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8. 三日目朝②※
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まだ日は高く、空は晴れ渡っている。かけ流し天然温泉の湯船にそのまま入り、ゆっくりとシウを湯に沈める。
湯量の高いこの温泉は常に湧きでている。汚いままチャポンと入っても、すぐに汚れごと流れていくので、湯船に入ったまま石鹸で洗うという贅沢極まりない使い方を、ゼンはいつもしていた。
一通り身体の汚れを落とし、シウの髪も洗う。ゆるくウェーブがかった肩ほどまでの髪は、汗と涙と、ゼンのいろんなもので汚れてごわごわしている。女の髪の洗い方などゼンは知らないが、固まった束をほぐすように、引っ張らないように気をつけて洗う。
体中丁寧に洗ったが、どれだけ洗ってもシウの股間のぬるつきはとれない。それはそのはず、洗っても洗っても奥からゼンの体液がこぼれてくるのだった。
風呂の中でシウを膝の上に乗せて後ろから抱きしめ、足を大きく開いて固定する。乳白色の湯の中は不明瞭で、シウの身体もゼンの身体も見通せない。
ちらとシウの顔を見ると、薄く目を開けてぼんやりしている。さきほどから、シウは何も言わずされるがままだ。
シウの表情を横目で確認しながら、太ももの内側を撫でる。とくに嫌そうでないことを確認して、秘所に触れる。柔らかな肉をかき分けて、ゆっくりとぬるつきを掻きだした。
「ん……ふ……」
わずかにシウが反応したことにビクつき、抱えていたシウを湯の中に落としかけて盛大に水飛沫がはねる。慌てて抱えなおし、しっかりと後ろから抱きしめた。気を取り直して、もう一度指を埋めていく。
「あ…………あぁ……」
掠れた小さな吐息は、ずいぶんと甘い。調子にのったゼンは、シウの耳たぶにキスしながら、空いた手でおっぱいをそっと揉んだ。シウは嫌がることなく、ただ気持ちよさそうに鼻にかかった声をあげている。
耳を甘く噛んでみても、頬や唇のはしにキスしても、嫌がる気配はない。むしろ、それに反応して、気持ちよさそうにあえいでいる。
指を二本、シウのなかにいれて感じやすいところを押せば、軽く震えてまた甘く声をあげる。
(指で届かない奥も、掻き出したほうがいいかも)
シウが嫌がらないのをいいことに、さらにゼンは調子に乗った。
いまだ、ぐったりと身体をゼンに預けているシウを抱き上げ、風呂を囲む岩の上に座らせる。平らで乾いていて、シルクスタの陽気な日射しにあたためられている岩だ。ちょうどシウが背中を預ける位置に、大きめの岩もある。うまくバランスをとると、シウはぼんやりしつつも、岩に背中を預けうまく一人で座ってくれた。
風はぬるく、濡れたままでも寒くない。シウの身体の水滴や、髪からしたたる雫が、木漏れ日を受けて輝く。白い肌は痣や傷だらけだが、それでも明るい昼の陽射しの中のシウは、ゼンにはひどく眩しかった。
「シウ」
名前を呼んでも、やはり返事は無い。
間近でシウの顔を眺めてみる。シウはぼんやりしつつも、時々まばたきしていて、そのたびに琥珀色の瞳が揺れる。髪だけでなく、眉毛や、睫毛にも金の色合いが混じり、柔らかな風が吹くたびに静かにきらめく。
軽く開いた桜色の唇は、濡れて光り、触れれば柔らかいだろう。さきほどゼンの指が動くままに、快楽に啼いていたとは思えないほど無垢に色づく。おそるおそる頬に触れて、唇をなぞる。
ふと、昨日の朝の情事を思い出した。この唇で、シウはゼンの名を呼び、何度も身体を求めてくれたのだ。
考える前に身体が動き、唇を重ねていた。触れるだけのキス。シウの身体が少しぐらつくのを、手を握り、指を絡めておさえつけ、固定する。両手とも握ったまま、角度を変えて何度も浅いキスをした。
