130 / 718
114. 『ましポん48』~因縁の対決!嘘を見抜けエピソードダウト!配信~④
しおりを挟む
114. 『ましポん48』~因縁の対決!嘘を見抜けエピソードダウト!配信~④
順調に配信が進んでおり、最後のエピソードになった。
「じゃあ最後のエピソードお願いかのんちゃん」
「はい。『コミュ障陰キャ女おつ。宝物のましろん先輩のあるファイルを消して泣き崩れた件』ですね。あの……これもましろ先輩に言ってないことなんですけど……」
「かのんちゃん秘密多すぎじゃんw」
《その前に宝物のファイルってなんだよw》
「かのんはましろ先輩の配信は基本リアタイなんですけど、切り抜きも良く観るんですね?で。すたリス時代から密かに集めていたものがあるんです」
《おいかのん!またすたリスかよ!》
コメント
『すたリスのかのん』
『ぶれない』
『親衛隊の絆』
「動画のコピーは違法なので、ましろん先輩の音声だけをコピーして、それを切り抜いて保存していたんですよね。それで作業の時にラジオ感覚で聞いてたんです。ずっと隠し通してきたんですけど。でも、ある日、その大切なコレクションを間違って消しちゃったんですよ……」
《かのんちゃん。やってることが切り抜き師なんだけど……》
「本当にショックでした。そして、慌ててバックアップを取ってなかったのを思い出して泣き崩れました。ましろん先輩の声が聞けなくなったと思ったら悲しくなってしまって……」
コメント
『ガチやんけ!』
『マジか』
『かのんちゃん……』
『かのんちゃん。どんまい』
『泣ける話だな』
『うわぁ。オレも泣く』
「なんかコメント欄がかのんちゃんの味方でいっぱいなんだけどw」
《でもやってることギリギリアウトだからそれw》
「でもこの話には続きがあって。実はましろ先輩に直接ボイスを録音してもらったんです!だから1人の配信で緊張する時はそのボイスを聞いて気合い入れてます!」
コメント
『姫のボイス最高かよ』
『これが親衛隊隊長の特権なのか』
『さすがましろん。神対応だな』
『オレも欲しい』
「それじゃ質問ある?さくら、キサラ」
《そのボイスはかのんが頼んでましろ先輩に録音してもらったのかい?》
「そうです。結構コミュ障陰キャ女おつみたいになってましたけど、お願いしたら録音してくれました」
《どう思うキサラ?かのんが頼めると思えないんだけど……》
《いや。かのんちゃんはましろ先輩になら色々話せてるみたいですし、最古参のリスナーであるかのんちゃんならあり得ますよ?いつも推しのましろ先輩への愛が暴走してますからw》
《確かにそうかも知れねぇw》
コメント
『確かにw』
『かのんちゃんw』
『博士の言う通り』
「質問ないね?はい。じゃあキサラ最後のエピソードお願い!」
《はい。『怒ってます。同期のあの子が無茶ぶりしてきた件』ですね。まずこれはあるココの2人なんですけど》
「良かった……かのんじゃなかった」
《ふふ。かのんちゃんはそもそもキサラと配信でも裏でもあまり話さないじゃない》
コメント
『草』
『おいw』
『なぜびびってたんだw』
「無意識になんかしちゃったかも知れないじゃん!だって、ほら……怒られるかもしれないから」
《一応10月でデビューして1年経つんですけど、もちろん関係性も変化していて、正直キサラは3期生の中でも結構年上なんですね?話の流れで学生の時の話とかしてても、みんなとジェネレーションギャップを感じて少し寂しい気持ちになる時があるんです実は》
「リリィママもそうなのかな……」
《おい!怒られるぞポアロ先輩w》
《それである時、裏で某ハンバーガーショップにあるココと行ったんです。そしたら復刻バーガーがあって『懐かしい学生の時食べたわ』って言ったら、え?みたいな反応してて、あの……ゴスロリがですね『キサラさん。他の復刻バーガー教えてよw』って言ってきて、何個か教えたんですけど、全部知らないと言われて……魔女っ子は『それキサラさんのオリジナル?』とか言ってきたんですよ》
