三十路の魔法使い
ずっと想いを寄せていた会社の上司に思い切って告白した六道春。しかし想い人から返ってきたのは、八年もの間付き合っている恋人がいるという告白だった。
失恋した春は自棄酒を呷りながら自宅への道を歩く。その途中で不自然に凍っている水溜まりを見つけ、腹いせにその氷を踏み砕く。すると急に意識が混濁して、次に覚醒した時には彼は見知らぬ場所に立っていた。
春を出迎えたのはアルカディアと名乗る酒飲みの女神。彼はアルカディアに魔法の力を授けられ、追い出されるように異世界ツウェンドゥスへと降り立った。魔法が当たり前のように存在するツウェンドゥスでは、魔法を使えることなど自慢でも何でもない──はずなのだが、春が授かった魔法の力は、他の魔法使いの力を遥かに凌駕するとんでもないものだった。
これは、女神に最強の魔法の力を授けられたおっさんが異世界生活を満喫しながら時々世界の危機を救ったりする、日常と冒険の物語である。
失恋した春は自棄酒を呷りながら自宅への道を歩く。その途中で不自然に凍っている水溜まりを見つけ、腹いせにその氷を踏み砕く。すると急に意識が混濁して、次に覚醒した時には彼は見知らぬ場所に立っていた。
春を出迎えたのはアルカディアと名乗る酒飲みの女神。彼はアルカディアに魔法の力を授けられ、追い出されるように異世界ツウェンドゥスへと降り立った。魔法が当たり前のように存在するツウェンドゥスでは、魔法を使えることなど自慢でも何でもない──はずなのだが、春が授かった魔法の力は、他の魔法使いの力を遥かに凌駕するとんでもないものだった。
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フォルテハゲ無いのかなぁ?(笑)
頻繁に魔法を使えば、女性といえども禿げます。髪は無限にあるものではありませんので。
この世界の魔法使いたちは、その辺りに関する覚悟はある程度は持っているので、自分の髪が薄くなることに対してはそこまで抵抗感を持っていません。まあ彼女の場合はそう一日に何十と魔法を使っているわけではないので、髪の消費量としては微々たるものなのですが。
付き合ってはいないけどデートしたり手を繋いだりするのは全然OK、って考えてる女性、実はそこそこいます。人によって行動のボーダーラインが違っているので、男の方が「脈ありか?」と思っていても女の方は……ってことは結構あるパターンなんですよね。「女は魔物」なんて言葉がありますが、女性の言動をそのまま鵜呑みにしてはいけません。痛い目を見ます。
話の中では主人公が日本から消えて既に結構経ってるわけですが、日本では彼のことはどのように扱われているのか……他の作品では主人公が生きたまま異世界転移したらそれきり日本側の様子は描かれずに終わることも多いですが、確かに気になりますね。行方不明になっただけで死んだわけではないですから。
その辺りのことも閑話なんかで描けたら面白いかもしれませんね。
異世界で生魚……(OωO; )
寄生虫によるバイオハザードが怖~い
異世界産の生肉、生魚は自分で獲って捌いたばかりのものとかでもない限りは鮮度が微妙なので当然食中毒などの危険はありますが、主人公はその辺りに関する危機感はちゃんと持っているので、基本的に異世界産の肉や魚は火を通してから食べるようにしています。
今回は手持ちの食材に魚がなかったということもあって、日本から召喚した日本産の新鮮な魚を使っています。
主人公、いろいろと危機感薄すぎ。
まあそういう設定なのだろうが?
神様達のサポートが無くて、このまま死んでしまいそうで、、、
異世界に来てまだそれほど経っていない上に若者衆と比較してゲームや漫画とは馴染みの薄い生活を送ってきた主人公は、他の人よりも感覚的に色々と危なっかしいです。良く言えば日本人らしさを忘れていない人間であり、悪く言えば異世界で生きるということを甘く見すぎているふしがあります。おっさんなので若者よりも柔軟性に乏しく、言ってしまうと少々頭が固い人間なのです。
彼が今日まで無事に(?)生きてこられたのは、仲間たちの助力があってこそなのかもしれませんね。
ほへー
アンデッド面倒くさいですね
作中にもちょこっとありますが、アンデッドは基本的に妖異よりも厄介です。アンデッドが誕生しやすい環境である墓地とか廃墟にはなるべく足を踏み入れたくないものですね。
作中では詳細に語られていませんが、アンデッドには火魔法と浄化魔法以外の魔法は基本的に効きづらいという特性があります。アルテマ並みの威力がある魔法で肉体そのものを完全に吹っ飛ばしてしまえばその場ではとりあえず倒せたことになりますが、肉体に宿っている不浄の魔素がゴーストなどの実体のないアンデッドに転じて襲ってくる可能性があるため、完全に滅ぼしたということにはならないのです。不浄の魔素を完全に消滅させることができる浄化魔法以外では完全にとどめを刺すことができない、本作ではアンデッドはそういうものとして扱われています。
細かいけど指摘です
頭には立派な二本の角が生えており、手の爪は人間の首など簡単に捻じ切れてしまいそうなほどに鋭い。
→鋭さを表現するなら「斬り裂けそう」が適当かと思います。「捻切れる」は力強さでは?