いつのまにか、羽虫が一匹飛んできて、近くで少しホバリングする。追い払おうとゼンが顔をあげた途端、どこかに飛んでいった。
(別に、キスするつもりじゃなかったな)
なぜ、そんなことをいきなりしてしまったのか。
よくわからず、とりあえずシウの両足を一度立てて、左右に大きく開く。そこは昨日までは慎ましやかにぴったりと閉じていたのに、今は軽く隙間が開いている。浅く腹部を押せば、隙間から白濁液がこぼれ落ちた。
入り口を指で大きく開けばなおさら、白濁が滴り落ちる。そこに男根をあてがい、軽く上下にこする。明るい陽光の中、彼女に触れている部分が白く泡立つのがよく見えた。
ゆっくり押し込むと、予想よりスムーズに入る。驚いたことに、根元まですんなり入った。ゼンが手加減して抱いていた時は、ここまでは入らなかったはずだ。
(誰だ、こんなにほぐしたやつ)
自分である。
猛省しつつ、ゆっくりと引き抜く。昨夜、散々犯したとはいえ、シウの中はまだキツい。抜くはずみに、襞まで一緒にめくれあがる。
「ん……んんっ」
また、小さくシウが反応した。さきほどの指よりもはるかに大きいものをいれたのだ。苦しげにうめいている。
すべて引き抜くと、指では届かなかった奥にたまっていた白濁液も一緒に掻きだされてくる。まだこんなにあったのかと戦慄するくらいの量がでてきた。
「ごめん」
何から何まで、明るいところで細部までくっきり見てはだめなものだった。頭の奥が変な感じに熱い。ゼンは、しばらく鼻を押さえた。
掻きだしたものをお湯で流し、もう一度、男根をシウのなかに深く埋める。まじまじと結合部を見ることはやめ、シウの顔を眺めることにした。
「ん……あっ、ああっ」
さきほどより、シウの反応が良い。そんな気持ちよさそうな顔で、そんな声出されたら、掻き出す以上のことをしてしまいそうだった。とりあえずゼンは大きく深呼吸して我慢する。
根元までいれると、シウがきゅっと強くしめてくる。中でしごきたくなるのを我慢して、またゆっくりと引き抜く。
「あっ……ふ……ううっ……あぁっ」
あまりに気持ちよさそうなシウの声に、おもわず目を閉じてキスして唇を塞いだ。
五回ほどそんなことを繰り返したら、白濁液はでてこなくなった。全て掻きだせたらしい。
よせばいいのに念のためと思いつつ、六回目を挿れる。今までの快楽が降り積もっていたのか、シウの反応が格段に良い。がくがく震えながら、高く声をあげてしめつけてくる。
今まで、掻き出すだけにとどめていたが、さすがに我慢できなくなってシウの唇にキスしながら、奥を何度もえぐった。
「あっ、やっ、やあっ」
のけぞる身体を押えこみ、ふるえる身体を抱きしめる。射精しそうになるのをこらえながら、シウの白い尻を鷲掴みにし、抜けないように強く引き寄せた。
「ふぁ……ああっ……はっ……ゼンさん」
重ねた唇の合間から、出し抜けに名前を呼ばれて、ゼンは盛大にビクつく。いままでのようなぼんやりとした視線ではない、意思の光をたたえる琥珀色の瞳が、ゼンをみつめていた。
「好きです」
その言葉にゼンは耳を疑った。空耳かと思った。
最初はシウの許可があったとはいえ、昨夜は完全に犯罪紛いの行為だったし、今だって合意を得ずに抱いているに等しい。
今までの流れから言えば、嫌われてぶっ殺されコースでもおかしくない。
顔が無性に熱い。
心臓がぎゅっと鷲掴みされたように苦しい。
耳の奥の鼓動がうるさい。
そのわりに、遠くの虫の羽音はよくきこえる。
それは、聞き慣れたクマバエの羽音によく似ていた。
様々な情景がゼンの脳裏にフラッシュバックさながらに浮かぶ。
菫色の髪飾り。
辿り着いた曇天。
血と泥がついた上質な服。
むせ返る熱さと死臭の中に閃く白銀。
どこまでも白い地下室。
鈍く音を立てる鎖。
そして、血と獣の慟哭。
首の後ろに、シウの細い腕がまわる気配がした。
唇が重なる寸前に、ゼンはこつんと額をシウのそれに押し当てた。
間近で琥珀色の瞳を覗き込む。
