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カウンターから向かって左奥の指定席
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俺と真哉さんは、深い関係ではない。カフェの店員と常連客という平凡な関係だ。
真哉さんが来るようになったのは半年前だった。いつも通り働いていた土曜日の昼間に彼はやってきた。生気がない虚ろな目で店内に入った真哉さんを心配しながら、店の奥にある個席へと案内した。今でも彼の指定席となっているカウンターから見て左奥の席だった。真哉さんは俺の声は聞こえているらしいが、か細い声で生返事するだけで、メニュー表さえ見ようとしなかった。
様子を訝しんだのだろう、好奇の目で真哉さんを萌たちが見ていた。店員の視線に気付いた周囲の客も真哉さんから身を守るように怖々と視線を送って、だが当の本人はそれにさえ気付いていない。ひそひそと誰かが憶測で物を言うのが聞こえた時、少しだけ苛立ちを覚えながら急いでコーヒーを用意した。何も捉えていない真哉さんの目は冷たくて、氷のようで。早く温かいものを出さなければならないと思った。春なのに、爪の色が青白くなるほどに温度をなくしている身体を溶かさないと、氷の中から出てこられなくなると思った。
ブラックで作ったコーヒーに、一瞬だけ逡巡して大量の角砂糖とミルクを入れて真哉さんの元へ運んだ。コーヒーの香りに気付いたのか真哉さんははっと顔を上げた。
『コーヒーです。初めてご来店の方には、最初の一杯をサービスしております』
口から出任せを言うと、真哉さんはありがとうと言った。対して、萌たちが首を傾げたのを視界の隅で捉えたが気にせず彼を促す。静かにカップを口にして、しかし眉を顰《ひそ》顰めた。
『……あまいね』
『甘いものがお好きな顔をしておられたので』
『……ふ、この顔が、甘いもの好きに見えたのか』
真哉さんは声を上げて笑った。力の無い声だが、心から笑っている気がした。眉を下げて笑う彼を見て調子を取り戻した俺に、萌たちも我に返ったようで仕事を再開した。まだ落ち着かない様子の客へ注文やおかわりの確認をすると店内は何事もなかったかのように賑やかになった。
ブラックコーヒーを代わりに持ってこようとテーブルを離れようとした俺を真哉さんは引き留めた。
『ありがとう。少し、気が動転していたんだ。おかげさまで立ち直れた』
申し訳なさそうな彼に何のことでしょうと言えば、目を丸くして何でもないですとようやく安堵した表情を見せてくれた。真哉さんと出会った、温かい春の出来事だった。
滔々と説明していると、目を眇めてふーんと興味なさそうに目の前の男は携帯をいじる。ざわざわと騒がしいカフェの中でも、彼の低い声はよく聞こえる。
「聞いてんのか」
「聞いてる聞いてる。少女漫画かよってツッコミ入れながら聞いてる」
「真面目に聞いてくれや」
悪びれもなく鼻で笑ったのは、古い友人である尾上 俊二だ。韓国のアイドルを模したらしい、前髪をセンターで分けて耳より少し高い位置までの長さの黒髪にパーマをかけた髪、学生時代は小麦色だった肌は紫外線という言葉を知らないかのように白い。首にはシンプルなゴールドのネックレス、同じ色のピアスを耳に刺して頬杖を付く彼は、まさしくアイドルのような風貌だ。実際、雑誌モデルなのだからその美貌は本物と言える。アパレル店員をしていた時にスカウトされたことをきっかけに芸能界入りした今の若者に大人気の人物。俺にとっては、泥まみれになりながら一緒に虫を追いかけた悪ガキ仲間だ。
「店、気に入ってくれたなら良かったじゃん」
「それはそうだけど、俺はもっとお近づきになりてぇの」
「何で? ただのおじさんなのに」
「おじさんはおじさんでも、真哉さんはちょっと違うんだよ」
俺の力説は俊二の耳を右から左に通り過ぎているようだ。全く取り合ってくれず、興味がないと綺麗な顔に書いてあった。お前はそういう奴だよ、と胸中で毒づく。
気を取り直してひとつ咳払いをする。俊二が携帯から顔を上げた。
「真哉さんは、波長が合う気がするんだ。あの人がいると、どんなに忙しない場所でも静かになる」
「スピリチュアルにでもはまったのか」
「ちげーよ。纏ってる空気、いや、雰囲気っていうのか? それが、なんか落ち着くんだ」
俊二は少しだけ目を細めて、へえと頷いた。気を良くした俺は言葉を続ける。
「賑やかな方が好きだけど偶には落ち着きたい時もあるだろ。あの人と喋ると、家に帰ってはあ疲れたって荷物を下ろしたみたいな安心感があるっていうか……」
「実家のおじいちゃんに会いに行った孫の心境だな」
