨て去ることができないのだろう。
懊悩する義弟の桧理(かいり)に訪れた終わり。
義兄×義弟。美形で穏やかな社会人義兄と、つい先日まで高校生だった少しマイナス思考の義弟の話。短編小説です。

転生したら魔王の息子だった。しかも出来損ないの方の…
月乃
BL
あぁ、やっとあの地獄から抜け出せた…
転生したと気づいてそう思った。
今世は周りの人も優しく友達もできた。
それもこれも弟があの日動いてくれたからだ。
前世と違ってとても優しく、俺のことを大切にしてくれる弟。
前世と違って…?いいや、前世はひとりぼっちだった。仲良くなれたと思ったらいつの間にかいなくなってしまった。俺に近づいたら消える、そんな噂がたって近づいてくる人は誰もいなかった。
しかも、両親は高校生の頃に亡くなっていた。
俺はこの幸せをなくならせたくない。
そう思っていた…
【完結】相談する相手を、間違えました
ryon*
BL
長い間片想いしていた幼なじみの結婚を知らされ、30歳の誕生日前日に失恋した大晴。
自棄になり訪れた結婚相談所で、高校時代の同級生にして学内のカースト最上位に君臨していた男、早乙女 遼河と再会して・・・
***
執着系美形攻めに、あっさりカラダから堕とされる自称平凡地味陰キャ受けを書きたかった。
ただ、それだけです。
***
他サイトにも、掲載しています。
てんぱる1様の、フリー素材を表紙にお借りしています。
***
エブリスタで2022/5/6~5/11、BLトレンドランキング1位を獲得しました。
ありがとうございました。
***
閲覧への感謝の気持ちをこめて、5/8 遼河視点のSSを追加しました。
ちょっと闇深い感じですが、楽しんで頂けたら幸いです(*´ω`*)
***
2022/5/14 エブリスタで保存したデータが飛ぶという不具合が出ているみたいで、ちょっとこわいのであちらに置いていたSSを念のためこちらにも転載しておきます。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い
大嫌いだったアイツの子なんか絶対に身籠りません!
みづき
BL
国王の妾の子として、宮廷の片隅で母親とひっそりと暮らしていたユズハ。宮廷ではオメガの子だからと『下層の子』と蔑まれ、次期国王の子であるアサギからはしょっちゅういたずらをされていて、ユズハは大嫌いだった。
そんなある日、国王交代のタイミングで宮廷を追い出されたユズハ。娼館のスタッフとして働いていたが、十八歳になり、男娼となる。
初めての夜、客として現れたのは、幼い頃大嫌いだったアサギ、しかも「俺の子を孕め」なんて言ってきて――絶対に嫌! と思うユズハだが……
架空の近未来世界を舞台にした、再会から始まるオメガバースです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる