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本編
-263- 繋がるこころとからだ***
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アレックスは、今日もナイトポーションを口に含んでからそれを使ってくれた。
ゆっくりと一本の指を埋めて、少しずつ解してくれたんだ。
一度目と同じ体勢で、僕はアレックスの背中しか見えなかったけれど、ずっと勃ったままっていうのはわかってた。
僕が指を増えてく違和感に声を上げる度、アレックスは優しく声をかけてくれるけれど、時折息を詰めてるのを感じる。
任せてばかりじゃ、可哀そうだ。
自由になる左手で、アレックスのお腹をたどる。
お臍を伝って、そのまま這わせるように下に手を伸ばす。
「あー…レン、今日はいい……触らないでくれ」
「え?……ん……っなんで?」
せめて、手でと思ったんだけれどな。
触らないでって言われると、ちょっと悲しくなる。
身体だけじゃなくて、こころも敏感になってるみたいだ。
「今レンに触られたら暴発しちまう」
「んっ……でも、僕だけずっと気持ちよくしてもらってばっか……はあっ……んんっ」
「そんなことない」
「けど……んんっ」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音が耳につく。
アレックスの指は僕の中で少しずつ大胆に動いて、抜き差しを繰り返すその動きも早さを増していくみたいだ。
「ああっ、そこっ……駄目っ、変になるとこだからああっ!!」
「ああ……っ変じゃなくて、良いところだろ?」
「ふはあっ……んっ、いい、気持ちいい……はああっ……んんっあ、あ、あ、あっ……またイっちゃ……あっ!」
僕の息が上がっていく度、なぜかアレックスも息が荒くなってく。
「あっ、やだっ!抜かないでっ……あっんん……はあ」
急に指を引き抜かれて、じれったさを訴えると、くるりと天井を向けられて膝を割られる。
アレックスの綺麗で立派で大きな、まるでオブジェのようなおちんちんが目に入る。
心も身体も待ちわびていて、早く早くと焦る。
「ん……早くきて」
「っ……あんま急かさないでくれ」
「んん……」
「ただでさえっ…可愛いんだ……っ」
「ああっ!……っ入ってる、入ってるっ……あっ……」
「けしかけんなって……あーくっそ、やばいな……っ」
奥まで埋まると、アレックスが詰めていた息を、大きく吐き出して、ゆっくりと律動を始めた。
「あっ……んんっ……んっ……はあ……んっ……」
指より全然太くて熱いアレックス自身に擦られるたびに、むず痒さを感じる。
痛みはナイトポーションのおかげでないし、衝撃は最初より少ない。
それは、アレックスが今日はゆっくり動いてくれてるからだ。
そう、もどかしいほどにゆっくり。
「この間……自分本位で、動いちまったから。今日は……もっと、気遣ってやりたい……」
「んんっ……そ、んなの……十分……んんっ……あっんん…ん、こない、だも……十分優し……っはあ」
ゆっくりと律動を繰り返されて、違和感が無くなってくる。
どんどん心も身体も溶かされてくみたいだ。
最初のときとは違う……なんだろう?このまま溶けてとろとろになりそうな気持ちよさだ。
アレックスに目を向けると、眉を顰めて辛そうな顔が映り込んでくる。
「我慢……しなっ……んんっ……」
「我慢してる、わけじゃない……や、してるが……っ気持ちよすぎてどうにかなりそうだ」
「あ……んんっ……んっ、ほんと?」
「ああ……本当だ」
僕ばかりが気持ちいいみたいで少しの罪悪感があったけど、アレックスも気持ちがいいみたいだ。とろけるような笑みを浮かべてくる。
良かった。
これから少しずつ慣れていくつもりだし、それでも慣れないなら、セオや旭さんに色々聞いて、アレックスには内緒にこっそり少しずつ自分でも解す気でいた。
でも、その必要はないかもしれない。
「ん……嬉しい………あっ!」
「っ!!……あー悪い……出ちまった」
「ん……」
アレックスが申し訳なさそうに笑って、『一緒にいこうと思ってたんだが』って告げてくるけど、僕はその温かさで満たされて気持ちいい。
「んっ……いっぱいであったかい。あ……」
温かさを告げると、僕の中にいるアレックスは、硬度が増したのがわかる。
困ったように笑ってくるアレックスのその背をきゅっと抱きしめる。
「もういっかい、しよう?」
アレックスの耳元で囁くと、アレックスがはっと息を飲む。
僕の誘いに応えるように、僕の中にいるアレックス自身が、ぐっと勃起するのがわかった。