鋭さだけではなく凶悪そうな形を表現できないかなと思ってこのような書き方をしてみたのですが、あまり伝わらなかったかもしれませんね。日本語は難しいです。
御意見ありがとうございます。
え、もしかして?……いやいやそんなまさか!
そうであって欲しくないですね。
それもひとつの可能性ではあります。山場で予想の遥か上を行くような展開をお見せできれば良いなと思っております。ラストを書くのが今から楽しみです。
このアル中女神、いつか絶対なにかやらかすことが決定しましたね。
なにをやっちまうのかが楽しみです。主人公には迷惑だけどw
神界で何かが起きるのか、それとも下界で何かを起こすのか……どちらに転んでもハルにとってはとばっちりには違いありません。彼の胃に穴が空かないことを願うばかりですね。
天照大神は実際の日本神話ではれっきとした女神ですが、男神説も存在している神様なのだそうです。調べていてこの一説は面白いなと思ったので、拙作では遭えて男神として登場させています。
二人からしたら「自分の知らない魔法だ」と感じる程度で現時点では全く疑問に思われていません。しかしユーリルは魔道大全集で魔法の勉強をしている身なので、そのうちアンチ・マジックが魔法ではない謎の力であることに気付くかもしれません。
神はアルカディア一人だけではないので、彼女がハルに接触していることを知ったら近付いてくる者がいるかもしれません。その神がハルに何かを要求するかどうかは、その神次第ではありますが……
平均3000字程度で一日に何度も投稿することがあるほど積極的に更新してくれるのは読者としてとても嬉しいのですが、このペースで話が終わるまで続くか心配です。
既に全て書き終えているならいいですがストーリーの6割以下の進捗状況なら、必ず後で苦しむ事になりそうなので(売れっ子作家の締め切り地獄のように)4000字で二日に1回投稿くらいでいいかもしれませんね。
無理せず良作を書き続けてくれることを・。・¥
ありがとうございます。
高柳は割とマイペースにやっている方なので、一日に何度も更新したり日またぎ更新になったり、更新具合には結構ばらつきがあります。現在はほぼ毎日更新という形になっていますが、一応社会人という身の上なので、仕事の都合なんかで長いこと更新ができなくなるなんていう日も今後ひょっとしたら出てくるかもしれません。
完結するまでは何とか持っていきたいと思っているので、気長にお楽しみ下さればなと思っております。
泥棒ってわかってて召喚させてんだろうか?だとしたら、ちとタチ悪いねぇ。冷蔵庫のプリン消失で姉と大喧嘩した身としては許されない。ちな、その時の犯人は父親だった^^;
彼は召喚した物が日本側でどういう扱いになっているかを知りません。ひょっとしたらそのうち日本側から申し立てられる時が来る……かもしれません。
なんて迷惑な召喚魔法なんだ( *`ω´)
まさか現場には、彼女の髪が落ちてるとか?
『鑑識さん!コレが犯人の遺留品です!!』
確かに日本側からしたらかなり迷惑な魔法であると言えます。いきなり物が消失して、しかも戻ってこない……のですから。
召喚の対価として使用した髪は、魔法が発動した時点で消滅してしまうので、異世界側には残りませんし日本側に飛んでいくといったこともありません。
人間酒が入ると愚痴りたくなるもの。その中にはつい勢いで口にしてしまう言葉もあるかもしれません。
フォルテの頭髪が心配です。
育毛剤か、頭皮・頭髪を健康にするオリジナル魔法を使ってあげてください。
召喚されるモノに対して、地球側の様子が知りたい。店頭から消えるのか家庭の冷蔵庫から持ってきちゃうのか、もし複製されたモノが来て実物は残る設定だとすると今いるハルは・・・?!
召喚された物は地球側からは消えてなくなります。地球側からしたら、突如として物が神隠しに遭った感覚というわけです。選ばれるのはスーパーに並んでいる売り物だったり何処かの家庭の戸棚からだったり、実に様々。その辺に関しては今後閑話みたいな形で描いていければなと思っております。
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