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21. 六日目朝
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ズコット邸から、ゼンの家に戻ってきたのはもう朝も近い時間だった。朝もやの中、山積みの荷車にかけられたカバーがしっとりと濡れている。その横には郵便箱らしきもの。
ここは、ゼンの家からしばらく行った山の麓。届け物をしてもらう時、大抵はこの場所をゼンは指定していた。
山積みの台車には、市場で買った品々が載せられている。跳馬の幌馬車が、ここに届けてくれたのだ。それを引いて運ぼうとするゼンを、シウはよびとめた。
「郵便箱、あふれかえってるのはなぜです?」
ここに住んで五年ほど。ゼンは一度も郵便箱をのぞいたことがなかった。どうせ読めない。全く興味がわかなかった。郵便物の存在すら忘れていた。
郵便箱は、あふれにあふれ、それでもなお無理やり突っ込まれ、重ねられたのだろう。郵便物でできた作りかけの橋みたいなやつが受け口に形成されていた。そこから落ちたものが、地面に落ちて泥にまみれ、ぐちゃぐちゃになっている。誰かが見かねておいてくれたのだろう、横の木箱にも郵便物がはいっていたが、風雨にさらされて見る影もない。
「なんて危険な! ちょっと見落として対応忘れただけで多額の税金やら賠償金やらふっかけられたりするんですよ! この国の貴族は悪辣ですからね」
シウは、判読可能なすべての郵便物をかき集めると、荷車に乗せた。そして、シウ自身も荷車の一番後ろに乗り、足をぶらぶらさせた。タイヤを軋ませながら荷車が動き、景色がゆっくりと前へと流れていく。両脇は深い森だ。山道は整備されているとはいえ、石も多い土道だ。それをものともせずに、ゼンは荷車を引いていく。
早朝の柔らかな陽射しの中、ひらひらと黄色い蝶が飛んできて、差し出したシウの指を掠めて、またどこかに飛んでいった。
軽く風呂に入り、マットレスに寝っ転がってうとうとしているゼンの向こうで、テーブルに座ったシウが真剣な顔で郵便物と向き合っている。
街まで行くときは乗合馬車で行くので楽だったが、帰りは徒歩だった。しかも、疲れて眠るシウを抱えてゼンが走った。宝石やら服やらを詰め込んだ巨大なトランク2個と背中にも大きな鞄を背負って、シウを抱えて寝ずに走った。体力的には問題ないが、睡眠不足はどうにもならない。
ゼンは半分寝ながらシウを眺める。彼女はズコット邸で調達したシンプルな花柄のワンピースを着ている。 背筋をピンと伸ばして書類に向かっている姿は、実に凛々しい。もったいない光景だと思いながら、ゼンは眠りについた。
シウは、手の中の封書を見ながら、思案をめぐらせる。ゼン宛の郵便物は、最も古いもので五年前のものだった。そして、それらは税金やら賠償金やら、そんな物では無かった。
ある意味、もっと気にするべき手紙が大量に入っていた。上流階級向けと思われる招待状各種だ。舞踏会やら、祝賀会やら、記念式典、果ては他国視察への同行など、とにかく様々な案内がゼンには送られていた。中には、国王の紋章で封じられているものすらあった。シルクスタ共和国の国王は貴族の中から選挙で選出されるのだが、それでもそれなりの権力を持つ。
宛先には、ゼンという名前は記されておらず、”シルクスタの翼”と記載されている。
「どっかの公的機関の、俗称だと思うんだけど」
悩んでみても思い出せない。手紙に俗称を書くのは、この国のマナーの一貫としてよくあることだった。特に貴族相手だと必須マナーである。まわりくどい、比喩に満ちた書き方が好まれるのだ。
シウ的には、非合理に思えてどうにも馴染めない慣習だった。そのせいもあり、ズコット家と関わりの深い組織ならともかく、それ以外の俗称までは把握していない。
手紙の文面は大抵、次のような一文で始まっている。
”シルクスタの翼を擁する者”
”親愛なる我らがクスタス”
クスタスは、何かの称号だったはずだ。
ちらっと、奥の部屋を見る。こちらを向いて腕枕したまま、ゼンがすやすや眠っている。
あどけなくてかわいいとシウは思うし、なんならちょっとドキドキするのだが、気品の類とはかけはなれている。どう贔屓目にみても、この美しいカリグラフィーに彩られた手紙の宛先には見えない。