再び律動が始まる。
その心地良さに酔いそうだ。
快楽に溺れないよう、アレックスの背中に回した両手にしっかりと力を込めた。
ゆっくりと一本の指を埋めて、少しずつ解してくれたんだ。
一度目と同じ体勢で、僕はアレックスの背中しか見えなかったけれど、ずっと勃ったままっていうのはわかってた。
僕が指を増えてく違和感に声を上げる度、アレックスは優しく声をかけてくれるけれど、時折息を詰めてるのを感じる。
任せてばかりじゃ、可哀そうだ。
自由になる左手で、アレックスのお腹をたどる。
お臍を伝って、そのまま這わせるように下に手を伸ばす。
「あー…レン、今日はいい……触らないでくれ」
「え?……ん……っなんで?」
せめて、手でと思ったんだけれどな。
触らないでって言われると、ちょっと悲しくなる。
身体だけじゃなくて、こころも敏感になってるみたいだ。
「今レンに触られたら暴発しちまう」
「んっ……でも、僕だけずっと気持ちよくしてもらってばっか……はあっ……んんっ」
「そんなことない」
「けど……んんっ」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音が耳につく。
アレックスの指は僕の中で少しずつ大胆に動いて、抜き差しを繰り返すその動きも早さを増していくみたいだ。
「ああっ、そこっ……駄目っ、変になるとこだからああっ!!」
「ああ……っ変じゃなくて、良いところだろ?」
「ふはあっ……んっ、いい、気持ちいい……はああっ……んんっあ、あ、あ、あっ……またイっちゃ……あっ!」
僕の息が上がっていく度、なぜかアレックスも息が荒くなってく。
「あっ、やだっ!抜かないでっ……あっんん……はあ」
急に指を引き抜かれて、じれったさを訴えると、くるりと天井を向けられて膝を割られる。
アレックスの綺麗で立派で大きな、まるでオブジェのようなおちんちんが目に入る。
心も身体も待ちわびていて、早く早くと焦る。
「ん……早くきて」
「っ……あんま急かさないでくれ」
「んん……」
「ただでさえっ…可愛いんだ……っ」
「ああっ!……っ入ってる、入ってるっ……あっ……」
「けしかけんなって……あーくっそ、やばいな……っ」
奥まで埋まると、アレックスが詰めていた息を、大きく吐き出して、ゆっくりと律動を始めた。
「あっ……んんっ……んっ……はあ……んっ……」
指より全然太くて熱いアレックス自身に擦られるたびに、むず痒さを感じる。
痛みはナイトポーションのおかげでないし、衝撃は最初より少ない。
それは、アレックスが今日はゆっくり動いてくれてるからだ。
そう、もどかしいほどにゆっくり。
「この間……自分本位で、動いちまったから。今日は……もっと、気遣ってやりたい……」
「んんっ……そ、んなの……十分……んんっ……あっんん…ん、こない、だも……十分優し……っはあ」
ゆっくりと律動を繰り返されて、違和感が無くなってくる。
どんどん心も身体も溶かされてくみたいだ。
最初のときとは違う……なんだろう?このまま溶けてとろとろになりそうな気持ちよさだ。
アレックスに目を向けると、眉を顰めて辛そうな顔が映り込んでくる。
「我慢……しなっ……んんっ……」
「我慢してる、わけじゃない……や、してるが……っ気持ちよすぎてどうにかなりそうだ」
「あ……んんっ……んっ、ほんと?」
「ああ……本当だ」
僕ばかりが気持ちいいみたいで少しの罪悪感があったけど、アレックスも気持ちがいいみたいだ。とろけるような笑みを浮かべてくる。
良かった。
これから少しずつ慣れていくつもりだし、それでも慣れないなら、セオや旭さんに色々聞いて、アレックスには内緒にこっそり少しずつ自分でも解す気でいた。
でも、その必要はないかもしれない。
「ん……嬉しい………あっ!」
「っ!!……あー悪い……出ちまった」
「ん……」
アレックスが申し訳なさそうに笑って、『一緒にいこうと思ってたんだが』って告げてくるけど、僕はその温かさで満たされて気持ちいい。
「んっ……いっぱいであったかい。あ……」
温かさを告げると、僕の中にいるアレックスは、硬度が増したのがわかる。
困ったように笑ってくるアレックスのその背をきゅっと抱きしめる。
「もういっかい、しよう?」
アレックスの耳元で囁くと、アレックスがはっと息を飲む。
僕の誘いに応えるように、僕の中にいるアレックス自身が、ぐっと勃起するのがわかった。
再び律動が始まる。
その心地良さに酔いそうだ。
快楽に溺れないよう、アレックスの背中に回した両手にしっかりと力を込めた。
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