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495. 『あかくま50』~オフパート 仕返しですか?~
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495. 『あかくま50』~オフパート 仕返しですか?~
そして時間は17時45分。配信が終わった朝比奈さんと衣音ちゃんのいる部屋に彩芽ちゃんとともに次の配信のために向かう。
「お疲れ様。配信良かったよ」
「お疲れ様……です」
「ありがとうございます」
「じゃあ急いで準備しちゃいましょう」
そのまま準備をして待機することにする。この4人全員が揃うのはオープニング配信以来だからな、そう考えると……長かった長時間配信ももう50時間が経つんだな……あっという間だし、本当に早いよ。
「座る位置はオープニングと同じでいいかな?」
「はい」
「次はいのりさんの枠ですからね……また今回も私呼ばれそうw」
「確かに紗希さんは呼ばれそうですよねw」
「そうでしょ?私は結構配信で『相談室確定』って言われてるしw」
まぁ……確かに伊集院クララはなんかやらかしてそうなイメージはあるから呼ばれそうではある。
「まぁ呼ばれるか分からないからリラックスしてお菓子や飲み物飲みながら配信に参加しよう」
そんなこんな少し雑談しながら休憩していると、彩芽ちゃんのスマホが震える。それを見て彩芽ちゃんはみるみる焦り始める。
「どうした彩芽ちゃん?」
「ディスコードが……う、嘘!?いのり先輩からです……『最初かのんさんに行きますので設定しておいてください。お願いいたします』……って」
「彩芽ちゃん?何かやったの?」
「身に覚えが全然……なんで?」
「シスターいのりって本当に何で呼ばれるか分からないからねwじゃあ双葉かのんに設定しておかないと」
色々戸惑っている彩芽ちゃん。確かに何で呼ばれるんだろうな?
「まぁとりあえず頑張って彩芽ちゃん」
「頑張りたくないです……」
「ほら彩芽ちゃん。お菓子食べてリラックスしよwこれ新発売で美味しいから」
「食べます……」
そう言って朝比奈さんからお菓子を貰ってそれを口にする彩芽ちゃん。
「美味しい……」
「でしょ?それ食べて頑張ってね?」
「うぅ……はい……あ。」
何かを思い付いた顔をする彩芽ちゃん。するとすぐにジト目になりオレを見つめてくる。
「どうしたの?そんな目でオレを見て……」
「……もしかして颯太さんですか?」
「えっ?」
「ほら……前回の『ましポん48』で私……いのり先輩に手紙出しましたし……仕返しですか?」
「いやいや!オレは何もしてないよ。なんで疑うの?」
「颯太さん……いやましろん先輩ならやりそうです……はい」
なんか……オレって彩芽ちゃんからどう思われてるんだ?そんなにオレって信用無い?『ましのん』の絆が深まっているはずなのに……いや深まっているからこそか。でもオレは何もしてないんだ!信じてくれ彩芽ちゃん!
「ほ、本当にオレは何もしてないよ。だから安心して!オレと彩芽ちゃんの仲じゃないか。ほら『ましのん』の絆!」
「いつもは『あるましろ』推すのに……もしかして衣音ちゃん?」
「私は『ましのん』アンチじゃないからwなんなら『あるましろ』迷惑してるほうだよw」
「そう生意気なこと言っても受け入れてくれるのがあるとちゃんなんだよなw」
「神崎マネージャー。これ配信じゃないですからw」
「2人とも……嫌い」
と、彩芽ちゃんこと双葉かのんが呼ばれた理由は分からないが、『あかくま50』最後の企画、『迷える子羊に慈悲を。シスターいのりのお悩み相談室』の配信が始まるのだった。
そして時間は17時45分。配信が終わった朝比奈さんと衣音ちゃんのいる部屋に彩芽ちゃんとともに次の配信のために向かう。
「お疲れ様。配信良かったよ」
「お疲れ様……です」
「ありがとうございます」
「じゃあ急いで準備しちゃいましょう」
そのまま準備をして待機することにする。この4人全員が揃うのはオープニング配信以来だからな、そう考えると……長かった長時間配信ももう50時間が経つんだな……あっという間だし、本当に早いよ。
「座る位置はオープニングと同じでいいかな?」
「はい」
「次はいのりさんの枠ですからね……また今回も私呼ばれそうw」
「確かに紗希さんは呼ばれそうですよねw」
「そうでしょ?私は結構配信で『相談室確定』って言われてるしw」
まぁ……確かに伊集院クララはなんかやらかしてそうなイメージはあるから呼ばれそうではある。
「まぁ呼ばれるか分からないからリラックスしてお菓子や飲み物飲みながら配信に参加しよう」
そんなこんな少し雑談しながら休憩していると、彩芽ちゃんのスマホが震える。それを見て彩芽ちゃんはみるみる焦り始める。
「どうした彩芽ちゃん?」
「ディスコードが……う、嘘!?いのり先輩からです……『最初かのんさんに行きますので設定しておいてください。お願いいたします』……って」
「彩芽ちゃん?何かやったの?」
「身に覚えが全然……なんで?」
「シスターいのりって本当に何で呼ばれるか分からないからねwじゃあ双葉かのんに設定しておかないと」
色々戸惑っている彩芽ちゃん。確かに何で呼ばれるんだろうな?
「まぁとりあえず頑張って彩芽ちゃん」
「頑張りたくないです……」
「ほら彩芽ちゃん。お菓子食べてリラックスしよwこれ新発売で美味しいから」
「食べます……」
そう言って朝比奈さんからお菓子を貰ってそれを口にする彩芽ちゃん。
「美味しい……」
「でしょ?それ食べて頑張ってね?」
「うぅ……はい……あ。」
何かを思い付いた顔をする彩芽ちゃん。するとすぐにジト目になりオレを見つめてくる。
「どうしたの?そんな目でオレを見て……」
「……もしかして颯太さんですか?」
「えっ?」
「ほら……前回の『ましポん48』で私……いのり先輩に手紙出しましたし……仕返しですか?」
「いやいや!オレは何もしてないよ。なんで疑うの?」
「颯太さん……いやましろん先輩ならやりそうです……はい」
なんか……オレって彩芽ちゃんからどう思われてるんだ?そんなにオレって信用無い?『ましのん』の絆が深まっているはずなのに……いや深まっているからこそか。でもオレは何もしてないんだ!信じてくれ彩芽ちゃん!
「ほ、本当にオレは何もしてないよ。だから安心して!オレと彩芽ちゃんの仲じゃないか。ほら『ましのん』の絆!」
「いつもは『あるましろ』推すのに……もしかして衣音ちゃん?」
「私は『ましのん』アンチじゃないからwなんなら『あるましろ』迷惑してるほうだよw」
「そう生意気なこと言っても受け入れてくれるのがあるとちゃんなんだよなw」
「神崎マネージャー。これ配信じゃないですからw」
「2人とも……嫌い」
と、彩芽ちゃんこと双葉かのんが呼ばれた理由は分からないが、『あかくま50』最後の企画、『迷える子羊に慈悲を。シスターいのりのお悩み相談室』の配信が始まるのだった。
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