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第6章 灰の反逆
第84話 3F〜ガブリーの婚活〜sideガブリエーラ②
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「ああああああもう! せっかくイケメンで当たりだと思ったのにクソ男尊女卑野郎じゃないの!! 私の事弱い弱いって言いやがって!! もう面倒臭い!! 小細工無しで行かせて貰うわ!!」
【神機変性・超弩弓】
私この神機をここまででかくした事ないわって位に大きく! 強い矢を撃てるように!!
「身の丈を大きく超える弓......持つのもやっとの鉄の塊では無いか......弱さもここまで来ると最早清々しいな」
「そんな口聞いてて良いの? あなたさっき自分で弱点ペラペラと話してたわよね? 魂の変化が間に合わないくらい一瞬で、一撃で終わらせてあげるわ」
「なっ......! 貴様ァ!! 弱いくせに! 弱いくせに! 弱いくせに! 弱いくせにィィィィ!!!!」
私の目論見に気が付いたのか凄まじいスピードでこっちへ走ってくるショット。
ギリギリまで引き付けろ! 極限まで魔力を込めて!
「俺の勝ちだ!【魂操作】!!!!」
「私に触れる瞬間を待ってたの!! はぁぁぁぁぁッ!!!!」
ショットの手が首に触れる瞬間、私の全ての篭った光の矢が放たれる。
当たれば私の勝ちよ!! 吸収しきる前に魔力の暴威に晒されて消えなさい!
「やはり貴様は弱い......威力をあげた所で魂の形を変え魔力を完全に吸収出来るようになった俺には届かないと最後まで気が付いていない」
「そうね......最後まで私の作戦に気が付かなかったアナタの負けね」
左手に隠し持っていた小さな弓から飛び出た小さな矢がショットの顎に命中する。
途端、ショットはぐらつき、私から距離を置いてうつ伏せに倒れた。
「ギャァァァァァァァァ!? なんだこれは!? アヅイ!? ザムイ!? なんなのだこれはァァァ!?!?」
あらあら、無様にも泡を吹きながら暴れ回っちゃって......どうやら気に入ってくれたようね。
「アナタが大きな方の弓から放たれる光の矢を吸収するのは百も承知だったのよ。だから弓を二つに分裂させて、片方をブラフに使ったって訳」
小さい方の弓から放たれた矢の効果......それは私もよく知らない完全ランダムの矢。
名付けて”装飾された嘘“
火、氷、雷、風、毒、麻痺etc. 一つでも即死レベルの各効果が1秒間に240回変化し襲いかかる。
自らの魂を変化させて全ての状況に対応できるなら変化させる隙を与えなければ良いと思ったけど......効果はテキメンだったみたいね。
「巨大な光の矢で一撃で終わらせると言うのは嘘だったのかァァァ!! 卑怯者! 卑怯者ォォォ!!」
見るも無惨な姿になったショットが叫ぶ。まだ効果続いてるのに凄い生命力ね......
「散々弱い弱い言った後は卑怯者呼ばわり? もういいわよアンタ。さっさと死になさい」
「ウウッ.......ガァァァァァァァァッッッ!!!!」
耳が痛くなるような絶叫を最期に、ショットは消滅してしまった。
――――
「――はぁぁぁ......肩いったぁ......私ももっと強くならないとダメね」
やっぱりイケメンでも性格も良くなければ付き合ったり結婚等は厳しいって事が分かったわ......
「顔とかは妥協できるにしても性格と私より強い人。これだけは譲れないわよネ!」
――魔王城3階
ガブリエーラVSショット
ガブリエーラの勝利――
【神機変性・超弩弓】
私この神機をここまででかくした事ないわって位に大きく! 強い矢を撃てるように!!
「身の丈を大きく超える弓......持つのもやっとの鉄の塊では無いか......弱さもここまで来ると最早清々しいな」
「そんな口聞いてて良いの? あなたさっき自分で弱点ペラペラと話してたわよね? 魂の変化が間に合わないくらい一瞬で、一撃で終わらせてあげるわ」
「なっ......! 貴様ァ!! 弱いくせに! 弱いくせに! 弱いくせに! 弱いくせにィィィィ!!!!」
私の目論見に気が付いたのか凄まじいスピードでこっちへ走ってくるショット。
ギリギリまで引き付けろ! 極限まで魔力を込めて!
「俺の勝ちだ!【魂操作】!!!!」
「私に触れる瞬間を待ってたの!! はぁぁぁぁぁッ!!!!」
ショットの手が首に触れる瞬間、私の全ての篭った光の矢が放たれる。
当たれば私の勝ちよ!! 吸収しきる前に魔力の暴威に晒されて消えなさい!
「やはり貴様は弱い......威力をあげた所で魂の形を変え魔力を完全に吸収出来るようになった俺には届かないと最後まで気が付いていない」
「そうね......最後まで私の作戦に気が付かなかったアナタの負けね」
左手に隠し持っていた小さな弓から飛び出た小さな矢がショットの顎に命中する。
途端、ショットはぐらつき、私から距離を置いてうつ伏せに倒れた。
「ギャァァァァァァァァ!? なんだこれは!? アヅイ!? ザムイ!? なんなのだこれはァァァ!?!?」
あらあら、無様にも泡を吹きながら暴れ回っちゃって......どうやら気に入ってくれたようね。
「アナタが大きな方の弓から放たれる光の矢を吸収するのは百も承知だったのよ。だから弓を二つに分裂させて、片方をブラフに使ったって訳」
小さい方の弓から放たれた矢の効果......それは私もよく知らない完全ランダムの矢。
名付けて”装飾された嘘“
火、氷、雷、風、毒、麻痺etc. 一つでも即死レベルの各効果が1秒間に240回変化し襲いかかる。
自らの魂を変化させて全ての状況に対応できるなら変化させる隙を与えなければ良いと思ったけど......効果はテキメンだったみたいね。
「巨大な光の矢で一撃で終わらせると言うのは嘘だったのかァァァ!! 卑怯者! 卑怯者ォォォ!!」
見るも無惨な姿になったショットが叫ぶ。まだ効果続いてるのに凄い生命力ね......
「散々弱い弱い言った後は卑怯者呼ばわり? もういいわよアンタ。さっさと死になさい」
「ウウッ.......ガァァァァァァァァッッッ!!!!」
耳が痛くなるような絶叫を最期に、ショットは消滅してしまった。
――――
「――はぁぁぁ......肩いったぁ......私ももっと強くならないとダメね」
やっぱりイケメンでも性格も良くなければ付き合ったり結婚等は厳しいって事が分かったわ......
「顔とかは妥協できるにしても性格と私より強い人。これだけは譲れないわよネ!」
――魔王城3階
ガブリエーラVSショット
ガブリエーラの勝利――
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