コメント
『草』
『まさかのwww』
『やべぇw』
『おいw』
《まぁ。キサラは一応お姉さんですから、その場は怒らずにいました。そしたら今度から何かにつけて、少し古いものを見つけるとあるココが『これ知らないなぁ、キサラさんは知ってるよねw』と無茶振りの年齢いじりをしてくるようになったと言う話です》
「ごめ~んリリィママ!ポアロ謝るよ!」
《やめろwリリィ先輩はまだ若いんだから!》
すべてのエピソードが終了した。あとはお互いの嘘を当てるだけになった。
順調に配信が進んでおり、最後のエピソードになった。
「じゃあ最後のエピソードお願いかのんちゃん」
「はい。『コミュ障陰キャ女おつ。宝物のましろん先輩のあるファイルを消して泣き崩れた件』ですね。あの……これもましろ先輩に言ってないことなんですけど……」
「かのんちゃん秘密多すぎじゃんw」
《その前に宝物のファイルってなんだよw》
「かのんはましろ先輩の配信は基本リアタイなんですけど、切り抜きも良く観るんですね?で。すたリス時代から密かに集めていたものがあるんです」
《おいかのん!またすたリスかよ!》
コメント
『すたリスのかのん』
『ぶれない』
『親衛隊の絆』
「動画のコピーは違法なので、ましろん先輩の音声だけをコピーして、それを切り抜いて保存していたんですよね。それで作業の時にラジオ感覚で聞いてたんです。ずっと隠し通してきたんですけど。でも、ある日、その大切なコレクションを間違って消しちゃったんですよ……」
《かのんちゃん。やってることが切り抜き師なんだけど……》
「本当にショックでした。そして、慌ててバックアップを取ってなかったのを思い出して泣き崩れました。ましろん先輩の声が聞けなくなったと思ったら悲しくなってしまって……」
コメント
『ガチやんけ!』
『マジか』
『かのんちゃん……』
『かのんちゃん。どんまい』
『泣ける話だな』
『うわぁ。オレも泣く』
「なんかコメント欄がかのんちゃんの味方でいっぱいなんだけどw」
《でもやってることギリギリアウトだからそれw》
「でもこの話には続きがあって。実はましろ先輩に直接ボイスを録音してもらったんです!だから1人の配信で緊張する時はそのボイスを聞いて気合い入れてます!」
コメント
『姫のボイス最高かよ』
『これが親衛隊隊長の特権なのか』
『さすがましろん。神対応だな』
『オレも欲しい』
「それじゃ質問ある?さくら、キサラ」
《そのボイスはかのんが頼んでましろ先輩に録音してもらったのかい?》
「そうです。結構コミュ障陰キャ女おつみたいになってましたけど、お願いしたら録音してくれました」
《どう思うキサラ?かのんが頼めると思えないんだけど……》
《いや。かのんちゃんはましろ先輩になら色々話せてるみたいですし、最古参のリスナーであるかのんちゃんならあり得ますよ?いつも推しのましろ先輩への愛が暴走してますからw》
《確かにそうかも知れねぇw》
コメント
『確かにw』
『かのんちゃんw』
『博士の言う通り』
「質問ないね?はい。じゃあキサラ最後のエピソードお願い!」
《はい。『怒ってます。同期のあの子が無茶ぶりしてきた件』ですね。まずこれはあるココの2人なんですけど》
「良かった……かのんじゃなかった」
《ふふ。かのんちゃんはそもそもキサラと配信でも裏でもあまり話さないじゃない》
コメント
『草』
『おいw』
『なぜびびってたんだw』
「無意識になんかしちゃったかも知れないじゃん!だって、ほら……怒られるかもしれないから」
《一応10月でデビューして1年経つんですけど、もちろん関係性も変化していて、正直キサラは3期生の中でも結構年上なんですね?話の流れで学生の時の話とかしてても、みんなとジェネレーションギャップを感じて少し寂しい気持ちになる時があるんです実は》