茶化す俊二をひと睨みして黙らせる。俊二は肩を竦めておー怖い怖いと飄々としている。
「それで、どうしたいって」
「仕事場以外で会ってみたい」
「いいじゃん。飯にでも誘えよ」
「……それがさあ」
机に突っ伏してあぁ、と嘆く俺に、俊二はどうしたどうしたと上擦った声で驚いた。
「天下の樹サマが色恋沙汰で悩むとは思わなかった! そんな強敵なのか?」
「俺だって悩むわ。つか色恋沙汰じゃねえから」
先日、偶然本屋で真哉さんと出くわしたことを俊二に話す。明らかにこちらを避けている真哉さんの態度。あれは間違えようがない。どう考えても、怖がられている。
茶々を入れず聞いてくれた俊二をちらりと見る。腕組みしながら首を捻って、うーんと悩むポーズをとっていた。どんな仕草も様になるのが羨ましい美貌だなあと場違いなことを考える。
「避けられてるな」
「……だよなあ」
想像通りの返答に再び机に伏せる。
真哉さんと出会ってから一番長く話したのがあの日だった。カフェに来た時、レジで会計する時以外は喋ったことがなかった。お店では朗らかに他愛ないやり取りをほんの少しだが積み重ねていたから親しい仲にはなっていたと過信していた。現実はそう甘くない。まるで、同じクラスになった人に急に話しかけられたかのようなおどおどとした様子だった真哉さん。彼の中での俺はその程度の存在なのだろうか。
マイナスな想像ばかり思い浮かんでどんどん気分が萎んでいく。明日は待ちに待った土曜日なのに、こんなにも店に行くのが憂鬱だ。
「仲良くなるの諦めた方が良いかなあ」
ぽつりと弱音を溢す。誰に言うまでもなく溢れたそれは、騒がしい店内に掻き消えた。『osmanthus』よりも広いカフェは、パンケーキなどのスイーツも多数提供しているようで、若い女性客が多い。あちこちから甲高い声が聞こえてくるのが今は耳障りだ。普段は全く気にならないのに。こんな時、真哉さんがいてくれたら。湖に一粒の水滴が落ちて、音も無く波紋を作るような静寂が訪れるのに。
「毎週来るなら、嫌われてはいないだろう。流石に」
俊二は冷静に話す。恋愛経験が豊富な彼の意見に、そうだといいなあと切実に相槌を打って、ぐいと冷めたコーヒーを飲み干す。カップの底に沈殿したコーヒーの粉末による苦みに襲われて、思わず顔を顰めると俊二にだせぇ顔とからかわれた。傷心の身である俺には、そんなに笑わなくてもと恨みがましく睨むことしかできなかった。
真哉さんが来るようになったのは半年前だった。いつも通り働いていた土曜日の昼間に彼はやってきた。生気がない虚ろな目で店内に入った真哉さんを心配しながら、店の奥にある個席へと案内した。今でも彼の指定席となっているカウンターから見て左奥の席だった。真哉さんは俺の声は聞こえているらしいが、か細い声で生返事するだけで、メニュー表さえ見ようとしなかった。
様子を訝しんだのだろう、好奇の目で真哉さんを萌たちが見ていた。店員の視線に気付いた周囲の客も真哉さんから身を守るように怖々と視線を送って、だが当の本人はそれにさえ気付いていない。ひそひそと誰かが憶測で物を言うのが聞こえた時、少しだけ苛立ちを覚えながら急いでコーヒーを用意した。何も捉えていない真哉さんの目は冷たくて、氷のようで。早く温かいものを出さなければならないと思った。春なのに、爪の色が青白くなるほどに温度をなくしている身体を溶かさないと、氷の中から出てこられなくなると思った。
ブラックで作ったコーヒーに、一瞬だけ逡巡して大量の角砂糖とミルクを入れて真哉さんの元へ運んだ。コーヒーの香りに気付いたのか真哉さんははっと顔を上げた。
『コーヒーです。初めてご来店の方には、最初の一杯をサービスしております』
口から出任せを言うと、真哉さんはありがとうと言った。対して、萌たちが首を傾げたのを視界の隅で捉えたが気にせず彼を促す。静かにカップを口にして、しかし眉を顰《ひそ》顰めた。
『……あまいね』
『甘いものがお好きな顔をしておられたので』
『……ふ、この顔が、甘いもの好きに見えたのか』
真哉さんは声を上げて笑った。力の無い声だが、心から笑っている気がした。眉を下げて笑う彼を見て調子を取り戻した俺に、萌たちも我に返ったようで仕事を再開した。まだ落ち着かない様子の客へ注文やおかわりの確認をすると店内は何事もなかったかのように賑やかになった。
ブラックコーヒーを代わりに持ってこようとテーブルを離れようとした俺を真哉さんは引き留めた。
『ありがとう。少し、気が動転していたんだ。おかげさまで立ち直れた』
申し訳なさそうな彼に何のことでしょうと言えば、目を丸くして何でもないですとようやく安堵した表情を見せてくれた。真哉さんと出会った、温かい春の出来事だった。
