【完結】白い結婚で生まれた私は王族にはなりません〜光の精霊王と予言の王女〜

「悪女オリヴィア! 白い結婚を神官が証明した。婚姻は無効だ! 私は愛するフローラを王妃にする!」

 即位したばかりの国王が、宣言した。

 真実の愛で結ばれた王とその恋人は、永遠の愛を誓いあう。


 だが、そこには大きな秘密があった。

 王に命じられた神官は、白い結婚を偽証していた。
 この時、悪女オリヴィアは娘を身ごもっていたのだ。
 そして、光の精霊王の契約者となる予言の王女を産むことになる。

第一部 貴族学園編
 私の名前はレティシア。
政略結婚した王と元王妃の間にできた娘なのだけど、私の存在は、生まれる前に消された。
 だから、いとこの双子の姉ってことになってる。
 この世界の貴族は、5歳になったら貴族学園に通わないといけない。私と弟は、そこで、契約獣を得るためのハードな訓練をしている。
 私の異母弟にも会った。彼は私に、「目玉をよこせ」なんて言う、わがままな王子だった。

第二部 魔法学校編
 失ってしまったかけがえのない人。
 復讐のために精霊王と契約する。
 魔法学校で再会した貴族学園時代の同級生。
 毒薬を送った犯人を捜すために、パーティに出席する。
 修行を続け、勇者の遺産を手にいれる。

前半は、ほのぼのゆっくり進みます。
後半は、どろどろさくさくです。

小説家になろう様にも投稿してます。
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