(もう少し、ゼンさんについて知らないとまずいかも)
ただの傭兵かと思っていたが、どうにもおかしい。まわりにまわって、ズコット家を陥れた者たちに連なる可能性もゼロではない。
眉根を寄せつつ、手紙の山の中から選別した一通を机の上に乗せた。
目を細めてその文面をよく読む。
どんなものであれ、利用できるものは利用してやるつもりだった。
上級階級の招待状も。
平気で人を殺してのける想い人も。
手紙を脇にどけ、机の上に乗せた箱を開く。昨夜、父親の書斎から持ち出した箱だ。壊れていないことを確認し、ほっと一息つく。
(なんとか、これが起動できる場所に行かなきゃ)
よしっと、シウは立ち上がって軽く腕まくりをする。今から、最も優先すべき最重要タスクをこなさねばならない。ゼンが喜びそうなおやつをたくさん作るのだ。
(ピクニックとかなんとか言って、国境まで連れてってもらおう)
いまだ、すやすや眠るゼンの近くに行き、起こさないよう頬にキスする。毛布をかけてやり、傷だらけの頬を撫でた。気持ちよさそうな寝顔に、思わず頬が緩む。
「んん……シウ」
寝ぼけながら、ゼンがシウに抱きついてきた。膝の上にもたれかかるように顔を乗せて腰を抱きしめてくる。
「ゆっくり寝てていいですよ」
髪を撫でると落ち着いたように穏やかな寝息を立てた。横向きの膝枕みたいな格好が、なんだかくすぐったくて、シウは肩を震わせる。
我慢できなくて、起こさないように頬に、耳にキスを落とした。
(やっぱり、大好き)
顔は起こしてしまいそうなので、肩や腕に頬ずりしてキスをする。大きくて重くて、少し熱い。腕にもたくさん傷がついている。
ふと、シウは不思議な傷があることに気づいた。ぐるりと腕の周りを横方向に一周したような傷が、何ヶ所もついている。一周腕をまわって、元の場所にきれいに繋がったような傷だ。二の腕にも、肘から下にも、手首にもある。
大きな手を持ち上げて、よく見てみると、指にもあった。根元をぐるりとまわっているものもあれば、指先を一周しているものもあった。全ての指に、似た傷が何ヶ所もあるのだ。
(どうしたら、こんな傷がつくんだろう)
不思議に思いながら、シウはゼンの傷を撫でた。
ここは、ゼンの家からしばらく行った山の麓。届け物をしてもらう時、大抵はこの場所をゼンは指定していた。
山積みの台車には、市場で買った品々が載せられている。跳馬の幌馬車が、ここに届けてくれたのだ。それを引いて運ぼうとするゼンを、シウはよびとめた。
「郵便箱、あふれかえってるのはなぜです?」
ここに住んで五年ほど。ゼンは一度も郵便箱をのぞいたことがなかった。どうせ読めない。全く興味がわかなかった。郵便物の存在すら忘れていた。
郵便箱は、あふれにあふれ、それでもなお無理やり突っ込まれ、重ねられたのだろう。郵便物でできた作りかけの橋みたいなやつが受け口に形成されていた。そこから落ちたものが、地面に落ちて泥にまみれ、ぐちゃぐちゃになっている。誰かが見かねておいてくれたのだろう、横の木箱にも郵便物がはいっていたが、風雨にさらされて見る影もない。
「なんて危険な! ちょっと見落として対応忘れただけで多額の税金やら賠償金やらふっかけられたりするんですよ! この国の貴族は悪辣ですからね」
シウは、判読可能なすべての郵便物をかき集めると、荷車に乗せた。そして、シウ自身も荷車の一番後ろに乗り、足をぶらぶらさせた。タイヤを軋ませながら荷車が動き、景色がゆっくりと前へと流れていく。両脇は深い森だ。山道は整備されているとはいえ、石も多い土道だ。それをものともせずに、ゼンは荷車を引いていく。
早朝の柔らかな陽射しの中、ひらひらと黄色い蝶が飛んできて、差し出したシウの指を掠めて、またどこかに飛んでいった。
軽く風呂に入り、マットレスに寝っ転がってうとうとしているゼンの向こうで、テーブルに座ったシウが真剣な顔で郵便物と向き合っている。
街まで行くときは乗合馬車で行くので楽だったが、帰りは徒歩だった。しかも、疲れて眠るシウを抱えてゼンが走った。宝石やら服やらを詰め込んだ巨大なトランク2個と背中にも大きな鞄を背負って、シウを抱えて寝ずに走った。体力的には問題ないが、睡眠不足はどうにもならない。