「リリィママもそうなのかな……」
《おい!怒られるぞポアロ先輩w》
《それである時、裏で某ハンバーガーショップにあるココと行ったんです。そしたら復刻バーガーがあって『懐かしい学生の時食べたわ』って言ったら、え?みたいな反応してて、あの……ゴスロリがですね『キサラさん。他の復刻バーガー教えてよw』って言ってきて、何個か教えたんですけど、全部知らないと言われて……魔女っ子は『それキサラさんのオリジナル?』とか言ってきたんですよ》
コメント
『草』
『まさかのwww』
『やべぇw』
『おいw』
《まぁ。キサラは一応お姉さんですから、その場は怒らずにいました。そしたら今度から何かにつけて、少し古いものを見つけるとあるココが『これ知らないなぁ、キサラさんは知ってるよねw』と無茶振りの年齢いじりをしてくるようになったと言う話です》
「ごめ~んリリィママ!ポアロ謝るよ!」
《やめろwリリィ先輩はまだ若いんだから!》
すべてのエピソードが終了した。あとはお互いの嘘を当てるだけになった。
10
お気に入りに追加
109
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界に来たのでVtuberになろうかと思う
月乃糸
大衆娯楽
男女比が1:720という世界に転生主人公、都道幸一改め天野大知。 男に生まれたという事で悠々自適な生活を送ろうとしていたが、ふとVtuberを思い出しVtuberになろうと考えだす。 ブラコンの姉妹に囲まれながら楽しく活動!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
僕が美少女になったせいで幼馴染が百合に目覚めた
楠富 つかさ
恋愛
ある朝、目覚めたら女の子になっていた主人公と主人公に恋をしていたが、女の子になって主人公を見て百合に目覚めたヒロインのドタバタした日常。
この作品はハーメルン様でも掲載しています。
最底辺の落ちこぼれ、実は彼がハイスペックであることを知っている元幼馴染のヤンデレ義妹が入学してきたせいで真の実力が発覚してしまう!
電脳ピエロ
恋愛
時野 玲二はとある事情から真の実力を隠しており、常に退学ギリギリの成績をとっていたことから最底辺の落ちこぼれとバカにされていた。
しかし玲二が2年生になった頃、時を同じくして義理の妹になった人気モデルの神堂 朱音が入学してきたことにより、彼の実力隠しは終わりを迎えようとしていた。
「わたしは大好きなお義兄様の真の実力を、全校生徒に知らしめたいんです♡ そして、全校生徒から羨望の眼差しを向けられているお兄様をわたしだけのものにすることに興奮するんです……あぁんっ♡ お義兄様ぁ♡」
朱音は玲二が実力隠しを始めるよりも前、幼少期からの幼馴染だった。
そして義理の兄妹として再開した現在、玲二に対して変質的な愛情を抱くヤンデレなブラコン義妹に変貌していた朱音は、あの手この手を使って彼の真の実力を発覚させようとしてくる!
――俺はもう、人に期待されるのはごめんなんだ。
そんな玲二の願いは叶うことなく、ヤンデレ義妹の暴走によって彼がハイスペックであるという噂は徐々に学校中へと広まっていく。
やがて玲二の真の実力に危機感を覚えた生徒会までもが動き始めてしまい……。
義兄の実力を全校生徒に知らしめたい、ブラコンにしてヤンデレの人気モデル VS 真の実力を絶対に隠し通したい、実は最強な最底辺の陰キャぼっち。
二人の心理戦は、やがて学校全体を巻き込むほどの大きな戦いへと発展していく。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる