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291. 『Fmすたーらいぶ春の陣!チーム抽選会』配信①
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291. 『Fmすたーらいぶ春の陣!チーム抽選会』配信①
そして3月20日。今日は『Fmすたーらいぶ春の陣!』のゲーム大会のチーム抽選会が公式配信で行われる。オレはリビングで明日のサムネを作りながら、彩芽ちゃんはグッズのサインを書きながら公式配信の開始を待っていた。
「そろそろ始まるね彩芽ちゃん」
「はい……緊張します……」
「なんで彩芽ちゃんが緊張するの?」
「だって……あまり話したことない人とチームになったら……迷惑かけちゃいますし……」
「でも、もう2年目だし彩芽ちゃんが話したことない人いないんじゃない?裏で全員に会ったことあるでしょ?」
「そ……そうなんですけど……」
なんならオレの方が会ったことない人いるよ……。そんなことを考えていると配信が始まる。
コメント
『始まった!』
『大型企画歓喜!』
『ゲーム楽しそう!』
「皆さんこんばんは。迷える子羊に今宵も慈悲を。Fmすたーらいぶ2期生、みんなの聖母様こと輝聖いのりです。今回は『Fmすたーらいぶ春の陣!遊び尽くせ最強ゲーム大会!』の司会を努めさせて頂きます。今日はそのチーム決めの配信となってます。早速ですけど選ばれたチームリーダーに自己紹介してもらいましょうか。えっと……デビュー順だと揉めそうなので名字の早い人からよろしくお願いいたします」
《閃いた。この事件は万事解決!相棒たちよポアロについてきなさい!Fmすたーらいぶ1期生、青嶋ポアロ探偵だ!よろしく!》
《あ。あるとだ。えっとFmすたーらいぶ3期生、可愛いは正義!ゴスロリ美少女海原あるとです!よろしく》
《こんココ~!Fmすたーらいぶ3期生、猫さん大好き天才魔女の朽木ココアだよ~!》
《狙うは幸せ!一攫千金!ラビラビカジノへようこそ!Fmすたーらいぶ4期生、全力バニーガールこと園崎ラビ。よろしくです!》
コメント
『ゲームと言えばのメンバーきた!』
『おおリーダーいいじゃん』
『みんな頑張れ!』
「はい。というわけで、この4名がリーダーなのでよろしくお願いします。画面見えますか?ここに12枚のボードがあります、今から順番に捲ってもらってチームメンバーを決めていきます。ちなみにポアロ先輩他の1期生はゲーム得意ですか?」
《え?正直、1期生はハズレじゃない?ポアロ以外全然ゲーム配信やらないしwあまり当てたくないw》
「大丈夫ですか?そんなこと言ってw」
《大丈夫だよ本当のことだしw本人たちがそう思ってるってw》
コメント
『草』
『確かにゲームのイメージないw』
『でも1期生のゲーム配信なら見たいw』
「なんか角が立ちそうなので、違う質問しますかwリーダーですけど、あるとさんとココアさん、ラビさんせっかくなので意気込みをお願いします」
《はい。今回FPS系のゲームがないので、あるとがリーダーでいいのかな?って心配ですけど、任された以上頑張りたいと思います!》
《あるとの心配性が出たw》
《うるさいな。早く意気込み言いなよ》
《ココアは、ポンココしないようにリーダーとしてチームを引っ張って行きたいなぁと思います!》
《もうポンココするフリじゃんw》
《違うよ!なんであるとはそう言うこと言うの!?あ。ポアロ先輩いるから絶好調なのかw》
《そんなんじゃないし!別にポアロ先輩とか関係ないだろ!》
《うるせぇ黙れガキどもw次のラビさんが可哀想だろw》
コメント
『あるココw』
『本当にクソガキw』
『でもそれがいい』
「じゃあ最後ラビさんお願いします」
《はい。ラビは一番後輩ですけど、人生経験はあるので年長者として頑張りたいと思います!》
「という意気込みが聞けたところで、早速抽選会を始めましょうか。誰からボードをあけるか話し合いで決めてください」
コメント
『話し合い?』
『無理じゃねw』
『平和的にいこうw』
《そりゃもちろんポアロからでいいよね?1期生の先輩だから?》
《いや後輩に譲れよフライパン!あるとが一番がいい!》
《そうですよ!恥ずかしくないんですか?ココアも一番がいい!》
《うるせぇ!ガキども!先輩が一番偉いんだよ!仲良くたこ焼き食ってろw》
「このメンバーに話し合いは無理でしたねwちなみにラビさんはどうですか?」
《あ。ラビは最後でいいですよ。残り物には福があるっていいますがら!一番は先輩がたにお譲りします!》
《いや……お前それ言ったらポアロが必死なのが恥ずかしいだろw》
と話し合いが出来るわけもなく。結局、ポアロ探偵→あるとちゃん→ココアちゃん→ラビさんの順番でボードを開けることになった。こうしてチーム抽選会が始まるのだった。
