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470. 『あかくま50』~最強伝説!キルすっぞ!リターンズ配信~⑤

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470. 『あかくま50』~最強伝説!キルすっぞ!リターンズ配信~⑤


 ということで、急遽『Make world!』さんの4チームとあるスパ、バニありのVすた混合チームを含めた試合が始まる。

「ちょっと真面目にやりたいから、コメント欄拾えなくなるかも。ごめんね」

 コメント
『大丈夫!』
『勝つとこ見せて!』
『ロリ神期待してるぞ!』

「どこに降りるあると先輩?」

「左の廃工場にしようか、物資のポイント近いし」

 《廃工場……前に他のチームがいそうじゃが?》

 《いきなりファイトになるんですの?》

「かもね。降りたらすぐに、ありすちゃんはすずめちゃんのフォローね!」

「バニラ様は景気良くグレ投げちゃいましょ!」

 コメント
『いきなりファイトとか熱い』
『廃工場なら、隠れてるの有利か?』
『いや難しい地形じゃね?』

「いるよ!2人!バニラ様グレのあとアサルトよろしく!」

 《了解じゃ!ありすは物資を先に取りに行け!》

 《はいですの!》

「奥いるよあると先輩!フォローできる?」

「見てるよ!右にもう1チームいるかも!」

 《今スキャン入れるぞい!》

 コメント
『判断早っ!』
『安定の動きだな』
『流石の立ち回りw』

 廃工場に降りたち、物資を素早く確保しながらいきなりファイトが始まる。そして右から攻めてくるチームを警戒しながら激しい撃ち合いになる。

「よし!1人やったよ!」

 《すずめさんシールド張りますの!少し下がってほしいですの!》

「了解。奥来てるよ!」

「奥落とした!」

 《さすがですのあるとさん!》

 《ナイスじゃ!右のチームは一旦抜けたかも知れぬな》

 廃工場での撃ち合いは、人数差で有利に進めていたものの、相手チームがこちらの動きに気づいたのか攻めてこなくなった。

 コメント
『ナイスファイト!』
『やるな』
『みんないい連携!』

 《すずめさんもすごいし、あるとさんもすごいですの!本当に勝てるかもしれないですの!》

「勝ちたいね。でも『Make world!』さんもみんな上手くやってるよ。プロのコーチングすごいよねw」

「あると先輩。この後どうします?」

「地図見せて?うーん……」

 《ワシはリングが縮小する前に移動した方が良いと思うぞい》

「バニラ様の言う通りかも。ここは中央に移動しようか、スキャン入れながら行こう!」

 そして中央に向かったのだが、どのチームも考えることは同じようで敵チームと対峙しまたも撃ち合いが始まる。

「あ。あっ!あの位置キツイ。あれプロの人でしょ?めっちゃ上手いw」

「ここだと地形が不利かも!」

 《すまん!落とされるぞい!モク投げる》

「了解!ナイスモク!」

「すずめちゃんとありすちゃんそのままこっちに下がって!裏はあるとがカバーするから!」

 コメント
『バニラ様落とされたか』
『間際のモクすごい』
『バニラ様ナイスファイト!』
『てかあるとちゃんカバーしながら2キルしとるw』
『さすがロリ神w』

 そのまま撃ち合いを制し、対戦は続いていきついに残り2チームになる。

「相手はこの建物の上にいるんだよね……どうしようかな……」

「行こうあると先輩!迷ってる間に上から降りて来られて挟まれたら負ける!」

「オッケー。アサルト勝負ね?」

「ありすちゃんはここにいて?時間と体力的にこのままなら勝てるから」

 《分かりましたの》

 コメント
『アサルト勝負か』
『2対3だけどな……』
『今さりげなく武器渡したのエモい』
『言葉にしなくても分かってる』
『あるスパ最高!』

 建物の上にいるチームとのアサルト勝負に切り替える。そして、勝負を決する撃ち合いが始まる

「タンク残ってたのか……キツイw」

「シールド割ったよ!」

「オッケー。最後まで撃ち合うのがアサルトだからね!……あっごめん落ちる」

「あるともヤバそう……」

 《あるとさん下がって!今シールド張るの!》

「ありすちゃん!?あるとはアサルトも強いから!プロの人も全員キルすっぞ!」

 コメント
『ありすちゃん来たぞ!』
『ナイス判断や』
『行けるぞロリ神!』
『キルすっぞ!』

「おお……やった!勝った勝った!」

「ナイス!あると先輩!」

 《やりましたの!》

 《さすがじゃ!素晴らしいぞい!》

 コメント
『感動した』
『すげぇロリ神!』
『いやすずめちゃんも良かった』
 雛山あかりch:『GG、たいあり。また一緒にゲームやりましょう!』

「あ。雛山さんありがとうございました。また一緒にゲームやりましょう」

「最後ありすちゃん良かったよ。ボクは残った方がいいと思ったんだけど、来てくれて助かったよ。ナイス判断!」

 《なんか手が勝手に動きましたの。行かなきゃって》

 《感覚でFPSやるなんて上手くなっとる証拠じゃ。また集まってやりたいもんじゃな》

「そうですね。バニラ様のコントロールもめっちゃ良かったですしね」

 《ワシも久しぶりにコントロールやったから楽しかったぞい!》

 コメント
『またコラボよろしく』
『本当にチームっぽかった』
『大会とか出てほしい』

 《そろそろ時間じゃな。今日は本当に楽しかったぞい。またコラボできたら嬉しいものじゃな。では》

 《はいですの。今度はこちらからお誘いしますの!またね~》

「うん。今日はありがとうございましたバニラさん、ありすちゃん……ということでね。どうだったすずめちゃん。初めての長時間ゲーム配信で、初コラボで更に外部コラボだったけど」

「本当に緊張してたんですけど、色々ありすぎて。良いハプニングもあってwでも皆さん優しかったし、何より久しぶりに熱いFPSがプレイ出来て嬉しかった。やっぱりFPSに限らないけど、みんなで熱く、部活みたいに楽しめるゲームは偉大だよね」

「そうだね。すずめちゃんが楽しめたなら良かったよ」

「あの……あると先輩。1つだけ……いいですか?」

 コメント
『あるスパきたか?』
『てぇてぇ』
『この流れエモいな』

「これ……ボクのほうがキル数多いので、ボクの勝ちでいいですか?」

「は?いやいや、ポイントはあるとのほうが多いよ!」

「キルすっぞ!の割りにボクに負けてるからさ?」

「逆にアサルトでスナイパーとほぼ変わらないのはどうなの?そうやってイキがってるから、どこかのゴスロリ美少女にヘッショされんだよw」

コメント
『あーあー』
『せっかくエモかったのにw』
『これがFmすたーらいぶだからw』

「みんな!みののんがボクをイジメるんだけどw」

「だからみののんって呼ぶなよ!お前舐めてんだろ!こっち先輩だからな!2度と呼ぶなよな!のっさん!」

「そっちこそ!のっさんって言わないでよ!リアルはボクのほうが上だから!」

 と最後はFmすたーらいぶらしい流れで長時間ゲーム耐久配信は終わりを迎える。本当に元ゲームプレーヤー同士の仲良さそうな配信になった。そして『Vパレスプロダクション』さんと『Make world!』さんとのコラボもできた。また新たな可能性が広がった素晴らしい配信になったよな。
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