「シウ、それは、だめ」
口から得体のしれない変なものが出そうになるのをこらえて、ゼンはなんとか言葉を紡いだ。
湯量の高いこの温泉は常に湧きでている。汚いままチャポンと入っても、すぐに汚れごと流れていくので、湯船に入ったまま石鹸で洗うという贅沢極まりない使い方を、ゼンはいつもしていた。
一通り身体の汚れを落とし、シウの髪も洗う。ゆるくウェーブがかった肩ほどまでの髪は、汗と涙と、ゼンのいろんなもので汚れてごわごわしている。女の髪の洗い方などゼンは知らないが、固まった束をほぐすように、引っ張らないように気をつけて洗う。
体中丁寧に洗ったが、どれだけ洗ってもシウの股間のぬるつきはとれない。それはそのはず、洗っても洗っても奥からゼンの体液がこぼれてくるのだった。
風呂の中でシウを膝の上に乗せて後ろから抱きしめ、足を大きく開いて固定する。乳白色の湯の中は不明瞭で、シウの身体もゼンの身体も見通せない。
ちらとシウの顔を見ると、薄く目を開けてぼんやりしている。さきほどから、シウは何も言わずされるがままだ。
シウの表情を横目で確認しながら、太ももの内側を撫でる。とくに嫌そうでないことを確認して、秘所に触れる。柔らかな肉をかき分けて、ゆっくりとぬるつきを掻きだした。
「ん……ふ……」
わずかにシウが反応したことにビクつき、抱えていたシウを湯の中に落としかけて盛大に水飛沫がはねる。慌てて抱えなおし、しっかりと後ろから抱きしめた。気を取り直して、もう一度指を埋めていく。
「あ…………あぁ……」
掠れた小さな吐息は、ずいぶんと甘い。調子にのったゼンは、シウの耳たぶにキスしながら、空いた手でおっぱいをそっと揉んだ。シウは嫌がることなく、ただ気持ちよさそうに鼻にかかった声をあげている。
耳を甘く噛んでみても、頬や唇のはしにキスしても、嫌がる気配はない。むしろ、それに反応して、気持ちよさそうにあえいでいる。
指を二本、シウのなかにいれて感じやすいところを押せば、軽く震えてまた甘く声をあげる。
(指で届かない奥も、掻き出したほうがいいかも)
シウが嫌がらないのをいいことに、さらにゼンは調子に乗った。
いまだ、ぐったりと身体をゼンに預けているシウを抱き上げ、風呂を囲む岩の上に座らせる。平らで乾いていて、シルクスタの陽気な日射しにあたためられている岩だ。ちょうどシウが背中を預ける位置に、大きめの岩もある。うまくバランスをとると、シウはぼんやりしつつも、岩に背中を預けうまく一人で座ってくれた。
風はぬるく、濡れたままでも寒くない。シウの身体の水滴や、髪からしたたる雫が、木漏れ日を受けて輝く。白い肌は痣や傷だらけだが、それでも明るい昼の陽射しの中のシウは、ゼンにはひどく眩しかった。
「シウ」
名前を呼んでも、やはり返事は無い。
間近でシウの顔を眺めてみる。シウはぼんやりしつつも、時々まばたきしていて、そのたびに琥珀色の瞳が揺れる。髪だけでなく、眉毛や、睫毛にも金の色合いが混じり、柔らかな風が吹くたびに静かにきらめく。
軽く開いた桜色の唇は、濡れて光り、触れれば柔らかいだろう。さきほどゼンの指が動くままに、快楽に啼いていたとは思えないほど無垢に色づく。おそるおそる頬に触れて、唇をなぞる。
ふと、昨日の朝の情事を思い出した。この唇で、シウはゼンの名を呼び、何度も身体を求めてくれたのだ。
考える前に身体が動き、唇を重ねていた。触れるだけのキス。シウの身体が少しぐらつくのを、手を握り、指を絡めておさえつけ、固定する。両手とも握ったまま、角度を変えて何度も浅いキスをした。
いつのまにか、羽虫が一匹飛んできて、近くで少しホバリングする。追い払おうとゼンが顔をあげた途端、どこかに飛んでいった。
(別に、キスするつもりじゃなかったな)
なぜ、そんなことをいきなりしてしまったのか。