滔々と説明していると、目を眇めてふーんと興味なさそうに目の前の男は携帯をいじる。ざわざわと騒がしいカフェの中でも、彼の低い声はよく聞こえる。
「聞いてんのか」
「聞いてる聞いてる。少女漫画かよってツッコミ入れながら聞いてる」
「真面目に聞いてくれや」
悪びれもなく鼻で笑ったのは、古い友人である尾上 俊二だ。韓国のアイドルを模したらしい、前髪をセンターで分けて耳より少し高い位置までの長さの黒髪にパーマをかけた髪、学生時代は小麦色だった肌は紫外線という言葉を知らないかのように白い。首にはシンプルなゴールドのネックレス、同じ色のピアスを耳に刺して頬杖を付く彼は、まさしくアイドルのような風貌だ。実際、雑誌モデルなのだからその美貌は本物と言える。アパレル店員をしていた時にスカウトされたことをきっかけに芸能界入りした今の若者に大人気の人物。俺にとっては、泥まみれになりながら一緒に虫を追いかけた悪ガキ仲間だ。
「店、気に入ってくれたなら良かったじゃん」
「それはそうだけど、俺はもっとお近づきになりてぇの」
「何で? ただのおじさんなのに」
「おじさんはおじさんでも、真哉さんはちょっと違うんだよ」
俺の力説は俊二の耳を右から左に通り過ぎているようだ。全く取り合ってくれず、興味がないと綺麗な顔に書いてあった。お前はそういう奴だよ、と胸中で毒づく。
気を取り直してひとつ咳払いをする。俊二が携帯から顔を上げた。
「真哉さんは、波長が合う気がするんだ。あの人がいると、どんなに忙しない場所でも静かになる」
「スピリチュアルにでもはまったのか」
「ちげーよ。纏ってる空気、いや、雰囲気っていうのか? それが、なんか落ち着くんだ」
俊二は少しだけ目を細めて、へえと頷いた。気を良くした俺は言葉を続ける。
「賑やかな方が好きだけど偶には落ち着きたい時もあるだろ。あの人と喋ると、家に帰ってはあ疲れたって荷物を下ろしたみたいな安心感があるっていうか……」
「実家のおじいちゃんに会いに行った孫の心境だな」
茶化す俊二をひと睨みして黙らせる。俊二は肩を竦めておー怖い怖いと飄々としている。
「それで、どうしたいって」
「仕事場以外で会ってみたい」
「いいじゃん。飯にでも誘えよ」
「……それがさあ」
机に突っ伏してあぁ、と嘆く俺に、俊二はどうしたどうしたと上擦った声で驚いた。
「天下の樹サマが色恋沙汰で悩むとは思わなかった! そんな強敵なのか?」
「俺だって悩むわ。つか色恋沙汰じゃねえから」
先日、偶然本屋で真哉さんと出くわしたことを俊二に話す。明らかにこちらを避けている真哉さんの態度。あれは間違えようがない。どう考えても、怖がられている。
茶々を入れず聞いてくれた俊二をちらりと見る。腕組みしながら首を捻って、うーんと悩むポーズをとっていた。どんな仕草も様になるのが羨ましい美貌だなあと場違いなことを考える。
「避けられてるな」
「……だよなあ」
想像通りの返答に再び机に伏せる。
真哉さんと出会ってから一番長く話したのがあの日だった。カフェに来た時、レジで会計する時以外は喋ったことがなかった。お店では朗らかに他愛ないやり取りをほんの少しだが積み重ねていたから親しい仲にはなっていたと過信していた。現実はそう甘くない。まるで、同じクラスになった人に急に話しかけられたかのようなおどおどとした様子だった真哉さん。彼の中での俺はその程度の存在なのだろうか。
マイナスな想像ばかり思い浮かんでどんどん気分が萎んでいく。明日は待ちに待った土曜日なのに、こんなにも店に行くのが憂鬱だ。
「仲良くなるの諦めた方が良いかなあ」
ぽつりと弱音を溢す。誰に言うまでもなく溢れたそれは、騒がしい店内に掻き消えた。『osmanthus』よりも広いカフェは、パンケーキなどのスイーツも多数提供しているようで、若い女性客が多い。あちこちから甲高い声が聞こえてくるのが今は耳障りだ。普段は全く気にならないのに。こんな時、真哉さんがいてくれたら。湖に一粒の水滴が落ちて、音も無く波紋を作るような静寂が訪れるのに。
「毎週来るなら、嫌われてはいないだろう。流石に」
俊二は冷静に話す。恋愛経験が豊富な彼の意見に、そうだといいなあと切実に相槌を打って、ぐいと冷めたコーヒーを飲み干す。カップの底に沈殿したコーヒーの粉末による苦みに襲われて、思わず顔を顰めると俊二にだせぇ顔とからかわれた。傷心の身である俺には、そんなに笑わなくてもと恨みがましく睨むことしかできなかった。
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