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122. 『ましポん48』~オフパート そのつもりなんだけど~
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122. 『ましポん48』~オフパート そのつもりなんだけど~
時間は7時。オレは配信準備のために、自分の部屋に行く。中には誰もいない……。
「日咲さん……桃姉さんの部屋に移動してくれたのか」
また昨日みたいなことになると困るから少し構えていたんだが。日咲さんも気を利かせてくれているみたいだ。パソコンの電源を入れ、準備をしながら配信開始まで日咲さんの配信を観る。
すると、昨日の長時間耐久ゲーム配信が盛り上がったのか、海原あるとちゃんも急遽そのまま日咲さんの雑談配信に参加しているようだった。
「この2人配信では初めてなのに、もうこんなに仲がいいんだな。まぁ日咲さんの人柄もあるだろうけど……」
そして時間は7時45分。配信まで待機していると部屋がノックされ、配信終わりの日咲さんがやってくる。
「おはよう颯太」
「おはよう。お疲れ様」
「かのんちゃんの凸に行くなんて、少しはあたしの言うことを理解し始めたのかな?」
「……そうだな」
「ありゃ?素直じゃん」
そう言いながらオレのベッドに横になり、スマホをいじる日咲さん。
「あの……配信前なんだが?」
「ん?あたしは休憩じゃん。ここで寝ようかなって思ってさ」
「なんでだよ!桃姉さんの部屋で寝ろよ。それにもし彩芽ちゃんが……来たら……」
「……ほらね。そういうことでしょ」
日咲さんは微笑みながらそのまま起き上がりオレに言った。
「颯太。コミュ障陰キャ女おつじゃん。女じゃないけど。あたしからしたら颯太も彩芽ちゃんも似た者同士だけどな?ただ1つ言えることはさ。『ましのんてぇてぇ』ってこと。それじゃ今日も頑張ろう!」
そう言ってそのまま部屋を出ていく。確かにオレと彩芽ちゃんは似ているのか……?気づけば配信5分前になっていた。慌ててPCを操作し、配信画面に切り替える。
雑談の話題はやはり、昨日の凸待ちの話がリスナーから上がってきたが『姫宮ましろ』であるオレならば不思議とそのまま答えることができた。
そして朝配信を終え時間は9時40分。オレはこのあとすぐに企画配信をしないといけない。本当に忙しい限りだ。そんなことを思っていると部屋がノックされ彩芽ちゃんがやってきた。
「おはようございます……まし……あ。颯太さん」
「あっあぁ。おはよう……」
昨日自分でお願いしておいてあれだが、やはり名前で呼ばれるのは嬉しいが恥ずかしくもある。
「その……配信前にコーヒー淹れたので……どうぞ……」
「ありがとう」
そしてお互い無言になる。それでも彩芽ちゃんと2人だけの空間が心地よく感じてしまう。ベッドに腰掛ける彩芽ちゃんはいつもよりも可愛く見えた。オレはそんな彼女のことがもっと知りたい。
「あのさ彩芽ちゃん。『ましポん48』終わったら……一緒に出掛けないか?彩芽ちゃん朝配信で言ってだろ?……いや。オレが彩芽ちゃんと出掛けたいんだけどダメかな?」
「え?……あの……その……それって……で……デートですか?」
「オレは……そのつもりなんだけど……」
「あの……はい。行きます」
「そっそう?じゃっじゃあ決まりな。行きたいところあったら言ってね?さて配信しないと!」
「颯太さん。配信頑張ってください」
「おっおう!彩芽ちゃんもな!」
オレは急いで配信の準備をする。彩芽ちゃんは嬉しそうに部屋を出ていく。今のオレは顔が赤いかもしれないが仕方ない。それでも彩芽ちゃんを誘えたことが嬉しかった。
時間は7時。オレは配信準備のために、自分の部屋に行く。中には誰もいない……。
「日咲さん……桃姉さんの部屋に移動してくれたのか」
また昨日みたいなことになると困るから少し構えていたんだが。日咲さんも気を利かせてくれているみたいだ。パソコンの電源を入れ、準備をしながら配信開始まで日咲さんの配信を観る。
すると、昨日の長時間耐久ゲーム配信が盛り上がったのか、海原あるとちゃんも急遽そのまま日咲さんの雑談配信に参加しているようだった。
「この2人配信では初めてなのに、もうこんなに仲がいいんだな。まぁ日咲さんの人柄もあるだろうけど……」
そして時間は7時45分。配信まで待機していると部屋がノックされ、配信終わりの日咲さんがやってくる。
「おはよう颯太」
「おはよう。お疲れ様」
「かのんちゃんの凸に行くなんて、少しはあたしの言うことを理解し始めたのかな?」
「……そうだな」
「ありゃ?素直じゃん」
そう言いながらオレのベッドに横になり、スマホをいじる日咲さん。
「あの……配信前なんだが?」
「ん?あたしは休憩じゃん。ここで寝ようかなって思ってさ」
「なんでだよ!桃姉さんの部屋で寝ろよ。それにもし彩芽ちゃんが……来たら……」
「……ほらね。そういうことでしょ」
日咲さんは微笑みながらそのまま起き上がりオレに言った。
「颯太。コミュ障陰キャ女おつじゃん。女じゃないけど。あたしからしたら颯太も彩芽ちゃんも似た者同士だけどな?ただ1つ言えることはさ。『ましのんてぇてぇ』ってこと。それじゃ今日も頑張ろう!」
そう言ってそのまま部屋を出ていく。確かにオレと彩芽ちゃんは似ているのか……?気づけば配信5分前になっていた。慌ててPCを操作し、配信画面に切り替える。
雑談の話題はやはり、昨日の凸待ちの話がリスナーから上がってきたが『姫宮ましろ』であるオレならば不思議とそのまま答えることができた。
そして朝配信を終え時間は9時40分。オレはこのあとすぐに企画配信をしないといけない。本当に忙しい限りだ。そんなことを思っていると部屋がノックされ彩芽ちゃんがやってきた。
「おはようございます……まし……あ。颯太さん」
「あっあぁ。おはよう……」
昨日自分でお願いしておいてあれだが、やはり名前で呼ばれるのは嬉しいが恥ずかしくもある。
「その……配信前にコーヒー淹れたので……どうぞ……」
「ありがとう」
そしてお互い無言になる。それでも彩芽ちゃんと2人だけの空間が心地よく感じてしまう。ベッドに腰掛ける彩芽ちゃんはいつもよりも可愛く見えた。オレはそんな彼女のことがもっと知りたい。
「あのさ彩芽ちゃん。『ましポん48』終わったら……一緒に出掛けないか?彩芽ちゃん朝配信で言ってだろ?……いや。オレが彩芽ちゃんと出掛けたいんだけどダメかな?」
「え?……あの……その……それって……で……デートですか?」
「オレは……そのつもりなんだけど……」
「あの……はい。行きます」
「そっそう?じゃっじゃあ決まりな。行きたいところあったら言ってね?さて配信しないと!」
「颯太さん。配信頑張ってください」
「おっおう!彩芽ちゃんもな!」
オレは急いで配信の準備をする。彩芽ちゃんは嬉しそうに部屋を出ていく。今のオレは顔が赤いかもしれないが仕方ない。それでも彩芽ちゃんを誘えたことが嬉しかった。
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