よくわからず、とりあえずシウの両足を一度立てて、左右に大きく開く。そこは昨日までは慎ましやかにぴったりと閉じていたのに、今は軽く隙間が開いている。浅く腹部を押せば、隙間から白濁液がこぼれ落ちた。
入り口を指で大きく開けばなおさら、白濁が滴り落ちる。そこに男根をあてがい、軽く上下にこする。明るい陽光の中、彼女に触れている部分が白く泡立つのがよく見えた。
ゆっくり押し込むと、予想よりスムーズに入る。驚いたことに、根元まですんなり入った。ゼンが手加減して抱いていた時は、ここまでは入らなかったはずだ。
(誰だ、こんなにほぐしたやつ)
自分である。
猛省しつつ、ゆっくりと引き抜く。昨夜、散々犯したとはいえ、シウの中はまだキツい。抜くはずみに、襞まで一緒にめくれあがる。
「ん……んんっ」
また、小さくシウが反応した。さきほどの指よりもはるかに大きいものをいれたのだ。苦しげにうめいている。
すべて引き抜くと、指では届かなかった奥にたまっていた白濁液も一緒に掻きだされてくる。まだこんなにあったのかと戦慄するくらいの量がでてきた。
「ごめん」
何から何まで、明るいところで細部までくっきり見てはだめなものだった。頭の奥が変な感じに熱い。ゼンは、しばらく鼻を押さえた。
掻きだしたものをお湯で流し、もう一度、男根をシウのなかに深く埋める。まじまじと結合部を見ることはやめ、シウの顔を眺めることにした。
「ん……あっ、ああっ」
さきほどより、シウの反応が良い。そんな気持ちよさそうな顔で、そんな声出されたら、掻き出す以上のことをしてしまいそうだった。とりあえずゼンは大きく深呼吸して我慢する。
根元までいれると、シウがきゅっと強くしめてくる。中でしごきたくなるのを我慢して、またゆっくりと引き抜く。
「あっ……ふ……ううっ……あぁっ」
あまりに気持ちよさそうなシウの声に、おもわず目を閉じてキスして唇を塞いだ。
五回ほどそんなことを繰り返したら、白濁液はでてこなくなった。全て掻きだせたらしい。
よせばいいのに念のためと思いつつ、六回目を挿れる。今までの快楽が降り積もっていたのか、シウの反応が格段に良い。がくがく震えながら、高く声をあげてしめつけてくる。
今まで、掻き出すだけにとどめていたが、さすがに我慢できなくなってシウの唇にキスしながら、奥を何度もえぐった。
「あっ、やっ、やあっ」
のけぞる身体を押えこみ、ふるえる身体を抱きしめる。射精しそうになるのをこらえながら、シウの白い尻を鷲掴みにし、抜けないように強く引き寄せた。
「ふぁ……ああっ……はっ……ゼンさん」
重ねた唇の合間から、出し抜けに名前を呼ばれて、ゼンは盛大にビクつく。いままでのようなぼんやりとした視線ではない、意思の光をたたえる琥珀色の瞳が、ゼンをみつめていた。
「好きです」
その言葉にゼンは耳を疑った。空耳かと思った。
最初はシウの許可があったとはいえ、昨夜は完全に犯罪紛いの行為だったし、今だって合意を得ずに抱いているに等しい。
今までの流れから言えば、嫌われてぶっ殺されコースでもおかしくない。
顔が無性に熱い。
心臓がぎゅっと鷲掴みされたように苦しい。
耳の奥の鼓動がうるさい。
そのわりに、遠くの虫の羽音はよくきこえる。
それは、聞き慣れたクマバエの羽音によく似ていた。
様々な情景がゼンの脳裏にフラッシュバックさながらに浮かぶ。
菫色の髪飾り。
辿り着いた曇天。
血と泥がついた上質な服。
むせ返る熱さと死臭の中に閃く白銀。
どこまでも白い地下室。
鈍く音を立てる鎖。
そして、血と獣の慟哭。
首の後ろに、シウの細い腕がまわる気配がした。
唇が重なる寸前に、ゼンはこつんと額をシウのそれに押し当てた。
間近で琥珀色の瞳を覗き込む。
「シウ、それは、だめ」
口から得体のしれない変なものが出そうになるのをこらえて、ゼンはなんとか言葉を紡いだ。
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