上 下
350 / 693

315. 『Fmすたーらいぶ春の陣!遊び尽くせ最強ゲーム大会!』配信~音ゲー対戦~③

しおりを挟む
315. 『Fmすたーらいぶ春の陣!遊び尽くせ最強ゲーム大会!』配信~音ゲー対戦~③



「残りはお2人ですね。かなえさんもルナさんも高得点ですからプレッシャーかもしれませんが、頑張ってほしいですね」

 コメント
『残りはソフィたんとお嬢か』
『2人とも頑張れ!』
『誰が勝つかな?』

「それじゃお呼びしますね。……もしもし。お名前をどうぞ」

 《はい。ソフィアです》

「ソフィアさんと言えば、すたフェスでルナさんとユニット組んでましたよね?間近で『RED ZONE』を見たと思います。それと、ご自身の10万人耐久歌枠でましろ先輩と共に『ホワイトプリンセス』歌ってましたし……問題ありませんね?」

 《あれ?今日シスターいのりでしたっけwなんかすごく煽られてるんですけどw》

 コメント
『草』
『ソフィたん可哀想』
『いのりん楽しそうw』

「いやいやそんなことはありませんよ?というより、ソフィアさんからしたらお2人共先輩ですからね?先輩の大切なオリジナル曲なので頑張ってほしいですねw」

 《だからなんで煽るんですかw》

「さてどちらの曲からプレイしますか?」

 《ソフィアは姫先輩の『ホワイトプリンセス』からやります》

「早速あの伝説が蘇るんですね。歌ってもいいですよ?」

 《それは遠慮しときますwソフィアはガチ恋じゃないのでw》

 コメント
『ソフィたん頑張って!』
『ソフィたんなら大丈夫!』
『かなえちゃんとリコピンに勝とう!』

 《これ難しい……初見殺しかもw姫先輩のこの曲本当にギターとベースが激しくて両手の指がツりそうw》

 なかなか曲についていくのに大変そうなソフィアちゃんだが、それでもしっかりとプレイしていく。そしてそのあとの『RED ZONE』も見事にクリアをする。

「はい。お疲れ様でした。合計点数は……584点でミスが5回。だから559点ですね。ちょっと2人には及ばなかったですね」

 《悔しいです。本当に両手の指がツりそうでしたw普段から『音ゲー』やっておけば良かったです!》

「まぁソフィアさんは幼女ハーフエルフさんですからね、手の小ささがハンデでしたねw」

 《妹です妹。幼女じゃありませんw》

 コメント
『えっ?違ったの?』
『ソフィたんは210歳だぞ』
『それはロリバ……』
『やめろ!黒服にやられるぞw』

「はいお口にチャックで。ありがとうございましたソフィアさん」

 《はい。ソフィアの分はチームのみんなで取り返してもらいます!ありがとうございました》

「ということでね。ちなみにソフィアさんはリアル若すぎなのでw裏で会うとソフィアさんに対して、いのりの母性が刺激されますからねw本当に可愛くてしょうがないですね」

 コメント
『配信でも可愛いよ』
『ソフィたんみたいな子欲しいw』
『それな!』

「さて最後の方呼びましょうか。もしもし?お名前どうぞ」

 《ご機嫌よう!伊集院クララですわ!》

「元気ですねwクララさんはましろ先輩のライバルですし、ルナさんとは同期ですから2曲とも全perfectやっちゃいますか?」

 《当然ですわ!わたくしにかかれば余裕ですわよ?》

「おお自信満々ですねwさては、クララさんここしかメイン配信ないので撮れ高取りに全力で来てますか?w」

 《言うなw》

 コメント
『いのクラ好き』
『全身全霊お嬢w』
『こうなったお嬢は強いからw』
『いや強いじゃなく無敵w』

「ちなみにクララさんはダンスが得意でリズム感も抜群だと思いますが、最近……巷では『踊ってみた』の話題が出てますけどどうなんですかw」

 《弄るなw知らねぇしw》

「えっ?なんか甘い感じの食べ物の名前をチラホラ見かけますが?」

 《おいw言うな!バレんだろうが!早くプレイさせろ!》

 コメント
『草』
『やっぱりいのクラ最高』
『また探すか……』
『明日中に調べあげろw』

 《それはやめろw》

「話がそれましたね。クララさんはどちらの曲からプレイしますか?」

 《お前のせいだろwとりあえず『ホワイトプリンセス』からプレイしますわ》

 コメント
『お嬢頑張れ!』
『踊ってみたのリズム感』
『クララ期待してるぞ!』

 《うるせぇな。分かってるから黙ってろw結構速いですわね……あ。あっあっ……あ~!ズレましたわ!ヤバいw》

 クララちゃんのプレイは、本当に初見殺しの曲ということもあってか、所々ミスをしながらもなんとか2曲ともクリアする。

「はい。お疲れ様でした。えっと……合計点は546点でミスが8回。だから506点ですね。ちょっと差がつきましたかね?」

 《いのりさん……正直に言いますわ。実はわたくし腕を骨折してるんですのw》

「えっw骨折してるんですか?」

 《ええ。しかも両腕w》

 コメント
『それは草』
『言い訳が高度だなw』
『本当にお嬢は面白い』

「『踊ってみた』の追及のせいで折れてるのは心じゃないんですかw」

 《それは上手いですわねw》

「とりあえずクララさんは両腕を骨折していたそうなので、本調子じゃなかったと。なのでね、骨折が治ったらルナさんと全perfect耐久並走配信やりますから。そこでクララさんの勇姿は観てあげてくださいね?」