そして3月20日。今日は『Fmすたーらいぶ春の陣!』のゲーム大会のチーム抽選会が公式配信で行われる。オレはリビングで明日のサムネを作りながら、彩芽ちゃんはグッズのサインを書きながら公式配信の開始を待っていた。
「そろそろ始まるね彩芽ちゃん」
「はい……緊張します……」
「なんで彩芽ちゃんが緊張するの?」
「だって……あまり話したことない人とチームになったら……迷惑かけちゃいますし……」
「でも、もう2年目だし彩芽ちゃんが話したことない人いないんじゃない?裏で全員に会ったことあるでしょ?」
「そ……そうなんですけど……」
なんならオレの方が会ったことない人いるよ……。そんなことを考えていると配信が始まる。
コメント
『始まった!』
『大型企画歓喜!』
『ゲーム楽しそう!』
「皆さんこんばんは。迷える子羊に今宵も慈悲を。Fmすたーらいぶ2期生、みんなの聖母様こと輝聖いのりです。今回は『Fmすたーらいぶ春の陣!遊び尽くせ最強ゲーム大会!』の司会を努めさせて頂きます。今日はそのチーム決めの配信となってます。早速ですけど選ばれたチームリーダーに自己紹介してもらいましょうか。えっと……デビュー順だと揉めそうなので名字の早い人からよろしくお願いいたします」
《閃いた。この事件は万事解決!相棒たちよポアロについてきなさい!Fmすたーらいぶ1期生、青嶋ポアロ探偵だ!よろしく!》
《あ。あるとだ。えっとFmすたーらいぶ3期生、可愛いは正義!ゴスロリ美少女海原あるとです!よろしく》
《こんココ~!Fmすたーらいぶ3期生、猫さん大好き天才魔女の朽木ココアだよ~!》
《狙うは幸せ!一攫千金!ラビラビカジノへようこそ!Fmすたーらいぶ4期生、全力バニーガールこと園崎ラビ。よろしくです!》
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『ゲームと言えばのメンバーきた!』
『おおリーダーいいじゃん』
『みんな頑張れ!』
「はい。というわけで、この4名がリーダーなのでよろしくお願いします。画面見えますか?ここに12枚のボードがあります、今から順番に捲ってもらってチームメンバーを決めていきます。ちなみにポアロ先輩他の1期生はゲーム得意ですか?」
《え?正直、1期生はハズレじゃない?ポアロ以外全然ゲーム配信やらないしwあまり当てたくないw》
「大丈夫ですか?そんなこと言ってw」
《大丈夫だよ本当のことだしw本人たちがそう思ってるってw》
コメント
『草』
『確かにゲームのイメージないw』
『でも1期生のゲーム配信なら見たいw』
「なんか角が立ちそうなので、違う質問しますかwリーダーですけど、あるとさんとココアさん、ラビさんせっかくなので意気込みをお願いします」
《はい。今回FPS系のゲームがないので、あるとがリーダーでいいのかな?って心配ですけど、任された以上頑張りたいと思います!》
《あるとの心配性が出たw》
《うるさいな。早く意気込み言いなよ》
《ココアは、ポンココしないようにリーダーとしてチームを引っ張って行きたいなぁと思います!》
《もうポンココするフリじゃんw》
《違うよ!なんであるとはそう言うこと言うの!?あ。ポアロ先輩いるから絶好調なのかw》
《そんなんじゃないし!別にポアロ先輩とか関係ないだろ!》
《うるせぇ黙れガキどもw次のラビさんが可哀想だろw》
コメント
『あるココw』
『本当にクソガキw』
『でもそれがいい』
「じゃあ最後ラビさんお願いします」
《はい。ラビは一番後輩ですけど、人生経験はあるので年長者として頑張りたいと思います!》
「という意気込みが聞けたところで、早速抽選会を始めましょうか。誰からボードをあけるか話し合いで決めてください」
コメント
『話し合い?』
『無理じゃねw』
『平和的にいこうw』
《そりゃもちろんポアロからでいいよね?1期生の先輩だから?》
《いや後輩に譲れよフライパン!あるとが一番がいい!》
《そうですよ!恥ずかしくないんですか?ココアも一番がいい!》
《うるせぇ!ガキども!先輩が一番偉いんだよ!仲良くたこ焼き食ってろw》
「このメンバーに話し合いは無理でしたねwちなみにラビさんはどうですか?」
《あ。ラビは最後でいいですよ。残り物には福があるっていいますがら!一番は先輩がたにお譲りします!》
《いや……お前それ言ったらポアロが必死なのが恥ずかしいだろw》
と話し合いが出来るわけもなく。結局、ポアロ探偵→あるとちゃん→ココアちゃん→ラビさんの順番でボードを開けることになった。こうしてチーム抽選会が始まるのだった。
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