月白色の叙情詩～銀礫の魔女が綴るもの～

【序章】

序晶 登場人物の設定的な何か

最初に・・・
序晶の“晶”の字、結晶とか破片を意識して使っております。
物語って結晶。玉石入り交じったその更に欠片的な何か、と言う寝落ち間近の発想でした。


【序章 登場人物】

アスorアスティ（原形:アスティエラ）
銀礫ぎんれきの魔女
青銀の髪と紫目の年齢不詳（外見的には十代後半）
魔物を操り、災いを呼ぶとされる魔女の一人。
魔物の毒で死にかけた勇者パーティを助けてしまった事で、隠遁生活から遠ざかるはめに。
名前を勇者パーティに求められ、好きに呼べば良いと答えた事でアスティエラとなった。
（ルキフェルが銀礫が星々の意味であるとクルスに聞いて、星アスティルをそれっぽい感じに変形させアスティエラと名付けた）


ルキフェル（親しい間柄での呼称:ルキ）
今代の勇者で黒髪青目の十五歳
人々が望む理想の勇者を体現中
十二の時に、今代の勇者であると選定され、各地を巡る救世の旅に出ていた。
アスの名付け手であり、アスにも呼び捨てを求めたところ、勇者殿呼びから勇者呼びに昇格？を果たす。


ガウリィル（親しい間柄での呼称:リィル）
聖カルディア大聖堂における今代の聖女で淡い金の髪と水色の目の十五歳
神からの託宣を受け取る事が出来き、祈りにより、癒しの奇跡を起こし、魔物を寄せ付けない結界を作る等の事が出来る。
魔物等の王が誕生したと女神カルディアからの託宣を受け、更なる託宣により今代の勇者を選定した。


クルス・シン
朱金の髪と金眼
二十七歳。神がかった美形で、着痩せする脱いだら凄い系。
セイファート神殿において神と神に連なるものへと剣を捧げる聖騎士の一人だったが、人柄にも武勇にも優れ、剣聖の称号を与えられている。
年齢的に未熟なところのある勇者の導き手。


リコリス（略称:リコ）
赤みの強い茶髪と紅目
聖女の侍従である二十三歳の男性だが、もとから線の細い体型であり外見は女性を装っていて侍女の役目も熟す。
心がどっちであるかは明言していないが、聖女第一的な考えであり、治療師で薬師。ついでに暗器使いの戦闘や情報収集もこなせる万能型。


魔物等の王
黒灰色の竜（太い四肢と大きな皮膜の翼を持つ西洋タイプのドラゴン）


翡翼ひよくの魔女
アスへ転位の魔法道具を渡していた。