 《お前!配信で言うなwやることになるだろw》

 と終始クララちゃんは弄られ続けて『音ゲー』プレイは終了した。

【現在の順位】
 1位 探偵チーム   588点
 2位 ウサギチーム  585点
 3位 ゴスロリチーム 559点
 4位 魔女っ子チーム 506点
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

俺がカノジョに寝取られた理由

下城米雪
ライト文芸
その夜、知らない男の上に半裸で跨る幼馴染の姿を見た俺は…… ※完結。予約投稿済。最終話は6月27日公開

幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話

妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』 『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』 『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』  大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。

3年振りに帰ってきた地元で幼馴染が女の子とエッチしていた

ねんごろ
恋愛
3年ぶりに帰ってきた地元は、何かが違っていた。 俺が変わったのか…… 地元が変わったのか…… 主人公は倒錯した日常を過ごすことになる。 ※他Web小説サイトで連載していた作品です

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

催眠アプリで恋人を寝取られて「労働奴隷」にされたけど、仕事の才能が開花したことで成り上がり、人生逆転しました

フーラー
ファンタジー
「催眠アプリで女性を寝取り、ハーレムを形成するクソ野郎」が ざまぁ展開に陥る、異色の異世界ファンタジー。 舞台は異世界。 売れないイラストレーターをやっている獣人の男性「イグニス」はある日、 チートスキル「催眠アプリ」を持つ異世界転移者「リマ」に恋人を寝取られる。 もともとイグニスは収入が少なく、ほぼ恋人に養ってもらっていたヒモ状態だったのだが、 リマに「これからはボクらを養うための労働奴隷になれ」と催眠をかけられ、 彼らを養うために働くことになる。 しかし、今のイグニスの収入を差し出してもらっても、生活が出来ないと感じたリマは、 イグニスに「仕事が楽しくてたまらなくなる」ように催眠をかける。 これによってイグニスは仕事にまじめに取り組むようになる。 そして努力を重ねたことでイラストレーターとしての才能が開花、 大劇団のパンフレット作製など、大きな仕事が舞い込むようになっていく。 更にリマはほかの男からも催眠で妻や片思いの相手を寝取っていくが、 その「寝取られ男」達も皆、その時にかけられた催眠が良い方に作用する。 これによって彼ら「寝取られ男」達は、 ・ゲーム会社を立ち上げる ・シナリオライターになる ・営業で大きな成績を上げる など次々に大成功を収めていき、その中で精神的にも大きな成長を遂げていく。 リマは、そんな『労働奴隷』達の成長を目の当たりにする一方で、 自身は自堕落に生活し、なにも人間的に成長できていないことに焦りを感じるようになる。 そして、ついにリマは嫉妬と焦りによって、 「ボクをお前の会社の社長にしろ」 と『労働奴隷』に催眠をかけて社長に就任する。 そして「現代のゲームに関する知識」を活かしてゲーム業界での無双を試みるが、 その浅はかな考えが、本格的な破滅の引き金となっていく。 小説家になろう・カクヨムでも掲載しています!

隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました

ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら…… という、とんでもないお話を書きました。 ぜひ読んでください。

元勇者のデブ男が愛されハーレムを築くまで

あれい
ファンタジー
田代学はデブ男である。家族には冷たくされ、学校ではいじめを受けてきた。高校入学を前に一人暮らしをするが、高校に行くのが憂鬱だ。引っ越し初日、学は異世界に勇者召喚され、魔王と戦うことになる。そして7年後、学は無事、魔王討伐を成し遂げ、異世界から帰還することになる。だが、学を召喚した女神アイリスは元の世界ではなく、男女比が1:20のパラレルワールドへの帰還を勧めてきて……。

お兄ちゃんは今日からいもうと!

沼米 さくら
ライト文芸
 大倉京介、十八歳、高卒。女子小学生始めました。  親の再婚で新しくできた妹。けれど、彼女のせいで僕は、体はそのまま、他者から「女子小学生」と認識されるようになってしまった。  トイレに行けないからおもらししちゃったり、おむつをさせられたり、友達を作ったり。  身の回りで少しずつ不可思議な出来事が巻き起こっていくなか、僕は少女に染まっていく。  果たして男に戻る日はやってくるのだろうか。  強制女児女装万歳。  毎週木曜と日曜更新です。

処理中です...