ゼンは半分寝ながらシウを眺める。彼女はズコット邸で調達したシンプルな花柄のワンピースを着ている。 背筋をピンと伸ばして書類に向かっている姿は、実に凛々しい。もったいない光景だと思いながら、ゼンは眠りについた。
シウは、手の中の封書を見ながら、思案をめぐらせる。ゼン宛の郵便物は、最も古いもので五年前のものだった。そして、それらは税金やら賠償金やら、そんな物では無かった。
ある意味、もっと気にするべき手紙が大量に入っていた。上流階級向けと思われる招待状各種だ。舞踏会やら、祝賀会やら、記念式典、果ては他国視察への同行など、とにかく様々な案内がゼンには送られていた。中には、国王の紋章で封じられているものすらあった。シルクスタ共和国の国王は貴族の中から選挙で選出されるのだが、それでもそれなりの権力を持つ。
宛先には、ゼンという名前は記されておらず、”シルクスタの翼”と記載されている。
「どっかの公的機関の、俗称だと思うんだけど」
悩んでみても思い出せない。手紙に俗称を書くのは、この国のマナーの一貫としてよくあることだった。特に貴族相手だと必須マナーである。まわりくどい、比喩に満ちた書き方が好まれるのだ。
シウ的には、非合理に思えてどうにも馴染めない慣習だった。そのせいもあり、ズコット家と関わりの深い組織ならともかく、それ以外の俗称までは把握していない。
手紙の文面は大抵、次のような一文で始まっている。
”シルクスタの翼を擁する者”
”親愛なる我らがクスタス”
クスタスは、何かの称号だったはずだ。
ちらっと、奥の部屋を見る。こちらを向いて腕枕したまま、ゼンがすやすや眠っている。
あどけなくてかわいいとシウは思うし、なんならちょっとドキドキするのだが、気品の類とはかけはなれている。どう贔屓目にみても、この美しいカリグラフィーに彩られた手紙の宛先には見えない。
(もう少し、ゼンさんについて知らないとまずいかも)
ただの傭兵かと思っていたが、どうにもおかしい。まわりにまわって、ズコット家を陥れた者たちに連なる可能性もゼロではない。
眉根を寄せつつ、手紙の山の中から選別した一通を机の上に乗せた。
目を細めてその文面をよく読む。
どんなものであれ、利用できるものは利用してやるつもりだった。
上級階級の招待状も。
平気で人を殺してのける想い人も。
手紙を脇にどけ、机の上に乗せた箱を開く。昨夜、父親の書斎から持ち出した箱だ。壊れていないことを確認し、ほっと一息つく。
(なんとか、これが起動できる場所に行かなきゃ)
よしっと、シウは立ち上がって軽く腕まくりをする。今から、最も優先すべき最重要タスクをこなさねばならない。ゼンが喜びそうなおやつをたくさん作るのだ。
(ピクニックとかなんとか言って、国境まで連れてってもらおう)
いまだ、すやすや眠るゼンの近くに行き、起こさないよう頬にキスする。毛布をかけてやり、傷だらけの頬を撫でた。気持ちよさそうな寝顔に、思わず頬が緩む。
「んん……シウ」
寝ぼけながら、ゼンがシウに抱きついてきた。膝の上にもたれかかるように顔を乗せて腰を抱きしめてくる。
「ゆっくり寝てていいですよ」
髪を撫でると落ち着いたように穏やかな寝息を立てた。横向きの膝枕みたいな格好が、なんだかくすぐったくて、シウは肩を震わせる。
我慢できなくて、起こさないように頬に、耳にキスを落とした。
(やっぱり、大好き)
顔は起こしてしまいそうなので、肩や腕に頬ずりしてキスをする。大きくて重くて、少し熱い。腕にもたくさん傷がついている。
ふと、シウは不思議な傷があることに気づいた。ぐるりと腕の周りを横方向に一周したような傷が、何ヶ所もついている。一周腕をまわって、元の場所にきれいに繋がったような傷だ。二の腕にも、肘から下にも、手首にもある。
大きな手を持ち上げて、よく見てみると、指にもあった。根元をぐるりとまわっているものもあれば、指先を一周しているものもあった。全ての指に、似た傷が何ヶ所もあるのだ。
(どうしたら、こんな傷がつくんだろう)
不思議に思いながら、シウはゼンの傷を撫でた。
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